渋谷で仕事…、その前に、ちょっと休憩、まとめゴト。
ストリーマーコーヒーにやって来ました。
不便な場所。
飲食店がありそうにはまるで思えぬ街外れ。
そもそも飲食店というのはさみしがりやな存在で、群れをなして集まる傾向があるモノなのです。
繁盛店が繁盛店を呼んで次々、人が集まる。
だからポツンと一軒だけ。
飲食店があるというのは珍しい。
しかもカフェ。
ワザワザじゃなく、何かのついでに寄る傾向が強い業種でなのにポツンと。
だから開店当初はあまりお客様がこない穴場で、いつもユッタリ。
究極の隠れ家みたいで、そうそう、最初にここに来たとき。
渋谷の街からここのお店の直前まで来て、まさかここから先にはお店はないだろう。
多分、道を間違えたのに違いない…、って引き返そうとしたコトさえある。
今ではにぎやか。
たまに座る場所を確保するのに苦労するほど。
コーヒーが好きな人だけが集まってくる、居心地の良い小さなコミュニティーのような存在…、だから成功したのでしょうね。
アイスラテをもらって飲みます。
豆の香りが香ばしく、ミルクで薄めているのにコッテリ、エスプレッソの味、輪郭がハッキリ喉にやってくる…、ハンドル付きのガラスのマグもいけていて、このまま表に飛び出して歩きながら飲みたくなっちゃう…、次の仕事に向かいます。
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そして夜を弁天庵…、部屋に帰る前に軽くと蕎麦を食べようとやって来る。
かき揚げせいろにしようかそれとも、カレー南蛮を食べようか…、と。
そうだ、カレースープにせいろを浸して食べる料理があったはずだ…、とメニューをじっとみていたら、オモシロイ商品、発見しました。
きなれたお店でも即決じゃなく、メニューをみるのはいいコトだなぁって思ったりした。
それがコレ。
七福うどん。
少々浅めで、口の広い鉢一杯に具材をあれこれ。
野菜のかき揚げ。
ワカメに出汁巻き玉子にきつねとタップリ。
ココのかき揚げは注文してから揚げるできたて。
それに出汁巻き玉子がつくというのが決め手で、それにする。
しかもこれ。
カレーソースがサイドに付いてやっくる。
なんだかたのしく、これにしようとうどんじゃなくて、蕎麦でお願いして食べた。
熱いスープの中でもここの蕎麦はへたれず、シッカリしてる。
かき揚げの玉ねぎがあまくて、しかもシャキシャキ食感残ってなんとも旨い。
甘辛に煮込んだお揚げもジュワッと口に汁をしませて、体が潤う感じがステキ。
ただちょっとだけ、スープの味が弱く感じる。
なるほどココでカレーの登場。
まずはカレースープの入ったお椀にちょっと蕎麦を浸してつけそばみたいにして食べる。
ココのカレーはすっきりとした辛みが旨くて脂の風味も香ばしい…、それをタップリ蕎麦がひきあげ口の中がカレー南蛮になってくれるのがお得な感じ。
蕎麦そのものの風味をたのしみ、時折、カレーに浸してカレー南蛮風味を味わってそして最後にカレーをトロンと蕎麦全体にかけ回す。
カレーがほどよき濃度になってゴクゴク飲めるスープが旨い…、いろんな食べ方でたのしめる、これは楽しい料理だなぁ…、って感心しました、夜のコト。
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