今日からジンワリ、行動します。
友人と連れ立ってまず朝ご飯をと、家の近所の弁天庵に来てみたものの…、朝食の時間が終わってしまってて通常メニューの中からいくつか料理をたのんで朝の代わりとして食べた。
朝食時間…、お店によって種種雑多。
１０時半までというお店が一番多いかなぁ…、中には１１時半まで朝食時間という、つまりランチタイムが始まるまでは朝のメニューでお得にどうぞってお店さえある。
ココは少々短めで、１０時朝食時間が終わる。
まぁ、しょうがない。
今日も七福弁天様に挨拶しながら、ニッコリと。
いつもは照明がピンスポットのようにあたってハイコントラストに映る七福様も、今朝は自然光にておだやか。
去年とかわらぬにこやかな様に、ウットリしながらさて朝ご飯。
ニシンそばをツルンと食べる。
甘辛に煮込まれホロッと崩れるニシン。
若い頃にはあんまり好きじゃなかった料理。
小さな骨が舌を触る様子が嫌いで、けれど今では時折不思議と食べたくなる。
シットリとした魚の食感。
醤油が焦げた香ばしさ。
あたたかい蕎麦のヌルンとなめらかな喉越しを、引き立てすべてをおいしくさせる。
七味をパラッとふりかけて、キリッと味をひきしめたのしむ。
それにしても、ニシンの上に蕎麦がテロンと乗せられているうつくしき様にまたウットリで、朝のお腹を温める。
ニシンそばって、寒い季節になぜだかおいしく感じる。
上品で上等な脂がキラキラ、汁の表面に浮かんで輝くそのキラキラがまたステキ…、今朝もおいしく感じる朝でござります。
お米ご飯を食べたいよねぇ…、ととり天ご飯がセットでついてるせいろの蕎麦をたのんで分ける。
つめたい蕎麦がキリリと口でバッサリほどけて、口いっぱいに散らかっていく。
ちらかりながら出汁の風味や味わいや、蕎麦そのものの香りを吐き出し鼻からおいしい匂いが抜けてく…、ズルンズルンとたぐるシアワセ。
ムチュンと歯切れてネットリ舌にからみつくココのとり天。
なかなかおいしいゴチソウで、あったかご飯に冷たい大根おろしが混じってザブザブお腹に入ってくるのもまたオモシロイ。
さてさて、これからしばらくお出かけいたします。
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