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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼を九段下の三希房

    1df462e8.jpeg一ヶ月ほど前のコト。
    はじめて昼にやってきて、そのおいしさの見事なること。
    一口目にして、たちまちとりこになっちゃった。
    そのキッカケは冷たい坦々麺の一口。
    けれどその後、ランチコースでいろんな料理を味わって、腕の確かとレシピの見事。
    素材をよく知る人ならではの、調味料の選び方。
    独創的で、けれど決して創作的にならないレシピの的確さ。
    何を食べても感心させられるコトばかり。
    贔屓にしたいお店だなぁ…、とまた来る機会を狙ってた。

    たまたま午前に友人と、仕事を一緒にすることがあり場所はオフィスの水道橋で、ちょっと歩けばココがある。
    それでランチをココにした。
    時間は昼のちょっと前。
    にもかかわらず、お店は満席。
    1組ほどが待っていて、ボクも待ちの行列につく。

    ac59897c.jpeg近所のオフィスの人たちばかり。
    ひとり、二人のお客様は少数派にて4人、5人と同僚グループでやってきている。
    ココにくるため、早めにランチの休みをとってやってきているのでありましょう…。
    和気藹々にたのしげに。
    だからお客様が入れ替わり始めると、一気にテーブルが空いていく。
    食器を下げてテーブルセットをするテンヤワンヤの大騒ぎの中、あいた窓際の一等席に案内されて落ち着いた。

    メニューは簡単。
    今日の料理に今日の麺。
    その組み合わせに点心、ご飯やスープがついて何種類かの定食になる。
    麻婆豆腐や麺が全部で10種類ほど。
    基本的に、どれも辛いかあるいはコッテリした味付けのご飯がすすむ料理ばかりで、なかでもちょっと異色の料理をためしたかった。

    黄ニラとエビのワンタン麺。
    香港あたりの中華料理店が一番、力をいれる麺が塩味スープのワンタン麺。
    スッキリとした透明スープで、鶏ガラ、干した貝柱など。
    きれいな出汁がでる素材ばかりを使ってとった贅沢スープ。
    そこのお店の力量がわかる料理で、ここのコレ。
    見事であります。
    香り豊かでスープを一口すすると口いっぱいにうま味が広がる。
    お湯のようにきれいなスープの、どこにこんなコクやうま味が隠れているのか?って不思議になってしまうほど。

    3c75dba2.jpeg麺は太めのちぢれ麺。
    かんすい使わず手で揉むことでコシをあたえた、スッパリ歯切れる卵麺。
    断面四角く、すするとツルンとクチビル撫でる肉感的な食感がいい。
    炒めた黄ニラ。
    そしてネギ。
    風味豊かに炒められてて、シャキシャキ、歯ごたえとてもたのしい。

    秀逸なのがエビワンタン。
    ヒラヒラ、スープで揺れる薄皮。
    まるで金魚の尾っぽのようで、中のあんが透けている。
    明るいピンク…、エビの色。
    噛むとツルンと皮がとろけて、プチュンとエビのすり身が歯切れる。
    ムッチリとしてときおりクワイがシャリシャリ、奥歯に当たって潰れる、リズミカルにして官能的な味わいが口を満たして喉からお腹を撫で回す。
    麺にワンタン、それに野菜のうま味が溶けた透明スープを、コクリとのむと再びお腹がすいてくるかのようなおいしさ…、オゴチソウ。

    友人がたのんだ料理は今日の料理と冷やし坦々麺のオススメセット。
    まずは料理がやってくる。
    e71715c8.jpeg毎日変わるメインの料理は、牛肉と緑の野菜のオイスターソース炒めというモノ。
    ちょっと太めの細切りで肉の食感がほどよく残った牛のもも肉。
    脂がなくて赤みおいしく、しかも噛むとよき歯ごたえがあったこうした料理にピッタリ。
    オイスターソースのコッテリとしたうま味がシッカリ染み込んでいて、それと一緒にモロッコいんげんの太くて長くて、コリコリ歯ごたえ軽快、たのしい料理。
    冷たい料理がもう一皿…、油を軽くすいこませつつシットリ焼いた茄子を冷やして、それに刻んだレタスやキュウリ。
    胡麻の風味がシッカリとしたドレッシングをやさしくかけて、まるで鶏なし棒棒鶏。
    体がシャキッとするおいしさで、普通のお店が「付け足し」にするこういうところも手を抜かず「付け足し以上の一品」にする…、だから得した気持ちになれる。

    ee7988ed.jpeg今日の麺は当然、冷たい坦々麺。

    やっぱりおいしい。
    ゴリゴリするほど歯ごたえがあり、しかもスパッと歯切れて、バサバサ口の中で散らかり暴れてく。
    存在感が抜群で、細いクセしてとても頑丈。
    感心するのが、ワンタン麺で使う麺とは違う麺なのですね。
    ためしに見てみた、別の人が食べてたあんかけ焼きそばの麺もこれまた違った麺。
    おそらく、麺の種類にあわせて違った麺を選んで使ってるのでありましょう。
    こうした細かなところに力を抜かぬ正直…、すばらしい。

    ポッテリとしてクリーミーな、冷たいスープ。
    辛くてけれどナッツの甘みがコッテリしてて、ほどよき酸味と山椒の辛味がビビっと舌に痺れをくれる。
    体の中が冷えていくのか、それともホットにあったまるのか頭が迷うたのしい食べ物…、今日もゴチソウさまでした。

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