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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ここ数日間で出会ったカフェ、行ったカフェ、そして感じたことをあれこれ。

    5247f7ad.jpegカフェに分類されるお店。
    いろんな形、タイプがあります。
    共通しているところは、お腹いっぱいを売る場所ではないというコト。
    たのしい時間、おだやかな空気。
    ゆたかな気持ちをお客様にお売りするのがカフェという場所。

    実は東日本大震災以来、苦しんでいる外食産業の中で、数少ないお客様を減らしていない業態に「スターバックス」のような、豊かな時間を空間を手軽な値段で売っているモノがある。
    気持ちが不安であればあるほど。
    気持ちが忙しくあればあるほど、こうした時間の無駄遣いに似たちょっとした贅沢って必要になるのかもしれないですネ。
    お腹いっぱいになるコトを節約して、その分ココロの贅沢に。
    悪くないコトじゃないかと思う。

    有楽町の駅近く。
    「気軽なお腹いっぱい」を絵に描いたような屋台がならぶ東京フォーラムの広場の中に、コーヒー屋台があるという、ボクはこんな景色が大好き。
    ドリップコーヒーをおいしく落とす装置を積んだ車をメインに写真を撮ると、ここが東京の街のど真ん中だって思えぬほどに、緑ゆたかでのんびりしてる。
    ちなみにこの「大月珈琲店」という車。
    人が集まるところを探して、移動しながらおいしいコーヒーを作ってふるまう。
    商売の原点ってこうしたやり方なんだろうなぁ…、って思ったりする。
    甘くてしかもやさしいコーヒー。
    いつもココにいるわけじゃない…、それゆえなんだか得した感じになるのがこれまたオゴチソウ。

    丸の内のハズレにあるディーンアンドデルーカ。

    7651dc45.jpegニューヨーク発のデリなる業態。
    セミセルフのスタバのようなシステムで、けれどコーヒーやスイーツだけじゃなくて料理をキチンと作って売る。
    お店の奥には厨房が。
    しかもそこで調理される料理はほぼ100%アメリカ的なる料理ばかりで例えばキッシュ。
    例えばラザニア、そしてサラダとニューヨーカーが手軽なランチに好むモノ。
    ここでサラダにメインをたのみコーヒー、それにケーキをつけてランチを食べようとすると2000円はくだらぬ上等。
    だから絶対、成立しない。
    店を出してもそのうちダメになるだろう…、とほとんどの人は思ってた。
    日本にやってきてから10年。
    すっかり定着。
    食事もできてテイクアウトも可能なカフェって、新たな業態を確立したようにボクは感じる。

    コーヒーがメインのお店と違って、季節感を料理やお菓子、コーヒー以外の飲み物で感じるコトができるのもいい。
    例えば、ミントジュレップソーダ。
    ミントの葉っぱがタップリ浮かび、フレッシュライムを搾ったカップを、トニックウォーターで満たした飲み物。
    苦味がたのしく、しかもミントの香りもさわやか。
    初夏を呼ぶような爽快な味。
    今年もミントジュレップの季節がきたんだ…、って思わせる。

    一緒にクロックムッシュをもらう。

    ac06b73a.jpegハードなバゲット。
    日本人の顎に合わせてソフトになった、日本的なるバゲットと一線をかくしたガリッと固いハードなバゲット。
    それを2枚におろしてそれを台にする。
    上にペロンとコットハム。
    脂の強い、ベーコン一歩手前のような風味強烈なハムをペロンと。
    そしてチーズ。
    これまた匂いの強いゴーダをタップリかけて、それをガリッと焼いたモノ。
    バゲットの上半分を使ったモノと、下半分を使ったモノが当然あって、キメの細かいギッシリ焼けた下半分のをもらって食べる。

    クロックムッシュと呼ぶには少々、固くてハードでしかも色気にかけはするけど、なんだかそれが男性的でたしかに「ムッシュ」。
    …、というより「GUY」な感じで、クロックガイって呼べばいいのにって思ったりする。
    温めてもらって齧ると、風味豊かで顎にガツンを旨みがささる。
    ミントジュレップで食べるより、やっぱりコレは冷えたシャブリがあいそうで、夜ならよかった…、って思ったりした。

    それから、気持ちの良い隠れ家カフェを一軒発見。

    869bc306.jpegストリーマーコーヒーカンパニー」というお店。
    渋谷が終わって、まもなく表参道がはじまるかなぁ…、って感じのロケーション。
    細長いお店の一番奥に厨房。
    中にはエスプレッソマシンがドンッと置かれて、それ以外にはなにもない。
    エスプレッソを作るだけに最適化されている、車で言えばまるでスポーツカーのようなミニマルな、けれどハイスペックなさまにウキウキ。
    ラッテをお願いすると大きなカップにタップリ。
    しかも目の前で、おどろくほどの手際で見事なラッテアートを描いてくれる。

    見た目ばかりでなくて見事なおいしさ。
    ポッテリとしたのどごしも、飲み終わるまで決して壊れぬ頑丈な泡。
    香り豊かで、自然で豊かな甘さをベースに、苦味、酸味、そしてうま味がプチプチはぜて踊るような華やかな味。
    渋谷駅から10分ほどの距離でしょうか?
    そのワザワザがまるでまったく苦にならない、おいしいコーヒー…、堪能します。

    空間としての店もステキで、居心地が良い。
    座り心地が良い椅子に、広々してて本を読むにも仕事をするにもノンストレスなテーブルに。
    エッジがきいてて、けれど聞いてて疲れないよき音楽に満たされていて、許す限りの時間をココで過ごしたくなる、オキニイリ。
    おもしろい形のマグや、ここオリジナルのTシャツ、あるいはiPhoneケースとリテール商品もよく出来ている。
    ココに限らず日本のコーヒー文化の深くて豊かなコトに心底、感謝する。
    日本は美味にあふれてる!

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    無題
    ストリーマーコーヒーカンパニー、以前、雑誌のラテアートの特集に載っていて、ちょっぴり気になっているお店です。
    機会があれば行ってみたいなぁと思ってますo(^▽^)o
    lovekuma69さん / 2011/05/03(Tue) /
    目指せ、ストリーマー。
    2月に東京へ行ったときに、ストリーマーのお店に行きました。
    お店の空気感がとてもいいですね。
    「ミルクの注ぎを見せていただけませんか」と
    お願いしたら、お店の方が親切に
    アートを見せてくださいました。
    あんなふうにキレイなアートはできませんが
    ちょっとでも近づけたら、自分もうれしいし
    お客様も喜んでくださるかなと思い、
    日々練習に励んでいます。
    よしみんさん / 2011/05/04(Wed) / URL
    ステキなお店
    > lovekuma69さん
    ちょっと独特な空気感のあるステキなお店です。
    オリジナルのTシャツやマグなど、行くと欲しくなるモノがたくさんあって、ちょっと危険です(笑)。
    安全にたのしめるよう、ご一緒いたしましょう!
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/04(Wed) /
    アルチザン
    > よしみんさん
    お行儀よくって優等生的なお店とは違った、どこか自由でけれど本物。
    おいしいコーヒーに対する情熱がひしひしと伝わってくるいいお店。
    こんなオフィスがほしいなぁ…、って実は密かに思っています。
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/04(Wed) /
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