サカキノホトンブログサルバトーレに噂のアレ

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サルバトーレに噂のアレ

西新宿の野村ビル地下、サルバトーレで昼にする。

開店直後にやってこようと思ったのだけど、少々、出遅れ「３人です」と言ったらお店の隅っこの暗い席しかないという。
明るいところがいいんだけれど…、とお願いしたら天窓の下の大テーブルで相席では？って勧められ、どうしようか？ってちと迷う。
友人同士でちょっと親密な会食ですから。
大テーブルの前に置かれた丸いテーブル。
お店の真ん中で一番居心地よい場所をうらめしそうに見つめつつ、なんとかならないでしょうかって目でお願いする。
ニッコリしたら、わかりました、いいですよ！って。
とても明るい、６人掛けの大きな丸いテーブルもらって席につく。
５０オヤジにしては上出来。
ありがとう…、お礼にたくさん食べますから、とそう言って「あぁ、ここ食べ放題でしたね」って続けて言ったら、ええ、お腹破裂するまで食べてくださいネ。
ナイスなかけあい…、ウレシクなった。

料理をとります。
パスタとピザがメインのバフェで、とは言え半年くらい前まではチキングリルや魚のフリットなんかのメインディッシュに力を入れてた。
その分、ピザやパスタの品揃えが貧弱でいろんな種類を食べたいってくると肩透かし。
お腹の贅沢と、気持ちの贅沢のバランスがむつかしいとこ。
そして今回。
原点回帰とでもいいますか。
生野菜や野菜を使った料理の種類がかなり充実しなによりパスタやピザの種類が増えた。
たくさんの量を一度に作ってだすのじゃなくて、アラカルトにして５人前くらいづつかなぁ。
だからほとんど作り立てを食べられるようになったパスタが全部で１０種類くらいでしょうか…、いれかわりたちかわり次々できる。
キャベツのペペロンチーノ風味炒めに、アオサを混ぜて丸めて揚げたピザのタネ。
パスタは何にしようかなぁ…、と思っていたら、ボンゴレロッソが出来立てでくる。
それをタップリ。
ピザも同じく１０種類以上が次々、出来上がる。
マルゲリータやペスカトーラ。
特に今日はシラスのピザが一押しみたいで、トマト風味や塩味だけで焼いたモノ。
チーズのあるのや、ないのやらと種類豊富で目が迷う。
真ん中薄く、回りはちょっと頑丈に見事に焼けたミラノピッツァをクルクル巻いて食べるとチーズやソースがこぼれ落ちない。
ムッチリとした生地の旨みや食感が力強くなるのもステキ。
ここのピッツァはやっぱり旨い…、何を食べても間違いないのがかなり好き。

今日は食欲旺盛で、３回ほどもお代わりをする。
そろそろお腹一杯だなぁと思っていたらリゾットが出てましたよ…、って。
そりゃ食べなくちゃととって食べると、ちょっと味が足りないような。
豚挽き肉を混ぜた塩味。
野菜の甘味と肉の旨みで素直な味に作ってみました…、というのだろうけどどうにもこうにもたよりなく、それで再びバフェカウンターに行く。
何か味を足せるものがないかなぁ…、と眺めてみれば、パスタがほとんどなくなってソースだけがお皿に残ったボロネーゼを発見す。
よしよしこれを使ってやれと、ソースをすくってほどこして、ピカンテオイルで風味と辛味をたしてやる。
最後にスイートコーンをぱらりと飾って出来上がり。
肉の旨みにトマトの酸味とコクが乗っかる。
プチプチとしたコーンも甘みと食感をご飯にくわえておいしくさせる…、食べられる。
バフェカウンターは料理が並んでいるだけじゃなく、自分好みの料理を作るカスタマイズの素材がばる場所って、そう思う。

みんなで一緒にデザートつつく。
一口大のフォンダンショコラと、リンゴジェリーをキレイにもって、ラッテと一緒に食べ、喋る。
甘いモノは別腹っていう。
けれどほんとは「別腹」じゃなく「別口」じゃない？って思うくらい、甘いモノを食事が終わったテーブルにのせるとたのしい会話が弾む。

そう言えば、ボクらの直後にやってきて中国系の４人組。
やってくるなりテーブルの上を料理で一杯にした上で、ものスゴイ勢いで食べ飲んで、３０分ほどで風のように帰っていった。
一人４皿くらいは食べたでしょうか？
その圧倒的な食べっぷりとスピード感に、ビックリしながら目が離せない。
その間、互いに会話をするでなくただただ食べて満腹になる、まさにこれこそ「食べ放題」っていうコトなのね…、って思ったりした。
おもしろい。

そして食後のおたのしみ。

仲間の一人が昨日買ったばかりのiPad。
実はそれを見せてよね…、ってお願いをして今日のこの昼とあいなったのネ。
見ると触るでは大違い。
やっぱり良いね…、スゴイ出来。
想像以上に軽くて薄く、けれど想像以上に画面が大きい。
いくつかのアプリケーションを触ってみたけど、どれもが直感的でとてもわかりやすい。
マニュアルいらずで見事に全部動かせる…、iPodからiPhone経由の洗練された見事な世界。
３G版じゃなくてwi-fiモデル。
無線LANの環境になく、だからいくつかのアプリケーションは試せなかった。
けれど十分。
デジタル画像のビューアーとしても一級品でこれから続々、登場してくるだろう純正アプリが出揃ったらば、どれほどステキな道具になるか…。
そう思ったらドキドキしてくる。
なんだかかなりオキニナリ。
テーブルに出し、みんなでベタベタ触っていたら、回りの人が覗き込みつつ、ほらiPadって話をしてる。
噂の商品…、ムーブメントでありましょう。

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