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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    市ケ谷外れの気軽な食堂、「ラ・タベルナ」って店で昼。

    taberna.jpg昔は近所に住んでいて、台所がわりに使っていた店。
    乗り換え含めて二駅分の引っ越しをして、それでも決して遠くはないけどちょっと足が遠のいている。
    今日はたまたま麹町にて小さな小さな打ち合わせ。
    仕事が終わって時計をみたら、昼ご飯には早めの時間。
    けれどココはもう営業中。
    あるいて10分かからぬ場所で、折角だから顔をだしてみましょうか…、って。
    それでテクテクやってくる。

    それにしても市ケ谷界隈。
    ここ一年で随分、様子が変わってきました。
    もともと小さな民家やビルが少なくて、大きな区画のお屋敷街。
    けれど古くから開発が進んでいたからでしょう、低くて古いビルが目立つ町並み。
    それがひとつ、二つと無くなり、開発待ちになっていた。
    そんな空き地がジンワリ一気に再開発のスタートっぽくなりはじめている。
    角だけ残してずっと駐車場になっていた、かつてのウチの近所の土地もキレイサッパリ更地になって、工事囲いが出来ていた。
    新たにできるビルのほとんどがマンションだったこの界隈に、オフィスビルができるというのも珍しい。
    東京の街…、まだまだ動いているんだなぁ…、ってしんみり思って、そして昼。
    4c0d8686.jpeg飲食店がメインテナントの雑居ビル。
    外階段をタンタン上がって、小さな扉をくぐって中に入ると小さなダイニング。
    古い木造のインテリアにてどこといって特別なとこはないのだけれど、お店のサイズに比べて大きく立派な厨房。
    フランス料理のお店が一軒できそうなほどに充実してるその中に、コック服着たコックさんが全部で5人。
    うちの料理はシッカリ手作り。
    おいしいものを食べていって頂戴ネ…、って力強いメッセージが中からジンワリ伝わってくる。
    基本はイタリア料理的なモノ。
    けれど洋食的なる料理もあれこれ揃ってて、気取りのないのがなによりステキ。

    エビグラタンのバタライス添えを、えらんで食べる…、ココで一番のボクの好物。

    7bc3d252.jpegまずはランチサービスのローストポテトとスープがきます。
    小振りのコロンとしたジャガイモに、ローズマリーをたっぷりまぶしてオーブンで焼く。
    塩がビシッときいていて、ネットリとした芋の食感、華やかにする。
    風味も甘みも自然で旨い。
    スープはオニオングラタンで、ソテしてカラメル状になったタマネギの甘味と香りで出来上がる正直な味。
    昼だからでしょう…、ニンニク控え目。
    代わりに粉チーズをタップリ使ったトーストが蓋した姿は本格派。
    それを食べつつ、しばらく待ちます。
    ピカピカに磨き込まれたソルタンペパの器やシルバー。
    一人にひとつ、もれなく持ってきてくれる氷タップリ入ったお水のピッチャーもピカピカで、気持ちがシャンと明るくなってく。

    そしてコレ。
    グツグツしながらやってきたのが、今日のメイン。
    深いグラタン皿の中に、タップリ上までホワイトソースが満たされて、時折、フツッとホワイトソースが沸騰し、海坊主のように膨らみ消える。
    一番底にはサフラン風味のバタライス。
    エビとホワイトソースとチーズ。
    つまり「ドリアじゃないの?」って言われればその通りなのだけど、これはあくまでエビのお料理。
    ドリアはご飯の料理であって、これはそれとは別物なのです。

    63c3cec5.jpegと言うのもエビが半端じゃないほどゴロゴロしてる。
    サフランライスの上にギッシリ、ほとんどご飯が見えぬほどエビが覆ってて、そのエビとエビの間をホワイトソースがつないでる。
    そんな感じの、つまりエビのホワイトソース和えチーズ焼き。
    それだけではお腹いっぱいにならないだろうから、バターライスを添えました。
    添える場所がたまたま横じゃなく底。
    だから見た目はドリアにみえる…、けれどドリアじゃないんです、って。
    屁理屈みたいで、けれど実際食べるとまさに、そんなお料理。
    スプーンをさしこみ、ご飯と一緒に持ち上げるともれなく必ず、エビが一匹、スプーンの上にのっかってくる。
    親指と人さし指で丸を作った、その大きさほどの形の揃った逞しいエビ。
    一尾、二尾と食べつつ数えて10尾を越えて、面倒くさくなって結局、数えるのをやめてしまった。
    けれど多分、20尾近くはいたのでしょうね。
    スルンととてもなめらかな、ホワイトソースに自然な甘み。
    甘みのもとは微塵に切ったタマネギを、透き通るまでソテしたモノで、これは一切焦げ付けずあくまで白く、ソースの白を邪魔せぬ気配り。
    この丁寧と正確が、やっぱりボクはオキニイリ。

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    気軽なご馳走
    5月にコチラへお邪魔しました
    ホントに気取らないイタリア風食堂でお気に入りです

    また行きたくなっちゃいました
    koutagawaさん / 2010/10/04(Mon) / URL
    今度またご一緒に
    > koutagawaさん
    イタリア食堂っていう言い方が、ココほどぴったり来るお店はなかなかないですよね。
    ただ、一人で来るといろんなものを食べることができないので、ぜひ、今度、またご一緒いたしましょう。
    サカキシンイチロウさん / 2010/10/04(Mon) /
    無題
    私もご一緒させてくださーい。

    こないだの牡蠣、そしてグラタンのえび、どうしても数を数えちゃうんですね♪
    キョーコさん / 2010/10/05(Tue) / URL
    ぜひぜひ
    > キョーコさん
    ご一緒しましょう。
    牡蛎とかエビとか、数え切れないほどズラッと並べて暴れ食いをしたいものですよね。
    ストレス解消にもなりそうです。
    サカキシンイチロウさん / 2010/10/05(Tue) /
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