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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝、スクランブルエッグを作ることにした。

    288bd931.jpegスモークサーモンがありまして…。
    そのまま食べるにはちょっと塩味が強いサーモン。
    しかも、形、大きさ、厚さ不揃い。
    つまり切り落としタイプのスモークサーモンでこれはスクランブルエッグ用だなぁ…と。
    まずは玉ねぎ。
    正方形にざく切りし、それをフライパンでこんがり炒める。
    飴色になる一歩手前まで。
    ところどころが焦げて黒くなっていくまでカラカラ炒めて甘みを引き出す。
    塩と胡椒をふって水気を吐き出させ、タップリ、一個分の玉ねぎがシンナリ、かさがへってくる。
    そこにスモークサーモンを入れて火を止め余熱でスモークサーモンに熱をくわえる。

    玉子をときます。
    白味を切るようにタプタプかき混ぜバターをポタン。
    別のフライパンに油をながし、熱をくわえてなじませる。
    ジャジャっと玉子を注ぎ込み、ユックリ、ユックリ、かたまったとこから折りたたむようにまんべんなく熱をくわえてかためてく。
    そこにオニオン、スモークサーモン。
    入れてザザッとまぜてあわせて、お皿に移して出来上がり。
    玉ねぎの甘みとうま味。
    スモークサーモンの塩気と風味で十分おいしく、朝のお腹があたたかくなるマンハッタンを思い出させるステキな朝の一品となる。

    957f0745.jpegそれからベーグル。
    チェダーチーズをのっけて仕上げたベーグルを、二枚におろしてトーストしたモノ。
    カリッと表面。
    モッチリとしたベーグル独特の食感が際立つようにクリームチーズをタップリ塗ります。

    スベスベとした表面と、そのスベスベを裏切るモチモチした食感が、顎にたのしくしかも腹持ちのよいパンで、アメリカにいくとランチで重宝するオゴチソウ。
    ただ日本で売ってるベーグルって、なぜだかどこかたよりない。
    歯ごたえというか、顎にガツンとくる噛みごたえが弱くてちょっとなやましい。
    ただクリームチーズをタップリ塗ると、その物足りなさをおぎないおいしくなってくれるのでありますね。
    スクランブルエッグと一緒に、朝の気持ちはニューヨーカー。

    ところで昔の写真を整理しておりましたらば、とてもなつかしいニューヨークでの思い出写真が出てきました。
    バーニーグリーングラスという店でのワンショット。

    barnygreengrass.jpgユダヤ系のゴキゲン家族がやっている、デリカテッセン。
    ブリスケットの塩漬けやコーンビーフ、あるいはスモークサーモンが悶絶レベルにおいしくて、それらを使ったシンプルだけど旨い料理が食堂スペースで食べられる。

    ほぼ日のボクの連載で、朝ごはんをたのしむ流儀を教えてくれた思い出の店がこのお店。
    そしてそこの思い出の料理が、この写真。
    スモークサーモンとソテオニオンのスクランブルエッグでござる…、なつかしい。

    いろんな種類のスモークサーモンの中でボクは脂がのって燻製臭がおだやかなノバスコシアのキングサーモン。
    ハラスの部分を、塩タップリでスモークしたモノで作ってもらうのが好きで、何度か通って、一番ボクにあったレシピをお店の人と一緒に作ったような感じのオキニイリ。

    アメリカで卵料理といえばケチャップがつきもの。
    フライドエッグであれオムレツであれ、ケチャップをかけることで味が完成するのじゃないかと思うほどにアメリカの卵料理はサッパリ味で、けれどココのスクランブルエッグは他に何も必要とせぬ濃厚な味。
    サイドにクリームチーズとベーグルで十分おいしく食べられるんだけど、この日はちょっと気持ちが奢ってポピーシードのベーグルを使ったスモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチをあわせて食べた。
    トーストをして甘い香りとモッチリとした歯ごたえのあのベーグルをまたもう一度食べたくて、がんばりましょう…、と気持ちを明るくしてみます。

    ところで、まもなく「PAN AM/パンナム」ってアメリカで評判をとっているテレビドラマが日本で公開…、3月1日に開局した新しいBSデジタルチャンネル「IMAGICA BS」っていうテレビ局の開局記念番組として3月19日からレギュラー放送になるんだという。
    1960年代。
    まだ空の旅が憧れであり、そのあこがれの頂点にあったパンアメリカンで働く4人の女性の仕事や恋愛、ライフスタイルのあれやこれやを描いたシリーズ。
    トレーラーを一枚貼っておきましょう…、あまりにステキでウットリします。



    そういえば、ボクがはじめてニューヨークに上陸したとき使ったエアーラインがパンナムだったし、運良く、ファーストクラスに乗れたときには、JFKからヘリコプターでマンハッタンのど真ん中にあるパンナムビルまで送迎してもらったコトがあります。
    なつかしい。
    主演のクリスティーナ・リッチの堂々たる大人っぷりにビックリしますし、ブルーのロゴにショルダーバッグ、すべてがステキで懐かしすぎる。
    世界中が夢見がちだった、明るくたのしい時代の象徴…、早く観たいとワクワクします。

