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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    昨日の夜。
    おでんを食べて、テレビをみながらぼんやりしてたら、お腹がちょっと動いてきたようで夜中に小腹がすいたよう…。

    curryudon.jpgカレーうどんを作って食べます。
    数日前に作ったカレー。
    冷蔵庫の中で冷やして寝かせておいたモノ。
    それをクツクツ、まず火を入れて、そこにおでんの出汁をくわえる。
    いろんなモノのうま味がしっかり溶け込んだ濃厚出汁で伸ばしたカレーの、まぁ、おいしいコト。
    シッカリ熱を通して再び、ガラムマサラを加えて風味を足してやる。
    スパイスの香りが食欲、さそいます。

    稲庭うどんをクツっと茹でる。
    大きな鍋で泳がせながら、茹でてお水でシャキッとしめて、別のお鍋にお湯を沸かしてそこで温めチャッチャッと水気を切ってお椀に放り込む。
    たくさんの鍋でお湯を沸かすと、空気が潤い感じがします。
    うどんの上にカレーをタップリ注ぎいれ、天かす、それから山椒をパパっ。
    オモシロイことに山椒の風味がくわわるとカレーがいきなり蕎麦屋な料理に変わってく。
    ズルンと食べます。
    汗が出る。
    額にプツプツ大きな汗が次々浮いて、自分の重みに耐え切れずダラダラ顔を濡らして落ちて、あぁ、体が動いて来たんだとウレシクなります。
    お腹もシッカリ目覚めたようで、体のすみずみにスパイスパワーがみなぎるよう。
    おやすみなさい…、とそのままベッドでお休みをした。

    そして朝。

    d861461e.jpegお粥を焚いてご飯とします。
    ご飯を軽く一握り。
    お鍋に入れて水をタップリ。
    塩をパラッとひとつまみ。
    弱火でコトコト、ただただジックリ焚いていく。
    鍋底にこびりつかないようにときおり、木べらでグルンとかきまぜながらユックリジックリ。
    時間をかけて焚いてくと、やさしい粘り気がやってくる。
    あとはとろ火で放っておくだけ。
    フツフツ、粘った水面に大きな泡がプックリできてはプツンと消える。
    お米の粒もフックラ膨れて、その熱々を器にうつす。
    そこに昨日の夜に炊いたおでんの大根をあたためおいた。

    出汁をタップリ吸い込んだシットリやわらかな煮大根。
    スプーンでそれをくずしつつ、お粥と一緒に口に運ぶと、なんともおいしい。
    口の中で大根が、クチャっとつぶれてジュワーッと煮汁を吐き出し、お粥の味をひきたてる。
    粘り気のあるお粥のお汁。
    フックラ膨れたご飯の粒が、やさしく喉をなでていきお腹にポテッとおさまっていく。
    体の中からお腹がポワンとあったかになる、目が覚める。

    af62f99f.jpeg一緒におかずをいくつか作る。
    食欲はまだそこそこで、けれど料理を作ればお腹もすいてくる…、それでいくつか。

    出汁と砂糖で味付けをした卵焼き。
    いつも以上に砂糖を入れて、甘あまにして焼いてみた。
    玉子がジジっと焼ける音。
    玉子焼き鍋から昇って鼻をくすぐる甘い香りがゴチソウ。
    食べるとたしかにとっても甘くて、まるでお菓子のような味。
    けれど甘さが今日はおいしい。
    元気がでるよな気持ちになった。

    それからイカゲソ。
    粕漬けの魚で有名な魚久の、店頭でときおり売られる奉仕品。
    イカのゲソだけを漬けたモノで、安くてしかもおいしくていい。
    病院に寄ったついでに買ってきた、それをスキレットでコンガリ焼いたの。

    プチプチとした吸盤が、口の中で壊れてカラカラ転がる様がなんともたのしく、にぎやかでいい。
    ムッチリとしたイカの食感。
    焦げた麹の香ばしさ。
    味わいぶかくて、お粥がすすむ。
    今日は午後からちょっとおでかけ…、それまでぼんやり、一休み。

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