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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    えびの高原。
    宮崎と鹿児島にまたがってなだらかに広がるのどかな場所に、えびの京町銀座という商店街がある。
    銀座と名前をもらいはしても、あの銀座とはほどとおい、全速力で走れば1分もかからず通り抜けてしまうような短い通り。
    ひなびた街に、きょうみんというラーメン屋さんができたのがもう40年ほども前。

    newkyomin.jpg20数年前から一緒に、経営の勉強をして、日本全国からいろんな人が見学にくるほどの、繁盛店になったのですね。

    店を始める前は農家で、そのとき、飼っていた牛を3頭手放して、作ったお店。
    ドアをあけると、勝手口から店の向こうが見通せるほどの小さな店からスタートし、支店もできた。
    なによりその創業の店は何年たっても清掃しっかり行き届き、いつもピカピカ。
    何十年も昔のまんま残るといいね…、って言っていた。
    けれどさすがにもともと民家を改造した店ということもあり、天井抜ける、柱は傾く。
    それでとうとう改築することとあいなって、このたび、完成。
    うれしいことに昔の雰囲気をほぼ残す、改築というより「復元」に近いできとなる。
    スパッとまるで新しい建物にした方がずっと安くて機能的。
    けれど「昔のまんまの面影」もこの店にとっては「味のひとつ」で、それで手間とお金をかけてわざわざ、復元的な店作りとす。
    4881ea70.jpeg当然のようにメニューも商品も昔どおりで、いたずらに新しくしてお客様を煙に巻くようなことをしないで昔ながらを守ることにした。

    自分たちの店でもあるけど、町のみんなの店でもあるから。
    頭、さがります、天晴れです。

    さて、まっさらな厨房で昔ながらの料理を作ってもらいます。

    餃子。

    cf7fdb4b.jpeg薄い皮を突き破るように、目に鮮やかな緑色の中身がにじむ、野菜だけで作った餃子。
    ここの名物のひとつであります。
    この近所で作られたキャベツに葱に韮がタップリ。
    カリッと焼けた皮が破れて、中からジュワッと熱々の野菜のジュースと刻んだ野菜がこぼれ出てくる。
    餃子のお供…、というわけじゃない。
    ご飯のおかず…、というわけでもなくただただ餃子を何個も次々、口に運んで味わいたくなる。
    皮でくるんで食べやすくした焼いた野菜のサラダのような緑のご馳走。
    見事な一品。
    おごちそう。

    このカリッとした表面の焼き上がり方も、昔の餃子焼き器じゃないと手に入れられない。
    だから使い勝手も効率も今の最新式のに比べれば、数段落ちる。
    けれど昔の機械をメンテナンスして、使うことにした。
    念には念を…、ということですか。

    情熱と勢いと、腕っ節で作るチャーハン。

    a865d3bb.jpegパラパラご飯の一つ一つの米粒に、味がしっかり入ってて、焼けた香りがポワンとしてくる。
    にもかかわらず、油っぽさのかけらもなくて、さっぱりおいしい。
    ご飯粒の食感を邪魔せぬように、すべての具材が見事に綺麗に微塵になってて、だからパラパラ。
    舌や奥歯が感じるのはご飯粒だけというのが、潔くってすがすがしい。

    鶏のから揚げ。

    77e9ee8c.jpeg大き目の鶏。
    一口で頬張るのにはちょっと大きく、でもできることなら口の中に押し込んで、ガスッと噛んで食べたくなる絶妙サイズ。
    甘辛いタレに漬け込んで、ぽってりとした衣をつける。
    そしてガリッと表面揚げて、でも中はしっとり。
    クチャッと噛むと、中からジュワッと透き通ったジュースがタップリ飛び出してくる。
    ご飯のおかずにピタッとはまる、

    鉄板でジュウジュウしながらやってくる、野菜炒めに魂、ガシッとわしづかまれる。

    a4f1c752.jpegもやしをメインに野菜かずかず。
    刻んだチャーシュー。
    それから色鮮やかなちゃんぽん用のかまぼこ入れて、ラーメンスープをちょっと足しジャジャッと炒めて、さぁどうぞという、まるで博多の焼きラーメンの麺抜きのようなたのしい一品。
    ハフハフすれば、食欲ますますわいてくる。
    それにしても九州ならではの細くてシャキッとしたもやし。
    歯茎が痒くなるほどの、たのしい食感。
    お気に入り。

    あれこれ料理を試食して、ああ、こんなお店がある街…、ステキだなぁ…って。
    作業服を着たおじさんたちが、昼からビールを飲みながら餃子をつまむ、その横で、余所行きを着たご婦人方が、ニコニコしながらラーメンすする。
    街のみんなが待ちかねて、やってきては笑顔になって帰ってく。
    これが地域に根ざした飲食店のあるべき姿…、ってそんなことを思ったりした。
    なんだかほんわか、幸せになる。
    そんな昼。

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