サカキノホトンブログ在庫整理の夜のコト

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在庫整理の夜のコト

夜、冷蔵庫の中の掃除をします。
野菜あれこれ。
それに練り物。
保存の効く食品たちも、そろそろ使ってやらなきゃかわいそうな、そんな微妙なタイミング。
それでおかずを作ってご飯。

まずは茄子と練り物の甘辛煮。
茄子に、竹輪にカマボコをどれも長細く切っておく。
まずは茄子を油で揚げて、他の具材と一緒に甘辛醤油の煮汁に入れる。
そして火にかけ、クツっとやって火から下ろして煮含める。
練り物を煮ると、中から魚の旨味がどっさり出て来て煮物をおいしくさせる。
姿を変えても、これはもともとお魚だった…、ってコトがわかっておもしろい。
カマボコの白い肌に茄子の紫色が移って、色黒になる。
それがまたまたおもしろい。
フニャっと潰れる煮茄子の、しっとりとしたやさしい食感。
ご飯の上にのっけるとご飯もほんのり色づいてくる。

それから玉子を料理する。

まず明太子。
グリラーにいれカラっカラに焼く。
お湯をタップリ下皿にはり、焦がさぬように時間をかけて。
魚卵はレアの状態の、外はホツホツ、中がシットリの状態が一番おいしくはあるのだけれど、けれど今日は魚卵の一粒一粒がカサカサ口をちらかるさまをたのしみたくて。
それでよく焼き。
魚卵の粒がパラパラ、カラカラ、歯茎を擦るように感じる。
騒々しくて、色っぽい。

それに卵焼き。
玉子三個を良く溶いて、砂糖であまく味付けしたの。
卵焼き用の四角フライパンにちょっとづつ、溶いた玉子を流し込みくるっと巻いてはまた流し込み。
固めにキッチリ焼いたもの。
ポワンと甘い玉子の香りが鼻をくすぐる。
なんだか体もあたたかになる。

スープ替わりにと麺を一杯。
熊本産まれの棒ラーメン「アベックラーメン」を使ってちゃんぽん。
芯を残して固めに乾麺を茹で上げて、水でギュギュッとしめておく。
キャベツとナルトをフライパン。
油で炒めてそこにツナ缶。
旨味の入った漬け油ごと、パカっと入れて混ぜ合わせたら、麺を投入します。
ジャジャッと炒めるて温度を上げてスタンバイ。
最後にスープ。
袋の中に入ってた醤油豚骨のスープペースとをお湯で溶いたのを注いでグツグツ煮込んでオッケー。
ネギを散らして出来上がり。

シコシコの麺。
細いクセして歯ごたえ抜群。
炒め油やツナ缶詰めの油が麺をコーティングして、熱々状態が持続するのがとてもうれしい。
食べると汗をびっしょりとかく。
なんともたのしい在庫整理をかねたイエメシ、テレビを見ながらほっこりとする。

ところで最近、気になるテレビコマーシャル。

サントリーのこのビタミンウォーターのシリーズは面白く出来てるのだけど、これは格別秀逸です。
由紀さおりさんのネットリとした、まるでセルフパロディーみたいな歌声と、「週刊新潮」のコマーシャル的なるレトロなアニメ。
一回観たら忘れられない、不思議なテイスト。
ちょっと喉が渇きます。

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2009/11/08 (Sun) ボクツクル・ナニツクル Trackback() Comment(0)

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