サカキノホトンブログご近所ご飯

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ご近所ご飯

朝から鼻がクシュクシュしてる…、それで今日一日は近所で過ごす一日とする。そんな決心、朝はそれでいつものドトール。

ジャーマンドッグのセットにします。
紆余曲折がありはしたけど、なぜだか嫌いになれない商品。ドトールコーヒーがこれを真剣に売り始めるまでホットドッグという料理はパン屋の店先でくらいしか発見できない、食事というよりおやつのようなモノだった。
大人がわざわざ来て食べるにふさわしい、上等な料理としてのホットドッグにボクが日本ではじめて出会った場所はおそらくドトールコーヒー。
だから今でもこれを食べると、当時の気持ちが蘇る。

サクッと歯切れるソフトバゲットみたいな感じのパンの塩味と小麦のおいしさ。
カプッとかじると肉汁感じるソーセージ。アメリカ風にケチャップなんかをつかわずに、粒マスタードの酸味と風味で味わうゴチソウ。
今も健在…、アリガタイ。
泡がタップリ表面浮かぶカフェラテゴクリと飲みながら、ぼんやり朝を始めます。

ランチどきに散歩をかねて街をぶらぶら。本屋さんにより気になる本や雑誌をいくつか買い込んで、前から来ようと思ってたお店にぶらり。
「雲南米線」というお店。
YUN NAN RICE NOODLESと英語で店名表示もされてて、２年ほど前に開店した時にはネットを使って派手に告知をしていたお店。

お米を使った麺の汁そば。体にやさしく、当時「お米をもっと食べましょう」的運動があったりもして、チェーン展開をしましょうみたいな開業。
その後、一向にお店が増えず、しかも外からみるとやっているのかいないのかわからないほどの地味な状態。
それでもやっぱり気になって、はじめて来ます。
カウンターだけの小さなお店に中国系のスタッフひとり。食券かって手渡すシステムで、スープ麺の種類は全部で５商品ほど。ライスヌードルが売り物ではある。けれど同時に小麦粉麺も選ぶことができるようになっていて、随分、苦労をしてるんだなぁ…、って思ったりする。

麻辣味のライスヌードルを選んで食べる。
やってきたのはひと目で辛いんだろうなぁ…、ってドキドキするような麻辣風。丼から漂ってくる匂いで痺れを感じる出来栄え。
本格的にワクワクします。
米を使った麺の料理は台湾や中国内陸部の蒸し暑い地方なんかでよく食べられる。
ネロンとなめらか。歯ごたえもコシもなくって、代わりに喉を撫で回すやさしい食感が特徴的で、日本の麺とはまるで違った麺文化。
消化も良くてスルンスルンとお腹の中に入っていくから、朝や食欲がないときなんかにうれしいゴチソウ。

ちなみにこの店の米線は、ちょっと太めでその分、喉の降りていく存在感はかなり強くてクセになる。
スルンとすすると、そのまま喉に向かっていって一生懸命、舌の上に留め置き味わおうとするのだけれど、その甲斐むなしく一気にお腹に滑り落ちてく。
辛味強烈、痺れが後からやってくる麻辣味にもかかわらず、スープの旨味がシッカリしてて食べ始めるとやられぬ味。
セットに小さいチャーハンをたのんでみたら、これほど少量を一から作るって難しいに違いないって感心するほど小さなチャーハン。おむすび一個分のご飯くらいのモノで、けれどこれがなかなかおいしい。
ご飯はパラパラ、ニンジン、いんげん、香港風の叉焼のコツコツとした食感が口の中をにぎやかにする。案外この店、いいかもしれない…、オキニイリ。

雲南米線

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[2回]

2014/02/11 (Tue) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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