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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼、セブンイレブンに行ったらば、お弁当売り場の一角に人だかり。
    みると、こんなモノを売っている。

    748209c5.jpeg麻婆豆腐かけご飯。
    しかもdancyuとのコラボレーションによる「本格四川」風なのだという。
    手に取って眺める人たち。
    その半分くらいの人がそれをそのままレジに運び、残り半分の人は「ええっ」とビックリしたような表情で、棚に戻して立ち去って行く。
    理由は多分、値段ですな。
    550円。
    近所の
    日高屋にて「野菜炒め定食」が食べれる値段。
    どんなに「本格的」だからって、コンビニで売ってる電子レンジでチンっしてできる商品にそれだけのお金を払う勇気とおおらかさがあるやいなや…、という値付け。
    勉強かねて、買ってみました。

    チンして食べる。

    726e4382.jpeg二段重ねの器の上に麻婆豆腐。
    かなり黒目の色してて、トーチーがタップリ入っているんでしょうネ、発酵をした黒い豆粒がコロコロ、ソースに転がっている。
    豆腐はドッシリ。
    水気をキッパリ吐き出させ、歯ごたえのある頑丈な食感がまさに「本格」四川風。
    豚ひき肉もゴロゴロしてて、ちょっと贅沢な感じがしはする。
    とはいえ味そのものは、普通の麻婆豆腐…、かなぁ。
    ビリビリ辛い訳じゃなく、別の袋に入ってる花山椒をかけて痺れを足してやらなければ、いわゆるコンビニ的なる普通の麻婆豆腐。
    コラボというキャッチフレーズにふらふらっとする、消費者心理を上手につかんだ「旨い」というより「上手い」商品。
    …、ってそんなことを思ったりした。

    もし麻婆豆腐がひいひい系の劇辛商品だったらどうしよう…、ってそれで買った「ぶっかけソーメン」。

    b528887b.jpegこれはよかった。
    茹で上げて、相当な時間がたっているはずなのに、なぜだか歯ごたえとツルンとやさしい喉越し感をそのまま残した不思議な麺。
    出汁がきいてて、スキっと旨く香りも豊かな冷たい出汁。
    それだけならば、ただの素麺になるところ、ほのかな味を煮含めた茄子とシャキシャキの薬味野菜を一緒にのっけて、ズルズル、パクンとすすらせる。
    夏らしい麺。
    野菜不足を恥じる人たちを、ひととき心おだやかにする、賢い麺だなっ…、て思ったりする。
    「上手くて旨い」とはこうした料理のことを言うに違いないって。
    そうも思った。
    夏の昼。


    夜、どうしようもなくコレが食べたくなって、それで麹町。

    14f4332a.jpegタベルナという気軽なイタリアンレストラン。
    ボクの中で「日本で5本の指に入る」ここのお店のエビドリア。
    会社のみんなにもそのおいしさを経験してもらいたくって、それで一緒に電車にのって坂道のぼり、こんな上り坂、絶対嫌だという人をなだめすかしてやってきて、ハフっと食べる。
    で、みんなの評価は…。

    これ、おいしい!
    最後のエクスラメーションマークを×5としたいくらいの大好評で、うれしいったらありゃしない。
    ゴロゴロ入ったプリプリのエビ。
    食感がブリっといいだけじゃなく、甘みがしっかり主張していて、このエビだけでも食べる価値あり。
    ご飯はパラパラ、固くキッチリ炊き上げられたサフランライス。
    それだけでも十分おいしく、香りも味も整えられたご飯の上に、この上もなくなめらかでフルンとやさしいホワイトソース。
    調理担当の人なんか、このホワイトソースのレシピをもらって帰りたいって、何度も何度もスプーンを舐めなめ味わっていた。
    コト洋食に関してはとても厳しく、あまり褒めたりしない人から褒められる。
    まるでボクまで褒められているみたいな気持ちで、ニッコリとなる。

    エビのガーリックオイル煮だとか、トリッパのトマト煮込み。
    ムール貝やらパスタを食べて、それでもひとつのココの名物をたのんで食べる。

    78b88d6b.jpegマグロのステーキのバジリコパスタとサフランライス「添え」と名付けられた料理ではある。
    けれどこの皿がやってきたとき、誰もこれがその料理だって気づかぬほどに「添え」の部分がタップリ、ドッサリ。
    こりゃ、近所にあったら通っちゃうよね…、ってワイワイしながらみんなで食べる。
    マグロの切り身に粉をはたいてオリーブオイルとバターでやいて、そこに醤油をちょっとたらして風味をつけたメインも見事。
    塩と油でキッチリ、味と風味をもらったバジリコパスタも、炒めているからこその味わい。
    しっかり麺の中まで味が入ってる。

    タップリ食べる。
    好きな物をただただ黙々食べてお腹いっぱいになる、その楽しさに身を任せられるのがここの料理のステキなところ。
    面倒なことを考えることなく、「どっさり料理」を「どっさり食べる」。
    元気が出ます。
    なにより今日までの「ボクのお気に入り」レストランが、今晩「みんなのお気に入り」のレストランになったということ。
    それが一番うれしいコトでもあった夜。

    また、まいります、ごちそうさま。

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