サカキノホトンブログ紅とんな夜

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紅とんな夜

夜です、夜、金曜日…、というのに雨が本降り模様。

近所で軽く飲みましょうかと紅とんにくる…、何事も無く一週間が終わった証のたのしい夜で、なのにさすがにお店はガラリ。
グズグズしていた空から急に大粒の雨が降りはじめてて、外を歩く人たちは傘をかぶってみんな早足…、お店の外を通りすぎてく。
モッタイナイなぁ…、今日みたいな日のレストランっていつも以上にサービスがよく何より厨房の中は料理作りたくてウズウズしてる、来れば絶対得するのにな…、って。

思いながらあれこれ注文。
まずは野菜を（笑）。
居酒屋にきても、野菜を最初に運動を忘れず注文。
今までそんなことなんて考えるコトはなかったのにネ。

ほうれん草のわさび菜あえが、今の季節の小鉢料理というのでそれを。
緑鮮やか。
しかもわさびがビリっときいてて、体の中に染み入るおいしさ。
居酒屋にきてまでサラダや野菜を食べる気持ちがわからないってずっと思っていたのだけれど、こうしてみると、これもなかなか。
味わい深い。

それからオニオンスライスもらう。
スライスをしてさらさずそのまま。
新玉ねぎの季節でだから、玉ねぎ甘くて辛味もひかえめ。
タップリおかかをふりかけて、ポン酢をかけて食べるだけというそのシンプルさがたのしくていい。
複雑な料理を食べるときって頭を使って料理に気持ちが集中しちゃう…、居酒屋でみんなとワイワイたのしみながら食べる料理は頭を使わずたのしめるのがアリガタイって思う今日。
最初はシャキシャキしてた玉ねぎ…、噛んでるうちにどんどんトロミがでてくる、これが血液サラサラ効果を生んでくれるのでありましょう。

一緒にマカロニサラダをとって、それを合体…、しかも七味をパラリとふって一緒に食べると、これがなんだかとってもおいしい。
プニプニとしたマカロニとシャキシャキ玉ねぎ、ポン酢にポッテリマヨネーズ。
いろんなモノが互いの特徴持ちよって、それぞれ味わい引き立てておいしくなっていくのがウレシク、バクバク食べて次の料理をお腹にいれる準備万端。
串焼きいくつかたのんで食べる…、ココのメインの料理は串の料理であります。

ささみを焼いてワサビと梅干し。
塩の風味で味わう料理。
ささみがレアで、これがどうにも好物なのであります。
鶏の匂いが最小限でフックラしてて、マシュマロ食べてるみたいな気持ちがするのがオキニイリ。
うずらの玉子はプチュンと黄身が飛び出してくる、その食感が癖になる。
アスパラガスにベーコンをまき、カリッと焼いた脂を味わう。
焦げた脂は酒をおいしくさせるモノ。

それからいつものオキニイリ。
ウィンナさんを揚げたモノ。
なぜだかコレを食べないと、ココにきた意味がないんじゃないかと思ってしまうほどに大好き。
串にさして油に通しただけなんだけど、油が皮を突き抜けて芯まで届いて中身がサクサクあがってる。
サイドにケチャップとマスタードがつき、それを好みでつけて食べるとケチャップウィンナさんみたいになるのもオモシロイ。

それと一緒にメンチカツ…、最近、ここにやってきたニューフェイス料理のひとつでそこにブルドッグソースの中濃をタップリかけてパクリと食べる。
ジュワッとしみだす肉のうま味が体にしみる…、肉はやっぱり元気がでます。

一緒に飲んだ友人が、どしても食べたい料理があるって…、今日のおすすめ料理のひとつ「プリプリホルモン」っていうのをたのむ。
牛ホルモンを使って作った料理というので焼いてやってくるのかなぁ…、と思っていたらなんと湯引きでやってくる。
ひゃはーっ、スゴいです…、脂がブリブリ、それが入った小鉢をトンとテーブルの上に置いた途端に牛ホルモンがプルプル揺れる、そのブルブルが舌の上でもプルプルずっと揺れ続けている。
あぁ、こりゃ体にわるいよなぁ…、って思いながらも最初に玉ねぎタップリ食べたからいいかと思いそれでプルプル。
お店を後に歩くお腹もプルプル揺れた、恥ずかしや。

[5回]

2013/06/21 (Fri) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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