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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼を渋谷で仲間と一緒にランチをとります。
    喫茶店を併設したとんかつの店が改装し、中国料理のお店になって「ウーダの谷のマメヒコ」って名前で営業再開したのが一年ほど前。
    f9afde39.jpegとんかつのお店の名残で豚肉がおいしい中国料理屋さんとしてはじまって、それが最近、野菜と豚肉がおいしい中華カフェへと業態転換をして「ハタケマメヒコ飯店」って名前になって再々スタート…、これがなかなかたのしいメニューで、それで最近、オキニイリ。
    喫茶店時代の名残の大きなカウンターと、レンガ造りの壁に木の床。
    天井からぶら下がる豆電球が、上海あたりの古いレンガ倉庫のような感じがあって、空気がゆったり流れる感じにホっとする。

    49c7d618.jpegもう、おなじみさんにさせてもらったみたいで、お店の人に「おひさしぶり」って声をかけてもらえるシアワセ。
    ちょっと独特なメニューの構造。
    お茶をたのむと料理の値段が安くなったりするシステムだったり、メニューの内容もおなじみのモノ。
    一緒にやってきた人たちに、説明するのがまたたのしくて、お店の人と一緒になってあれこれ説明、サジェスチョン。

    「お客様は肉団子がお好きでらっしゃいましたよね…、」って。
    確かにこの前も、その前もココで肉団子をメインに食べた。
    今日の肉団子はおいしいですよ…、とそれでたのんで食べてみる。

    とうもろこしでビッシリ覆った豚ひき肉で蒸して仕上げた豚の持ち味を活かした料理。
    シットリとした包丁で叩いた豚肉が、ホツホツ奥歯で壊れてジュワッと豚独特のうま味を滲ます。
    表面覆ったとうもろこしがほとんど生で、サクサク、歯ごたえとても軽快。
    一粒一粒の存在感が際立って、コロコロ転がる。
    しかも甘くて、みずみずしくて、蒸したひき肉のみずみずしさとも違った味わい、噛むのがたのしくなるオゴチソウ。

    f16984c3.jpegそれからみんなに振るまい茶。
    梨山中国緑茶という、若干、発酵させた緑茶でそれをココのおすすめの飲み物。
    特別なお茶の道具を必要とせぬ「農民風」という飲み方で。
    食事をするのに使った大きな丼と、その丼の口よりも一回りだけ大きなお皿。
    そこに聞香杯と杯。
    レンゲだけを用意して、茶葉をたっぷり、お湯を注げばお茶の道具の代わりになる…、ってたのしい飲み方。
    蒸らし終わったらお皿をとって、れんげでお茶をすくって聞香杯で香りをたのしむ。
    甘くてしかも緑の香りが鼻に向かって飛び込んでくる。

    それからお茶をテーブル囲むみんなで次々回し飲み…、香りを味わい、味をたのしむ。
    そしてひとりひとりがそれに対する印象口にして、ニコニコしながら一杯、そしてまた一杯。
    みんなが仲良くなる飲み方。
    お湯が少なくなってきたらば、差し湯を注いでもらってお皿で蓋して蒸らしてたのしむ。
    香りも味も、一杯目とはまるで違っておだやかになり、日本の煎茶に近い鮮やかな渋みがあって、お口の中がスッキリします。

    みんなそれぞれ好みの料理をたのんで分け合う…、ココの自慢のホエー豚を使ったグリルに夏の野菜のズッキーニを合わせた夏のスペシャリテ。
    185df22b.jpegあるいはトマトとバジルの卵焼き。
    この卵焼きが不思議に楽しい料理で最初は中国料理のかにたまみたいな食感があり、なのに途中でベトナム料理とかタイの料理のように感じる。
    それがユックリ、スペイン料理の香りがしてきて最後は日本に着地する。
    世界一周みたいな料理で、ニッコリします。
    インゲン、ニンジンの胡麻よごし、千切りキャベツに自家製レモンドレッシングをまとわせ食べる付け合せ。
    豆のご飯にイリコの出汁をくわえた冷たい豆乳スープとどれを食べても夏の滋養と元気がお腹の中から体に染み込んでくる…、なんてステキな今日のお昼のオゴチソウ。



