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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    夜、母飯をメインに家ご飯とする。

    70c3e6fa.jpegエビの唐揚げ。
    塩と胡椒で下味をつけ、殻ごとカリッと揚げたモノ。
    新鮮なエビは尻尾がおいしい。
    もっと新鮮なエビは足までおいしい。
    今日のエビは尻尾も足もどちらもカリッとおいしくて、思わずお酒を飲みたくなる出来。
    薄い衣がエビから滲んだ旨みを吸い込んで、おいしさズッシリ。
    いい感じ。

    それから若竹の芽とタコの煮たのん。
    瀬戸内に帰るたびに思うのが、タコがとてもおいしいこと。
    クニュクニュとした食感と、深い味わい。
    イカのように甘みがきつくはないから旨みが素直に引き立ってくる。
    関東にくるとイカがおいしい。
    でも瀬戸内ではタコを使った料理がおいしく感じる不思議。
    このタコも小さいながらも歯ごたえ抜群。
    なにより海の香りが見事で、噛みつつ味わい喉の奥へと手放してしまうのが惜しくなるような濃厚な味。
    カリコリとしたタケノコの芽も今の季節のオゴチソウ。

    おでんがあった。
    電子レンジでチンして食べる。
    タッパウェアに入れたまんまで温めたらば、煮汁に浸かって無かった部分がちょっと乾いて、焦げたみたいな感じになってた…、おもしろい。
    それにしても、田舎のおでん。
    大根、玉子に竹輪にカマボコ…、江戸前おでんとはまるで違ったこの風貌。
    表面ピンクの色鮮やかなカマボコが入っているのが讃岐風。
    練り物の中からでてくるうま味が他の具材にうつっておいしい。
    ちょっと酸っぱい辛子味噌をつけて食べるのが田舎風でもあるのだけれど、残念ながら食材なくて我慢する。

    1501f127.jpegトンカツが一緒に送られてきて、どうしようかとちと思案。
    そのまま温めるのもおもしろくない。
    二度揚げすると油がちょっと気にもなる。
    ならばと「かつ煮」にすることにした。
    麺つゆ伸ばして出汁として、そこにタマネギ。
    カツを沈めて温めて、最後に玉子でフワッととじる。
    パン粉が出汁を吸い込んでシットリおいしい。
    揚げた油が出汁に移ってコクがで て、それが玉子に乗り移る。
    ツルンと煮込んだタマネギの甘みがカツにのっかって、ソースをかけて食べるカツとはまるで違った料理になってる。

    ご飯にのっけて食べるとカツ丼。
    そば屋で酒をたのしむときのおつまみとして昔のお江戸のそば屋で「わかれ」と言って重宝してた。
    ご飯と上具が別れているから「わかれ」という粋な呼び方。
    天ぷらそばから麺を抜き、シットリ出汁を含んだ天ぷらを「ぬき」と呼んで酒のお供としたのと同じ。
    江戸の風流、味わった。

    6ec13e09.jpeg〆に蕎麦。
    中野にある「浅見製麺所」というところの生の蕎麦。
    胡麻と生粉打という二種類かって、それぞれ茹でて水でギュギュッてしめてやる。
    胡麻の蕎麦を茹でてる間、ずっと胡麻の香りがしてた。
    茹でてるお湯の中にも胡麻の風味や味が混じり込み、ほんの少々、黒っぽくなる。
    ツルンとたぐると、やっぱり胡麻の香りが鼻から抜ける。
    刻んだ胡麻をパラッとふりかけ、胡麻のうま味に拍車をかける。
    そばのつけダレに胡麻切り蕎麦を茹でたそば湯を加えてのむと、これまた胡麻の風味がフワッと鼻をくすぐる。
    ほんの少しのエグミと苦味がなんだかちょっと大人味。

    太めに切ったそば粉十割の生粉打ちそばは、ツルツルたぐりこむには太く、モグモグ、口に押し込みながら良く噛み味わう。
    蕎麦がネットリ、とろみを吐き出す。
    蕎麦の香りもひときわ強く、あぁ、これが蕎麦なんだ…、ってウットリします。
    冷たい蕎麦をズルッと味わい〆にする、夜はなんだか大人な感じ。
    明日も仕事がいそがしい。

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    無題
    遠くに住んでいても定期的に母ごはん、いいですね。

    瀬戸内魚介類は美味しいですよね。ぜひ広島にもいらしてください。私のイチオシは小イワシです。お刺身もいいし、天ぷらも!
    キョーコさん / 2010/06/02(Wed) / URL
    コイワシ
    > キョーコさん
    広島の名物のひとつですよね、小鰯。
    新鮮でないと食べることができない、産地ならではの贅沢。
    ボクは天ぷらが大好き。
    あぁ、広島にとんでいきたくなっちゃいますね。
    サカキシンイチロウさん / 2010/06/02(Wed) /
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