サカキノホトンブログ御苑・グレース・ナポリタン

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御苑・グレース・ナポリタン

近所でお昼。

午前中は自宅で仕事。
仕事が一段落するようでせず、息抜きをかね外の食事で気持ちの仕切りなおしをしましょうかと、それで新宿御苑の近くのグレース。
ちょこっと散歩でやってきて、喫茶店的ランチをひとときたのしむコトといたします。

お昼前。
まだ会社の昼休みがはじまるはるか前というコトもあったのでしょう。
お店の前の通りに人はまばらでそれが、新宿通りをまるで荒野の一本道のような感じを作り出してる。
暑いなぁ…。
額をジリジリ、日が焼いていく。
日差しの強さが痛いほど。
暑いというより、熱いと書いた方がピッタリくるような、そんな今日。

お店に入るとさすがにお客様はボクとあと数名。
ご近所さんなのでしょう。
おじさんが一人、アイスコーヒー飲みながら煙草をくゆらす。
新聞片手にぼんやりのんびり。
不思議なコトに煙や匂いが気になってしょうがない煙草もあれば、全然、気にはならない煙草があって、吸い方だったりお店の雰囲気だったりが影響するんでしょうね。
ここのお店は空気の通りがとてもよくって、あんまり煙草が気にならない。
ユッタリとしたペースで煙草を一服つけて、時計をみながら、よっこらせって腰上げる。
そろそろ、お前さんちも忙しくなる時間だろうから…、って、ランチがはじまる前に必ずお店を後に帰ってくんだ。
お店の人が教えてくれる。
なんて、粋なおじさんだろう。
サラダをシャキシャキ食べながら、こんなお客さんが沢山いればお店はとてもたのしくなるのに…、ってそんなコトを思ったりする。

さてナポリタン。
麺がタップリ４００ｇというこの一皿分。
中盛りにすれば６００ｇ。
さすがに１キロクラスの大盛りは食べるコトができないだろうけど、中盛りならばなんとかなるかも…、って来るたび思いはするのだけれど、やっぱりちょっと気が引ける。
それで普通に４００ｇと控え目に（笑）。

典型的な炒めスパ。
ピーマン、タマネギ、ベーコンそれから缶詰めマッシュルームの薄切りが、タップリ入ってしかもどれもに焦げ目がついてる。
味は見事にケチャップオンリー。
具材を炒めた時につかった塩と胡椒が下味をなしている位でしょうか…。
下手に手間をかけてないのがおいしい秘密。
ちょっとモッサリした麺に、焦げたケチャップがこびりつきモグモグ噛むと酸味を帯びた甘みが口の中一杯に広がっていく。
あぁ、おいしい。
喫茶店のナポリタン。
タバスコバシャバシャ。
ポットに入った粉チーズをドサッとかけると、うま味がコッテリ、濃厚になる。
油まみれのケチャップが、唇、ひやっと涼しくさせる。
お水を飲むとグラスにピトッと唇マークがついていく。
笑っちゃうほどたのしい一品。

食事が終わるほぼそのタイミングで、アイスコーヒーがやってくる。
氷タップリ。
ガムシロ使わずコーヒーフレッシュだけをつかって、一気にズズッとすすり上げると体にたのしい苦味が走る。
あぁ、生き返る。
かなりのタバスコ使ったために、頭の上から汗がダラダラ、垂れて流れて夏気分。

ところでレストランや喫茶店で出される使い捨てのパックに入ったおしぼりを、なるべく使わぬようにと心がけている。
勿体ないモノ。
ボクが使わなければ、次の人に使ってもらえる。
だからそのまま使いませんからって、お店の人に手渡すことにしてるのだけど、さすがに今年のこの夏の余りの暑さに最近、結構、使うことが多くなってる。
タオルやハンカチで得られぬ清涼感につられて。
今日もごめんといいながら、封を切って首筋ぬぐった。
そろそろランチ休みがはじまる時間にて、ひと足お先におさらばします。
企画書まとめて午後から家をでる予定。
いってまいります、一仕事。

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2010/09/01 (Wed) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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