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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝を会社の近所のお店…、立ち食いそばの「ゆで太郎」。

    ydt.jpg会社のはじまる時間にそれほど余裕がなかった。
    早起きはした。
    十分、間に合う時間に起きて髭もあたった、シャワーも浴びた。
    月曜日だからちょっと早めに部屋を出よう。
    そう思ったのに、なんと今朝。
    NHKの朝の連続ドラマが今日から新シリーズ。
    先週までの「おひさま」は、なんだかみんながヘラヘラケラケラ、何かしゃべると笑って済ませる。
    笑う門には福来る、ってテーマだったのだろうけれど、怪しいキノコをみんなして食べたの?って思っちゃうほど薄気味悪くて、後半ほとんど観ていなかった。
    今度はどうか?と見始めたらば、なんと。
    椎名林檎の主題歌が…。
    それで思わず見入ってしまう。
    さすがに初回は力が入っているのでしょうけど、カメラがよくていい感じ。
    結局ラストまで見届けて、ぼやぼやしてたら次の番組が「収納のカリスマ主婦」ってのが出てきて彼女がなかなかスゴイ。
    それまでみそうになって急いで家を出た。

    水道橋の駅の前。
    富士そばがあり、その向かい側にこのお店。
    存在はずっと知ってはいたけどなかなか試す機会がなくてそれで今朝は、エイヤと入る。

    7f679d7c.jpg自家製麺にこだわるお店。
    だからお店に必ず製麺機がおいてある。
    当然、厨房は大きくて、この店なんて店舗面積の半分くらいが厨房として割かれてる。
    家賃の高い都心のお店。
    この店だけじゃなく、千代田区だったり港区だったり都心も都心。
    東京の中の東京みたいな場所に集中的に展開している。
    小諸そばとおんなじ街を選んで出店。
    けれど大きな場所を確保するため、目立たなかったり、ビルの二階だったりとちょっと良くない立地を選ぶ。
    それでもファンができればワザワザ来てくれる…、とそう言うことなのでありましょう。
    それにしてもうなぎの寝床のようなお店の、入り口横から奥の奥まで、ズズッと続くカウンターの長くて大きく、立派なコトに圧倒される。

    入り口のとこで食券買って、店長らしきおじさんに、蕎麦でお願いいたします…、と。
    渡すと即座に、蕎麦をテボウに移してチャチャッと釜に落として温める。
    茹で上げという訳ではないのですね…、スピード勝負の業態だからしょうがないとこ。
    それでもうまきゃ、文句なし。

    3b6612db.jpg選んでたのんだのは朝の定食。
    小さなかけに小さな丼がセットになるというモノで、カレー丼か明太子丼が選べてそれで朝から魚卵を選ぶ。
    それにコロッケを追加して、朝の贅沢。
    オモシロイのがここのメニュー。
    サイドでコロッケはあるのだけれど、コロッケ蕎麦というメニューはない。
    かき揚げだったりイカ天、ちくわ天と天ぷら系の蕎麦のラインアップはしっかりあって、コロッケなんぞを乗せて食べるのは推奨してないのかもしれないネ。
    蕎麦屋的なるこだわりだったらオモシロいと思ってたのむ。
    お盆の上に蕎麦の丼、飯の丼、そしてお皿にコロッケが別添にしてやってくる。

    いい匂いが漂います。
    立ち食いそば屋の店先に、胸焼けするような化学調味料の匂いが立ち込めるコトがある。
    チェーン店では結構多くて、けれど不思議なコトにココはそんな匂いが無縁のお店。
    透き通ったキレイなスープ。
    一口すすると、あぁ、おいしい。
    鰹節の香りが強くて、スッキリとしたコクがある。
    もしかしたら蕎麦の上に、ネギと一緒に鰹節でもふりかけてるのか?って、思うほどにカツオの自然な味がする。
    コクはある、けれそスッキリ後味がよく、ゴクゴク飲める見事な出汁。
    かえしの味は最小限で、だから蕎麦の風味がスキッと引き立つステキ…、これは悪くないなと思う。

    0be5b7d1.jpgあまりに出汁の風味が見事で、たしかにコレにコロッケのせて食べるのって申し訳ない。
    そうも思って、半分ほどをそのまま食べる。
    食べれば食べるほどにおいしさつのる見事さに、ウットリ、ニッコリ。
    このまま全部、食べてしまおうかと思いもするけど、カウンターの上にはソースも醤油もなくて、そのままコロッケ食べるにはいささかなにやらモノ足りぬ。
    それで勇気をふりしぼり、そっと乗っける。
    お蕎麦の上にコロッケを!

