サカキノホトンブログフレンチトーストで元気出す朝

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フレンチトーストで元気出す朝

フレンチトーストを焼いてはじめる今日の朝。

はじめての試みになる勉強会がある日で、それで元気を出しましょう…、と。
昨日の夜から準備をしました。
玉子とミルク。
タップリすわせて、トロトロフレンチトーストにしようと、いつもよりもちょっと余分にミルクをあわせる。
砂糖をいれて軽く泡立て、そこにパン。
買い置いて、袋から出し軽く乾かした古目の食パン。
その方が焼き立てよりも、ディップ液をたっぷり吸い込みトロンとできる。
パンの耳を取り、半分に切り蓋して冷蔵庫の中で一晩休ませる。

朝おきて、取り出し蓋をあけたら見事に、パンがディップ液を吸い込んでいて、なんとも幸先よい景色。
フライパンに植物オイル。
それからほんの少しのバターを溶かし、弱火に落としてパンを並べる。
トングで持ち上げようとすると、ブルンと崩れる。
それほどやわらか。
だからスパテラでそっと持ち上げ、フライパンにやさしく移す。
一枚、一枚。
小さめの鍋にギッシリ並べて、ジリジリじんわり焼いていく。
玉子が焼ける匂いがします。
最初はブシュブシュ、水気がはぜる音がしてそれが徐々にチュンチュン乾いた音になる。
鍋をグルンと回すようにゆすると軽々、鍋底すべる。
それを合図に一枚、一枚、ひっくり返し再びジリジリ。
よぉく熱を通して再びひっくり返す。
ポンとと表面、叩くと乾いた音がして串さし中の温度をみると、よき出来上がり。

ホテルオークラのメープルシロップスプレッドをタップリのっけて、アルミホイルで蓋して火を消し、蒸らして仕上げる。
蓋の隙間から、メープルシロップの香りがしてくる。
１から１０をユックリ数えて、蓋とりお皿に移してボナペティ。

フォークを当てるとトロンと崩れる。
表面サクッと香ばしく、舌にのせるとユッタリ形を崩していくのが見えるよう。
舌で上顎におさえつけると、ジュワッと壊れて甘い香りを発して消える。
なんたるおいしさ。
なんたるやさしさ。
そしてなんたる、おだやかさ。
なのに元気がでるような、ステキな甘さと脂の風味。
冷たいカフェオレ作ってお供…、頭もスキッと目を覚ます。

今日はたのしい仕事にしよう…。
気張らず、気取らず、誠心誠意。
そう思いつつ、しばらく最後の準備をします、がんばります。

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