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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    夜を自宅でご飯としました、季節のコレを食べたくて…。

    40a9cbac.jpegワタリガニ。
    瀬戸内にいた頃、カニと言えばこのワタリガニ。
    毛ガニでもなくタラバでもなく、このワタリガニ。
    季節になると漁師の奥さんがバケツ一杯持ってきて「奥さん、ワタリはいかがですか?」って、それをまとめて買っていた。
    小さいワタリは汁にして、大きいモノは蒸して味わう。
    子供も含めて1人一杯。
    バリバリ食べて指を舐め舐めお腹を叩く。
    それがボクらの夏のたのしみ。

    安かったモノ。
    新鮮だったし、調味料いらずの究極の美味。
    今日、伊勢丹の地下に行ったら立派なワタリガニがあって愛媛直送って書いてあった。
    まもなくメスの終わりの季節。
    中でも大きなのを3つ選んで、持たせてもらい一番重たく感じたのを買う。
    メスであります。
    今の季節のワタリのメス…、玉子を抱いて絶対おいしいに違いないと、買ってシュワーッと蒸し上げる。
    大きなカニがまるごと入る鍋を用意してお皿にザル…、それが浸らぬくらいのお水をはって潰したしょうがをザルに散らしてカニをそっと置いて蓋する。

    1f40ae2d.jpegカニの甲羅を下側にして。
    お腹の下に三角形の部分があって、そこに塩をこすり込みそれでジックリ。
    コトコト蓋が持ち上がり、蒸気がふつふつ出始めてから20分ほど。
    蒸気とともに甘い香りが漂ってく。
    たまらず蓋を開けると中には甲羅を真っ赤にさせてコトコト、お皿と一緒に動くカニ。
    火を止め、ズッシリとしたカニを持ち上げ、パカッと甲羅を開くと中に、あぁ、うつくしい。

    オレンジ色の玉子がタップリ。
    ねっとりとした半熟卵の黄身のような玉子もある。
    甲羅の内側にはきっちり固まりこびりついたような玉子もあってそれらを口に含むと、とろんととろけて歯茎にこびりつきうま味を滲ます。
    カニの玉子でこれほどおいしい玉子が他にあるとしたらば、上海蟹以外にないでしょって思ってウットリ。
    スベスベとした象牙色した身はシットリと。
    みずみずしくてハリがあり、ツルンと滑るような食感…、栗の香りに煮た独特の風味もゆたかでなつかしい…、あっという間にお腹の中におさまった。
    2d03b4e9.jpeg立派なゴーヤが手に入り、それを使ってフーチャンプルー。
    乾いたお麩を水で戻して、一口大にちぎって搾って玉子に浸す。
    下味つけて、軽く焼きゴーヤとツナ缶、カニかまぼこをほぐしたモノを具材としつつジャジャっと炒めて出来上がり。
    割りと簡単…、にも関わらずフッカリとしたお麩の食感が軽くて独特、シャキシャキとしたゴーヤの食感、みずみずしさが引き立つゴチソウ、よくできた。
    豚しゃぶでもしようかと買ってた肉と空芯菜を紹興酒で蒸し味付けをした小菜は、噛めば噛むほどとろみがでてくる、体が元気になりそうな味にてオキニイリ。

    a0e0aa90.jpegそれからもひとつ…、田舎を思い出しながら作った料理、茄子そうめん。
    松山にいた頃、夏によく食べていた。

    まずはナスの甘辛煮を作っておきます。
    今日はナスが安くてしかも立派なものが売っていた。
    色が深くてヘタのところがトゲトゲしてる。
    スパッと切るとみずみずしくて、ギッシリ詰まった感じが伝わる。
    横に半分。
    縦に半分。
    一本を都合4つに切り分け皮の部分に包丁を入れ油でいためる。
    植物油を軽くひき、皮の部分から焼いてこんがり。
    ナス全体がしんなりしたらごま油を入れ、出汁に醤油に砂糖に輪切りの赤唐辛子。
    それでクツクツ煮込んでしばらく休ませ煮含める。

    そして再び火にかけて煮汁がクツクツしてきたらナスだけ取り出し、出汁で少々、煮汁を薄める。
    そこにそうめんを乾いたまんま投入し、汁をふくませ麺がトロンとしてきたらお鉢に盛ってナスを飾って出来上がり。
    そうめんがまとった粉が煮汁に移って汁全体がとろりとしてきて麺の絡みがよくなる上にナスの旨みや赤唐辛子の辛みと一緒に食欲どんどん湧いてくる。
    昔はこれでご飯のオカズにしていたんだよね…、って思ってニッコリ、なつかしい。

    ところでこれ…、7月23日に渋谷ヒカリエで行われたPerfumeのライブパフォーマンスの様子なんだけど、ビックリします…、お急ぎの方は2分くらいのとこからどうぞ。



    こんなコトができるんですよねぇ…、今のホログラフの技術ってスゴいとこまで来てるんだって思うと同時に、こうした世界観とパフュームの肌合いの良さがこうしたステージを創りだしてもいるんだろうって思いもしました、オキニナリ。
     

    拍手[3回]

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    無題
    ワタリガニの調理法、とっても勉強になりました!
    うちではワタリガニ、酒と醤油で炊いてそのだしでおからを炊くのがおばあちゃんの定番でした。
    doramiさん / 2012/08/12(Sun) /
    おから
    > doramiさん
    カニのうま味でおからを炊く…、おいしそうですね。
    同じ素材もいろんな調理の仕方がある…、料理の世界ってステキですね。
    サカキシンイチロウさん / 2012/08/12(Sun) /
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