    ついでにもひとつ…、パンアメリカンといえばボク的には「兼高かおる世界の旅」のスポンサーって言うフレーズがピンとくる。
    それで動画を探してみたら、特になつかしい動画をひとつ発見しました。



    兼高かおるさんのお姫様的しゃべりや、芥川也寸志さんとの優雅なかけあいじゃございませんで、ただのオープニングとエンディング部分。
    1966年に放送されたモノというコト。
    当然、モノクロフィルムでそれが、まるで昔の映画の前に流されていたドキュメンタリーニュース映画のオープニング、あるいはエンディングのような、ステキで重厚なムードにウットリ。
    今のテレビに求めても仕方がないと思いながらも、なんだかあれこれなやましくなる。
    今日は日曜、ユックリします、お休みです。
     

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    わぁ!
    バーニーグリーングラス!
    ほぼ日の連載を拝見していて、絶対行きたい~!と思ったお店の一つです。こうして店名を教えていただけて嬉しい(^^)
    NYに行く予定はないけれど、いつかの楽しみにとっておくことにします。
    ありがとうございます♪
    gratusさん / 2012/03/04(Sun) /
    とっておきのお店
    > gratusさん
    決して派手なところのない、地元の人達に愛されている普通のお店。
    けれどとびきり。
    思い出の沢山詰まったお店です。
    思い出の画像がこうして残っていたコトに、なんだかワクワクいたしました。
    サカキシンイチロウさん / 2012/03/04(Sun) /
    無題
    パンナムに乗ったことがある人って私はほかに知りません。すごいですねー。日本人の客室乗務員は着物でサービスしてくれたりしたんでしょうか?
    TKさん / 2012/03/04(Sun) /
    あくまでアメリカ
    > TKさん
    世界一周便の寄港地として成田を使っていたことがあるんです。
    ニューデリー、香港と飛びつないで東京にやってくるときにはもうアジアの匂いがプンプンしてました。
    スチュワーデスはあくまでアメリカ。
    和服のサービスなんかもってのほか(笑)。
    ただ、ボクがのった頃にはかなりスチュワーデスの品質劣化が起こっておりました。
    サカキシンイチロウさん / 2012/03/04(Sun) /
    夢心地です!
    わぁー!!
    サカキさん、パンナムのファーストクラスだなんて
    カッコいいです。
    このトレーラーにあるように、
    ヘリコプターで行かれたんですね。
    聞いているだけでも夢心地。

    わずか1分52秒のトレーラーからでも
    このチャーミングな時代が見えます。
    女性が可愛くて、
    男性も男性らしく、
    それでみんな一生懸命努力していたんだな、って
    ちょっとうらやましい気がしてしまいます。
    よしみんさん / 2012/03/04(Sun) /
    エレガンス
    > よしみんさん
    パンナムにとって、長らく太平洋路線はおまけだった時代があったんです。
    ほとんどお客様がのっていず、しかもビジネスクラスなんてなくてエコノミーとファーストだけ。
    B747にたった2人のお客様でせっかくだからファーストクラスにのっていきなさいよ…、って感じのフライトでした。
    よい意味で大雑把で、エレガンスに溢れた時代でした。
    サカキシンイチロウさん / 2012/03/04(Sun) /
    お大事に
    お体の具合はいかかでしょうか?
    季節の変わり目は体の疲れも出やすいので、どうぞご自愛ください。

    兼高さんと芥川さんの掛け合い、懐かしいですねぇ。
    二人の掛け合いって、さながら洋行帰りの山の手マダムと江戸っ子の植木屋の棟梁・・・そんな感じでしたね。

    なつかしいです。
    つりぃさん / 2012/03/05(Mon) /
    たしかに!
    > つりぃさん
    山の手マダムと植木職人。
    まさに言い得て妙ですね…、どちらも今の東京では絶滅危惧種のような方々。
    なつかしいです。
    お腹の具合は正常に戻りつつありますが、まだちょっと熱っぽいです。
    あまり無理せぬよう、今日は一日過ごそうかと思っております。
    サカキシンイチロウさん / 2012/03/05(Mon) /
    風邪はやってますね
    お大事になさってください。
    そんなときお母様の手料理は、心にしみますね。

    スモークサーモンのスクランブルエッグ、
    本物の写真を見れて感動!!
    じつはブログを読んでこっそりつくって
    こっそり失敗・・(笑)しておりました。
    写真を見れば、火加減も一目瞭然!
    また挑戦してみます。
    ひろこっぴさん / 2012/03/05(Mon) /
    火加減
    > ひろこっぴさん
    舌と目をたよりに再現するものですから、やはり本物とちょっとづつ違ったモノができちゃいます(笑)。
    火加減ですね…、重要なのは。
    玉ねぎをよく炒めるコト。
    それとは別に玉子をトロトロ状態まで仕上げてひとつに合わせるという、その手順がおいしくさせる秘訣のように思います。

    今日も腰が少々重たく、でも随分、気分はよくなりました。
    ご心配おかけします。
    サカキシンイチロウさん / 2012/03/05(Mon) /
    風邪っぽい… HOME 非大久保的なるコラボの夜
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