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    渋谷で昼をとるスケジュール…、あそこをのぞいてみなくては、とそれでテクリと。
    マメヒコ飯店にやってくる。
    mame.jpgコーヒーがおいしい喫茶店から始まった店。
    そこにとんかつ専門店が併設されて、けれどやむをえぬ理由で閉店、豚肉がおいしい中国料理のお店になって再出発。
    ところが先日、再び改装…、今度は豚肉と野菜がおいしいお店になって再々登場。
    名前も「ハタケのマメヒコ飯店」って名前になって、店のレイアウトはそのままでテーブルや椅子が軽やかで、カフェっぽい感じのモノに入れ替えられてた。
    一つのコンセプトに執着しないでお客様の気持にあわせて柔軟におもてなしのあり方を自ら変える姿勢がスゴイ、しかも改装するたびに確実に良くなっていくのが見事と思う。

    8e829247.jpegカウンターの端に座って、お店の中をぼんやり眺める。
    改装前は夜がたのしい雰囲気だった。
    けれど今では、昼が明るく気持ちがよくて、食堂っぽさを感じる気軽なお店になった。
    カウンターの中にはお湯がチュンチュンわいてて、あぁ、中国茶が飲みたくなる…、って感じの風情。
    いい感じ。

    メニューは相変わらず豚に対する愛情のある料理がならぶ。
    けれどどれもが「旬の野菜のおいしさ」を引き立てるための豚肉料理という感じ。
    肉しゅうまいがあったりカレー。
    軽い料理もある中で、気になったのが「豚と旬の野菜のバター焼き」。
    今日の野菜は「ズッキーニです」というのでなおさら気になって、お願いしたらやってきたコレ。

    ズッキーニが主役の料理。
    皿からはみでるほどに大きく、ツヤツヤしていて緑も鮮やか。
    箸で持ち上げるとずっしりとして、噛むとクチュっと歯切れて口にやってくる。
    みずみずしくて、しかも甘みとうま味がどっしり。
    バターと塩を使って焼いてるだけなのに、目もさめるほどにおいしくてそれも温度と時間の管理がしっかりしているからでしょう。
    生の状態をまだ忘れてないほどよき熱の加減でおいしくなっている。
    調味料をおこのみで、といくつか置かれていたのだけれど、そんなモノには目もくれずただただ自然の味を味わう。

    43295a03.jpeg当然、豚肉もおいしいのです。
    150gくらいでしょうか?…、厚切りの豚ロース肉を表面こんがり、中シットリとやきあげた、これも素材の持ち味がシッカリ活きたよい料理。
    歯ごたえだって、歯ざわりだって上等でウットリするけど野菜のうま味にはかなわない。

    他にも野菜の料理がいくつか。
    切り干し大根を酸味を加えた醤油につけた、夜には酒のつまみに最高の粋な一品。
    大豆をタップリくわえてコリコリとした大根の食感の他に、ホツホツ、たのしい噛みごたえ感。
    噛む楽しさを存分に、味わえ頭がスッキリしてくる。

    それからキャベツ。
    この店がとんかつ専門店だった頃、とんかつもおいしかったんだけど実は豚汁と千切りキャベツが本当においしかった。
    それを再現したんですよ…、と。
    これを持ってきてくれた人が実は、とんかつ屋さんのオープンからのスタッフで二ヶ月間も毎日、とんかつの試食をして、けれど太らなかったのはご飯を食べずに千切りキャベツばかりを食べていたからかも…、って思ってそれで復活したというのであります。
    風味控えめなドレッシングであえるようにして鉢に盛る、おかわり自由でなんともうれしい。
    当然、おかわりいたします。

    2630d4d6.jpeg女性だけでやってるお店。
    だからこそのやわらかで、やさしい空気が店一番のゴチソウかもね。
    しかもみんなニコニコしていて、見守られてる感じがするのがとてもウレシイ。

    スープがわりに豆乳がつく。
    出汁で割った豆乳で、豆乳自体が自家製、そしてしぼりたて。
    だから豆の香りがさわやかで、サラッとしていてゴクゴク飲める。
    そこにカツオや昆布でとった、やわらかな出汁。
    豆乳の香りやうま味を損なわぬ程度。
    ほどよき量を入れて割り、冷たくひやしてどうぞという。

