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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    有楽町の、はまの屋にくる。

    8947e6fd.jpegちょっと元気をなくしたとき。
    毎日毎日、同じコトの繰り返し。
    いつまでこんなことが続いていくんだろうってやるせない気になったとき。
    この店に来ると、人生ってモノがそもそも同じコトの繰り返し。
    仕事も人の人生の一部であって、だから唯一仕事だけがその繰り返しから免れるなんてコトはないんだ…、ってコトに気がつく。

    ボクはここにたまにしか来ぬ。
    だから同じように並んだシュガーポットや灰皿に、ホッとしながらいつも新鮮に思うけど、ココで働く人にとってはもう何十年も見続けた馴染みの景色。
    毎日、毎日、飽きず同じコトをずっと繰り返し、けれどそれを決して単調なんかとは思わぬ気持ちが、この名店を作ったんだな…、って思うと背筋がシャンとする。

    立派なオフィスビルの地下に向かって階段降りて、お店に向かって近づくボクを見て、もう「いらっしゃいませ」を言う準備する。
    ボクがいつも同じ注文するのをしってて、それでも「今朝は何にいたしましょう」と横に立ってニッコリとする。
    ボクにはそれが、まるで今日のボクのためにあつらえられたように感じる。
    同じコトをくりかえしつつ、同じ日は二度とこないとそう思いながら一人ひとりに真剣に向き合う姿勢に頭が下がる。

    いつものサンドイッチをたのみます。

    fdc29d73.jpeg玉子とハムのサンドイッチ。
    パンはカリッと焼いてもらって、作ってもらう。
    たのむと早速、シャカシャカ、フォークがステンレスのボウルをひっかく音がする。
    玉子をほぐす軽やかな音。
    そのうち音が、タプタプちょっと重たくなっていき、それに続いてジュジュッと玉子が焼ける音がする。
    甘い香り。
    玉子が焼けるときに発する独特のむせ返るような匂いがお店に漂ってきて、そしてしばらく静かになる。
    ただ粛々と、サンドイッチをなす素材が次々かさねられ、サンドイッチに形をかえているのでしょう。
    はい、お待たせ…、ってやってきたコレ。
    いつもの如き、うつくしきさま。

    コンガリ焼けたトーストブレッド。
    前歯にカサカサ、乾いた感じが香ばしく、けれど中はまだシットリとしたまんま。
    パンの甘みもほどよくて、特に焼いた玉子との相性がいい。
    今日はいつもよりちょっとマヨネーズっぽさを強く感じた。
    どうしたことか、とパンをめくって見はしたけれど、中にマヨネーズっぽいモノがほとんど見つからぬ。
    玉子焼きが吸ってしまったのか、それとも玉子を焼くときにマヨネーズを油がわりに焼いたのか。
    今度、どうだか聞いてみようって思ったりした。
    オゴチソウ。

    90665e1b.jpegココのコーヒー。
    とっても熱い。
    コーヒーそのものも熱いけれども、カップがお湯の中で充分、温められてて中をフウフウする前に、カップをフウフウしたくなるほど全部熱い。
    その熱々のカップに唇をあて、ズズっと空気を含ませながらコーヒーを飲む。
    当然、湿った音が立つ。
    西洋のテーブルマナー的に言えば失格、下品な行為。
    けれど日本の料理は容赦なきほどの熱々料理が多くって、空気と一緒に食べなきゃ味わうなんてできなくなっちゃう。
    空気をタップリ含ませながら、ほんの少量、ひとすすり。
    コーヒーの中に隠れてた風味や香りが驚いて、一気に目覚めて口の中にて花開く。
    まるでワインのテイスティングのようになるのが、またオモシロイ。
    酸味が強い、昔ながらの喫茶店風コーヒーに、砂糖を入れる。
    そしてミルクをタップリくわえて、ユックリ、ジックリ、時間をかけてやっと飲む。
    さて、お仕事にまいりましょうか、ニッコリと。

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    うつくしい!
    使い込まれてきたコーヒーカップやシュガーポットや灰皿やコップなどのテーブルの上の道具が
    なんだか役者のような存在感があって、とてもうつくしくて感動しました。

    サンドイッチも実においしそうです。
    機会を作って伺ってみます。ご紹介ありがとうございます。
    こぱん。さん / 2010/10/01(Fri) /
    ココロおだやかになるお店
    > こぱん。さん
    本当にココロおだやかにしてくれるスバラシイお店です。
    サンドイッチは十数種類あって、それを組み合わせて自分のオリジナルの一皿を作ることもできるのです。
    是非、こぱんさん、オキニイリのサンドイッチを召し上がってみてください。
    サカキシンイチロウさん / 2010/10/01(Fri) /
    初物釜飯 HOME ストウブ料理と雨の午後
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