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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
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    性別:
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    1960/01/26
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    九段下にてランチをしようと、それでテクリと「三希房」。

    89f080ab.jpg神保町の隣の街の九段下。
    不思議なほどに上等で、ちょっと値のはるお店が多い。
    神保町は学生やサラリーマンが集まる街で、だから大衆的なランチレストランが昔から沢山あってにぎわっている。
    神保町を中心として、水道橋や御茶ノ水、竹芝それからここ九段下と、日本有数のオフィス街のど真ん中にあり、そこにつとめるサラリーマンの腹ぺこ需要を一手引き受けって感じのエリア。
    ワンコインで十分お腹いっぱいになるお店がメイン。
    むしろちょっとお金を使ってもいいから贅沢なランチをしたい…、って気持ちに応えるお店が少ない。

    それに比べて歩いてたった5分のココはワザワザやってくるだけの価値ある上等飲食店がたくさんあって、1000円超える単価であってもオモシロイほど混んでいる。
    ココもそんなお店のひとつで、ランチタイムが終わった時間。
    1時ちょっと過ぎというのにお店の中はほぼ満席で、昼休みを終えてオフィスに帰ってくお客様と入れ替わるように新しいお客様が次々やってくるステキ。

    ab63b4a1.jpg四川料理のお店であります。
    力強くてたくましく、しかもズシンとお腹に響く。
    なのに女性のお客様が半分くらいを占めていますか。
    女性を呼ぶのに女性が好む料理を作ろう…。
    飲食店のシェフがあれこれ考えて、やさしい味の野菜タップリ、健康的な料理を作ってよしとする。
    でもそれは大きな間違いで、女性は「おいしい料理」が好き。
    おいしくそして、たのしいならばどんな料理も分け隔てなく愛する博愛主義をもって、外食シーンを盛り上げているわけであります。

    今日のランチのこの組み合わせ。
    辛くてとろみのついた麺。
    甘酸っぱくてスキッと辛い酢豚にサラダ。
    それからご飯に漬物という盛りだくさんのセットであります。
    これでしめて1200円。

    メインの酢豚の美味しいことにウットリします。
    一口で頬張り切れないほどの大きさに切り分けられた豚肉がガリッと揚がって、甘酸っぱ辛いとろみのタレをまとってツヤツヤ。
    食材の大きさってとても大切。
    一口大に切れば食べやすくはなる…、けれど肉は噛みしめることで肉本来の味や食感を発揮する。
    この店のこの肉の大きさ、そして揚がった加減がまさに「豚肉らしい」旨さを発する理想的なる状態で、よくわかってる…、って感心します。
    ニンニクの茎に薄切りクワイ、パプリカそれからゆりの蕾と食感多彩で食べてたのしい。

    89284c0d.jpgスープ替わりの今日の麺。
    ニラとキノコの玉子とじが浮かんだ醤油味のスープそば。
    麺は少量。
    シャキッと固めに茹で上げられていて、スープの中でも伸びぬ頑丈。
    具材をまとめた玉子自体にとろみがついててそれがタプンと、麺に絡んで口の中へと流れこんでくる。
    ちょっと酸っぱい。
    ちょっと辛くて、スーラータンのような味わい。

    四川料理のわりにやさしい味だなぁと思っていたら、体がどんどん熱くなってくる。
    山椒と赤唐辛子の辛味を移した油がお腹で燃え始めたのでありましょう…、頭の天辺から汗が出てきて止まらない。
    これは体を温めるクスリのようなスープでござる。
    口は決して辛くないのに、体が熱いというたのしさにウットリしながら、気持ちは天へと昇ってく。

    それにしても具材のバランスが絶妙で、玉子のふんわりかろやかなコト。
    ニラのシャキッと歯ごたえ確かで、そこにクニュクニュ、シメジが交じる。
    かなりたくさん入ってるコリコリとしたキクラゲが、なめらかな方に向かう食感をひきしめる。
    ニラの風味が鮮烈で、けれど香りがいやらしくない程度の量に収められてる。
    味の設計図がシッカリしているに違いない。
    サラダもキノコがタップリ入って、細かく刻んで揚げたかぼちゃが色合い、甘みをくわえてくれる…、サラダまでもが野菜の料理になっているってところも感心…、オキニイリ。



    関連ランキング:中華料理 | 九段下駅神保町駅飯田橋駅


    食後に次の移動まで、近所のスタバでお茶をしながらまとめモノ。
    季節の飲み物を飲んでみましょう…、とそれではじまったばかりの飲み物「オレンジブリュレラテ」にした。
    436ade29.jpgチョコレートっぽい風味とホイップクリームのフックラとした喉越しに、オレンジピールの酸味と苦味がキリッと味をひきしめる、大人な感じのビターな飲み物。
    なによりクリームの上に漂うオレンジピールソースのキラキラ、オレンジ色が目に鮮やかで一足先の春を伝えるウキウキするような明るい飲み物。
    それにしても、焦げたカラメルみたいな風味を「ブリュレの香り」と言い張ることで、この商品のおしゃれな名前が出来上がっている。
    「アメリ」がそんなにヒットせず、「ブリュレ」がメジャーなお菓子になることがもしなかったら、これは「オレンジプリンラテ」とか「オレンジカラメルラテ」だとかって名前になってたかもしれないね…、と思いもするけどそれじゃぁ、ちょっと夢が無い。
    オレンジブリュレの風味がたのしいラテだったから、今日のお茶はたのしいお茶になりました。
     

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