    食事の最初に飲んでもよし。
    お汁替わりに食事のお供に飲んでも良し。
    食事が終わって、口直し。
    飲むとサッパリ、しかもうま味が広がって後口の良いランチの思い出になるおいしさで、体に染み入る滋味にあふれたオゴチソウ。
    考えてみれば、無理にスープなんか作らなくても、これで十分、汁やスープの役目を立派に果たしてくれるんだよね。
    ビシソワーズなんかより。
    冷たいコーンポタージュなんかより、ずっとやさしくしかも気がきいていて、「ハタケの食堂」ってイメージをキチンと伝える見事な一品。
    045c5a00.jpegご飯は豆のご飯でしかも、豆の量がとても少ない…、3口食べてやっとホツっと歯に当たる程度の量で、それがボクにはありがたい。
    調味料は中国風の辛味味噌に、鮭のうま味を加えた醤油。
    最小限の味付けの料理自体はそのまま食べて、持ち味味わう食べ方をした。
    けれどおかわりをした千切りキャベツに鮭の醤油をちょっとかけて食べてみたらば、魚の風味がポワンとただよい、ただのキャベツがまるで野菜の料理のようになっていく。
    不思議なパワーにウットリします…、またこなくちゃぁって思って帰る、オゴチソウ。



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    一時期、シンガポールに会社を持っていたコトがあり、よく出張に出かけてた。
    そのときには大阪や名古屋よりも、シンガポールの街の方が身近で街の小さなサイズも手伝ってでしょう…、街のすみずみにあるおいしいお店をよく食べ歩いてた。

    yacman.jpgエレガントでゴージャスなレストランも沢山あるけど、彼の地で最も愛すべきモノ。
    それが数多くの屋台レストラン。
    気軽な値段で、小腹を満たすに苦労せぬ。
    多様で多彩な料理がたくさんあって、例えばキャロットケーキ。
    バクテーだったりラクサだったり。
    まるで呪文のような聞きなれぬ言葉の料理ばかりで中でも「ホッケンミー」。
    海鮮スープを煮含め仕上げる、汁タップリの焼きそばみたいなオゴチソウ。

    福建麺=フッケンメン=ホッケンミーと、言葉の由来を知るとなるほど。
    福建省で「焼麺」ってよばれるご当地料理。
    それが北に向かってできた料理が長崎ちゃんぽん。
    南に向かってシンガポールで出来上がったのがホッケンミーで、暑い地方ならではの粘り気のない米粉を使ってスベスベさせた麺の食感がかなり独特、ハマるとハマる。
    食欲なくてもスルスルお腹におさまる料理で、ボクはハマった。
    たまに食べたくなるんだよね…、って思っていたらば先日、専門店ができちゃった。
    場所は原宿、路地の裏。
    こんなに暑い日にそんなに並んで熱中症は大丈夫なの?って心配になるようなパンケーキ屋さんの行列のすぐそばにして、ココは行列無縁の静かな原宿。

    「ヤックマン」っていうお店の名前で、「焼く麺」をもじって作った造語なんだって。
    もっとシンガポールらしい名前にすればいいのに…、って思いもしたけどまぁ、ご愛嬌。

    cda1ae7c.jpeg作り方はまんま現地の通りであります。
    まずは麺を炒めてこんがり、焦げた風味をまとわせる。
    蓋した鍋でエビの香りが強烈に漂うスープと焼いた麺と具材を蒸し焼きにして、ほどよきところで蓋をとる。
    鍋の水気を飛ばしつつ、スープの旨味を麺の中へと染み込ませお皿にもって出来上がり。

    麺は2種類。
    白い麺が米の麺…、ジャスミンライスを使った麺で日本の米粉で作った麺がどうしてももつムチムチとした粘り気がない。
    だからスベスベ。
    余計な油もすこまず、麺の絡みもいいからこれはシンガポールから空輸しているのだという。
    もう一つの黄色い麺は小麦粉使った玉子麺。
    歯ごたえ確かでハリ、コシ強い噛んでたのしい太麺で、その両方の麺を一度に口に含むとプリプリとした独特の食感になる。
    この食感がまずはゴチソウ。
    魚の出汁にオイスターソースの甘みと香りがくわわり、中国っぽさを出してはいるけど、エビの香りのスパイスが赤道直下のアジアな香りにしてくれる。
    具材も豊富で殻付き尾頭付きのエビ、イカに玉子と食感、味わい変化に飛んでてなかなか旨い…、シンガポールにいかずともホッケンミーがやってきたんだって思うとなんだか感無量。
    8aedf390.jpegサンバルソースにライムを混ぜたり、搾ったり…、臨機応変に味を変え味わうたのしみがあってこれはかなりのオキニイリ。
    何よりお店の中に入った途端にエビの香りに包まれ、エビ好きさんには堪らぬお店。
    ただ高いです…、麺が空を飛んできているそのコスト、それから表参道という場所のコストで1000円札があっという間になくなっていく。
    それからお店の人がずっと味見をしながら味を整え作ってる…、体をこわさなきゃいいけどなぁってちょっと心配するお店。
    でもオキニイリ、多分またくる、また来よう!



