サカキノホトンブログ日曜日

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日曜日

日曜日の朝、焼きそばを焼く。実は一時期、一週間に一度の頻度で焼きそばを作っていた時期があった。いろんな具材と味付けで、それこそ１００種類ほどはレシピが完成しましたか。
今ではその情熱がサンドイッチとパスタに向かっているもので、だから焼きそば作るのは久しぶり。

深蒸しの焼きそばの麺を空焼きし、表面パリッと軽く焦がして準備しておく。
具材は豚バラ肉とピーマン、ナルト。豚バラ肉をフライパンに入れ脂が滲んででてきたところでナルトを入れる。塩と胡椒で軽く下味つけたところに、ピーマンと一緒に麺を戻してそこに、日本酒にほんの少しの醤油をくわえたものを注いでフタをする。
ウスターソースを鍋肌そわせて注ぎ込み、刻んだネギとかつお節。タップリふりかけ余分な水分を吸い取らせ、カラッと仕上げて出来上がり。
麺がパリパリ香ばしく、ナルトのクニュッと緑の香りのピーマンが朝のお腹をたのしくさせる。ソースを吸い込んだカツオの粉が麺にびっしりこびりつき、モサモサするのもたのしかったりするオキニイリ。

昨日の天気が嘘のような明るい空で、窓を開けると空気もあったか。それで昼を外で食べることにする。場所は四谷三丁目の「尾張屋」さん。
きしめんが売り物の店で、いつもはこれでやっていけるのかなぁって心配するほど静かなお店。
ところが今日は大忙し。ほぼ満席という状態で外食するならご近所レストランでという人たちがおおいのでしょう…、雪がくれたニギニギしさにニッコリします。

まずはかつ丼…、おいしいそば屋のかつ丼はおいしいモノです。
おいしい出汁とおいしいカエシでしっかり煮こまれ、パン粉衣がふっくらふくらみ仕上がる。
特にココのカエシは甘め。脂をキレイに削いで仕上げた豚ロース肉がシットリやさしい味わいで、飴色になるまで煮込んだ玉ねぎもスベスベ甘くてご飯にからむ。
固めのご飯に出汁が移って、ご飯だけでも味わい十分、おいしく感じる。
出汁をタップリ吸い込んだ玉子も固めに仕上がっていて、ボク好み。

そしてここの名物料理の味噌煮込み。

味噌煮込みといえばまず思い浮かべるのが「味噌煮込みうどん」だけれどもここのは「味噌煮込みきしめん」なんです。
ここのきしめんはちょっと厚めでもっちり感が強いモノ。それを煮込むと味噌の旨味が染みこんで、しかもスープをたっぷりたぐりよせてくる。
鶏の端材で出汁を取り、甘めの味噌で濃厚味に仕立てたスープがおいしくて、麺をスルンとひとすすり、スープを二口、三口という食べ方しちゃう。白菜、ゴボウにニンジン、青菜に油揚げと具材もタップリ。お腹がたのしくあったまる。

きしめん尾張屋四ツ谷本店

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