    油がジワリとにじんできます。
    恐る恐るその部分の出汁をすすると、ほのかな雑味を口が感じる。
    コロッケ一口齧るとシットリ。
    上等な出汁を含んでおいしくなっていて、けれどあんまり出汁を油で汚したくない。
    箸でコロッケ、軽く沈めて温めて、そして引き上げお皿に戻す。
    出汁の風味をまとわせたほの温かいコロッケをクチュっと食べて、ご飯のおかずにしてすます。
    食べずにいたのがもったいないほど、出汁がおいしく麺の儚さ帳消しにする。
    腹一杯になるのではなく、小腹満たしにココにきてズズッとかけをすすって帰る…、そんな粋な食べ方がにあったお店、とそう思う。
     

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    無題
    「おひさま」は同感ですな。途中から『????』って私もなりました。
    コロッケそばっておいしいと聞きました。試さないうちに都内の仕事を辞めてしまいました。おいしそー!
    みやはらさん / 2011/10/03(Mon) /
    コロッケそば
    > みやはらさん
    最後の最後まで斉藤由貴がやってくる件の意味がまるでわからず、もしかしたらこの物語全体が壮大な夢オチかもしれないぞ…と心配しちゃうほどの迷走ぶりでした。

    コロッケそば。
    ボクはずっと邪道だと思っていたのですが、なかなかおいしい。
    東京の一般的な立ち食いそばのこってりとした化調まみれのツユをおいしくしてくれる、大衆の知恵…って思います。
    不思議なコトに、これを揚げたてのおいしいコロッケでつくると、あまりおいしくないのですよね。
    オモシロイです。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/03(Mon) /
    おひさま
    サカキさんは残念ながら所詮都会の人ですね。東日本大震災の被災者としてはテレビでまで打ちひしがれる人を見たくない。困難にあっても立ち上がっていく人たちを見たいのです。うまいものをたらふく食べている都会の人にはわからないでしょうけど
    おぎりんさん / 2011/10/03(Mon) /
    無題
    おぎりんさん

    失礼ながら、サカキ様の筆致の表層のみをご覧になられているのではないのでしょうか。

    私も被災地の人間です。
    きれい事ではすまされない自体に厭と言うほど直面しました。



    元気は、求め方ひとつでまったく様相を変えると思います。

    少なくとも、私はサカキ様のブログを読み、元気と生きる欲求をもらうことができています。

    「残念ながら」「所詮」という言葉遣いは、僭越ながらいかがなものかと思った次第です。

    乱筆失礼いたしました。
    ポテトグラタンさん / 2011/10/03(Mon) /
    無題
    ポテトグラタンさん。残念ながら論点が違います。「おひさま」が被災者の心の支えになっていた。それを一言で切り捨てたサカキ氏の想像力の欠如に落胆しただけです
    おぎりんさん / 2011/10/03(Mon) /
    深いモノの見方
    > おぎりんさん
    困難にあって立ち上がる物語。
    その通りですね。
    ボクはその内容がどうこうではなく、あまりに単調なその表現方法が苦手だと言いたかったのです。
    被災者の方々の総意を代表されたおぎりんさんのご指摘。
    恐縮いたします。
    心無いモノいいが、被災者のみなさんのココロを哀しくさせたのであれば、お詫びの言葉をいくら重ねても足りぬこと。
    どうぞ、このブログが存在したことをお忘れ下さい。
    申し訳ありませんでした。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/03(Mon) /
    ありがとうございます。
    > ポテトグラタンさん
    被災地から遠く離れたワタクシには想像もできないほどの大変を経験されたと存じます。
    その痛みを分かろうにも、分かれぬ歯痒さ。
    申し訳なさすら感じます。

    問題の大きさはまるで違うかもしれませんが、2年前、会社や立場、ほとんど全ての生活基盤を失ったとき。
    遠い未来のコトを目標にしたり、夢をもったりすることなどまるでできない日々を送りました。
    ただただ、今日よりも明日のほうが必ず良い日であるはずだ、とそう思うコトが精一杯。
    そして、その時に感じたのが、今日のお腹が満たされること。
    お腹だけでなくココロまでが満たされるコトって、なんてシアワセなことなんだろうと…。
    だから今。
    ひとりでも多くの方々と、毎日のささやかなシアワセを大切に感じることを共有出来れば、と思いながらこのブログを書かせて頂いております。

    今日の書き込みの、とてもうれしいお言葉、どうもありがとうございました。
    これからも一生懸命、がんばります。
    ステキなコメント、またお待ち申し上げております、よろしくお願いいたします。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/03(Mon) /
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