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    渋谷の街の街外れ…、宇田川町っていうメインストリートのはずれのはずれにある「ウーダの谷のマメヒコ飯店」って言うお店で今日の〆にする。
    uda.jpgもともと「マメヒコパートⅡ」って言うお店があった。
    渋谷の名物隠れ家カフェの「マメヒコ」の別館として作られて、けれど変わっているのが喫茶店の中にとんかつ専門店が同居していた。
    パン工房を共有し、喫茶店ではそこで焼いたパンをトーストにして提供し、とんかつの店ではそれをパン粉にしと、不思議な相乗効果をあげてた。
    ところがとんかつの店で調理長をやっていた方が体をこわし、しばらくお休み。
    改装をして中国料理のお店に生まれ変わってかなりの評判とってる。

    2c7009f3.jpeg2つのお店を隔てた壁を取っ払って開放的なつくりにし、かつてとんかつ専門店があったところをキッチンにした。
    喫茶店にあったカウンターはそのまま場所を変えておき、カウンター席に作り変えてる。
    かつてコーヒーを入れるためにお湯を沸かしていたとこに、大きな蒸し器をおいてそこから蒸気がずっと揚がってる。
    なんだかワクワクする空間で、お店に入った途端にニッコリ。
    ワクワクしながらまずはお茶。

    コーヒー、紅茶、中国茶と喫茶店的飲み物メニューが魅力的。
    料理をためそうと思っていたので、中国茶。
    ポットでお出しもできますし、「農民風の飲み方」もしていただけます、と言われてそれじゃぁ、農民風でと。

    小ぶりの丼…、大きな茶碗というサイズの陶器の鉢に茶葉をタップリ。
    そこにお湯を注いでお皿で蓋をして、そこに小さな盃2つ。
    長細いのはお茶を注いで、香りをかぐための聞香杯。
    もうひとつはお茶を実際飲むためのモノ。
    中国の茶道にのっとる飲み方を、けれどとってもカジュアルに楽しむコトができるたのしい工夫で、しかもお店の中にお湯を沸かしたやかんが置かれて、好きにお代わりできるシアワセ。
    a2d5f815.jpeg料理もお茶のたのしみにあわせて点心類が多くそろっていてオモシロイ。
    中でもメインの売り物が「今日の豚肉料理と豆ご飯」というセット料理で、豚肉料理は蜜と醤油で煮込んだ豚肉…、煮だしたチャーシューみたいな食感、味わいで、大豆をくわえて炊いたもち米は固めで歯ごたえ確かな出来栄え。
    名物の大シュウマイをたのむと皮はほとんど使わず、まるで蒸して仕上げる肉団子。
    ザックリ切った生姜を刺して風味をつけて、肉の香りを引き立てる。
    切り干し大根を使って中国醤油とお酢で漬物にしたモノがカリカリ、食物繊維が奥歯で砕ける食感たのしい顎のゴチソウ。

    51a8c0fb.jpegレストランでもないカジュアルさ。
    カフェというには本格的な料理の数々。
    けれどとても気軽にたのしめ味わえる、まるで茶菓子のような料理が沢山揃う。
    お茶をたのしむように料理をたのしめる。
    「飲茶」という食事スタイルがそうだとすれば、ココは立派な飲茶のお店。
    日本で今まで根付かなかった「お腹いっぱいをたのしむのでなく、お茶を飲みつつ会話をたのしむ」おいしい時間をたのしむお店。
    これはいいや、とオキニイリ。

    料理もシッカリしておりました。
    例えば豚足の醤油煮はプルンプルンとコラーゲン質容赦無く、コロンコロンと骨が一本、また一本とお皿に積もる見事な一品。
    これでもかって使われた、香菜タップリ、風味を足して、気持ちが香港、台湾に行く。

    麻婆豆腐はためしにとった。
    あまり期待もせずに食べたらこれがなかなか上等。
    ホツホツとしたあらびき豚肉の歯ごたえ立地で、山椒の痺れも十分な大人の味で、中国のお茶を甘くおいしくしてくれる。
    この店かなりハマリます。
    子供の街の渋谷を必死で大人な街にしようと東急グループが、大きなビルを駅の向こうに作ったけれど、ココにもどっこい、大人の渋谷がございます。
    むりくりでっちあげられた大人の街より、ボクはこっちの方が好き。

    そういえば、今日の夜のツイートが「風の谷のナウシカ」関連でうめつくされてた、ボクの今夜は「ウーダの谷のマメヒコ」でした、お後がよろしいようであります、また明日。



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    青山で仕事をすることがあってそれで、ランチをココで。
    23de0c69.jpeg「希須林」という中国料理のお洒落なお店。
    青山という場所柄もあるのでしょう…、階段上がってお店に入ると右手にオープンキッチンがあり居心地の良い客席ホールが左手に明るく広がる。
    とても上等な大戸屋みたいな雰囲気って言えばいいですか。
    この店ができたのがもう10年近く前のコトで、その後、いろんなお店がココの雰囲気を真似て次々同じようなお店ができた…、都会的でやさしいモダンな雰囲気の今になっても古くならないステキなお店…、オキニイリ。

    b4d573c2.jpeg定食を食べようか…。
    それともココの酢豚にしようか…。
    あれこれ考え、結局、担々麺にすることにした。
    朝も辛いハラペーニョ。
    昼も辛い担々麺と、体が辛さを求めてる。

    担々麺にはいろんな流儀が日本にはある。
    基本的にボクが好きな担々麺は、四川風。
    ポッテリとしたポタージュみたいなスープの中に、細いストレート麺が沈んでる。
    ナッツの風味に胡麻の香り、そしてコク。
    スープ自体を味わう麺で、だから他にほとんど具材を必要とせぬ、スープと麺が手に手をとってお腹を満たすオゴチソウ。
    ところがもう一つ。
    胡麻の風味をもってはいるけど、サラッと軽いスープの中に縮れ麺が入っているモノ。
    担々麺じゃなくて、坦々風味のスープ麺って感じのモノで、ココの担々麺はその代表格。

    スープはサラッとラーメンみたいな濃度でそこに、真っ赤なソースとたっぷりラー油。
    醤油の風味で炊きあげたボロッと粗めのひき肉に、魚粉がかかって最近流行りのつけ麺みたいな香りまでする。
    それにキャベツやネギにモヤシなどなど、炒めた野菜がタップリ入ってて、箸でグルンとひっくり返すと野菜タンメンの匂いがしてくる…、それのとびきり辛いもの。

    0fa41e73.jpeg麺は太めの縮れ麺。
    スープがあまり絡まぬタイプで、だから麺をズルンとたぐり、れんげでスープをゴクリと飲む。
    その食べ方も担々麺的じゃなくてタンメン。
    野菜がタップリとれるから、これ一品で完結した食事になるのが良い感じ。

    お店の中にはご婦人ばかり。
    場所柄ということもあるのでしょうし、女性だけでも安心できるおしゃれな雰囲気があるからでしょう。
    半分くらいの人が担々麺を食べている。
    辛さが選べる。
    ボクのは一番辛い5辛で、どの辛さが人気ですか?って聞いたら、男性の方は1辛で女性は大抵5辛です…、って。
    見るとボクの周りのご婦人。
    確かに真っ赤なスープをフウフウしながら食べていて、一口食べては額をハンカチで押さえてる。
    汗がでますから、このスープ。
    最初は舌や唇が、辛く感じてヒーハーしてくる。
    それがだんだんお腹の中が熱くなり、その熱さが徐々に胸から首に上がって、麺を半分ほど食べた頃には頭のてっぺんからダラリダラリと汗が噴き出す。
    舌も辛さで疲れてそれで、お粥をスベっと。
    鶏ガラスープでトロンとやさしく煮こまれたお粥をレンゲで口に運ぶと、不思議なほどに辛みが挽いて次の一口おいしくさせる。
    ホツホツとしたひき肉に、ゴロゴロ確かな食感の大きな干しエビ、それからサイドのザーサイとおいしくさせるコトに手間暇惜しまぬ料理…、これはこれでいいなと思った、さぁ、仕事。



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