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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    赤坂の街で夜をとる。

    1c27bd6e.jpeg大地村」という韓国料理の専門店。

    イベント終わって、そのまま帰ろうかどうしようか迷ったけれど、やっぱりご飯はみんなで一緒に食べるのがいい。
    それでこの店。
    ここはとてもたのしいお店なのであります。

    赤坂という街。
    韓国料理のお店の多い街のひとつ。
    東京という街には他に何ヶ所か、韓国料理レストランが集まっている場所がある。
    代表的なのは、上野・大久保、そして赤坂。
    その街それぞれに特徴があって、例えば、昔ながらの焼肉店が中心に、コッテリとした濃密な街になってるの上野という街。
    韓流マダムのわがままココロを満足させるバランスの良いお店がたくさん揃う大久保。
    サムスン電子の日本本社が近所にあって、だから韓国的なる単品専門店が多く揃った赤坂の街。
    それぞれ独特。
    特に赤坂というこの街では、24時間営業の店が結構めだつ。
    それと同時に特徴のある「超」専門店がとても多くて、ココもそんなお店の一つ。
    「サンパ」って言う、韓国独特の人気料理をただ唯一の売り物にしたお店であります。
    ここでこのお店が営業をはじめてもう5年以上になりますか…、開店当初からまるで変わらず、ずっと同じ商品、同じ商売、気が長い。

    だから最初にやってくるのが、この野菜。

    e804ba97.jpegサンパというのは生の野菜。
    野菜の中でも香りが強い葉野菜で、肉やご飯を包んで食べるという料理。
    ほとんどの店ではサンチュやエゴマの葉っぱを持ってくる。
    ところがココでは、常時20種類ほどの野菜を揃えてる。
    お店の中に、野菜専用の冷蔵庫を置き、そこでキチンと管理されてる、見るだに健康的な葉っぱ。
    それがドサッとテーブルの上に置かれることから食事が始まる。
    まずビックリです。

    サンチュや大葉、エゴマや水菜と見たことのある野菜もあるけど、そのほとんどが正体不明の緑の葉っぱ。
    メニューに写真付きで葉っぱを紹介してて、そのページだけはメニューじゃなくてまるで植物図鑑のよう。
    首ったけになり、あれはこれ、これはそれって名前を覚えていくのもたのしい。
    香り、歯ごたえ。
    みずみずしさや、硬さに厚さとどれもが全部違ってて、あぁ、野菜ってなんて多彩で個性豊かな食べ物なんだ…、って。
    目がまずたのしむ、そんなお料理。
    コレ以外にも、キムチやカクテキ。
    酢物や厚揚の唐辛子あえとその日、その日の惣菜料理がやってきて、そのどちらもがおかわり自由というのもステキ。
    まずは野菜をつまみにしつつ、肉が焼けるのをワクワクしながら待つのです。

    b4a4185d.jpeg網の上に豚の肉。
    肩バラだったり三段腹をのっけてこんがり焼いていく。
    網の下には炭があり、豚の脂を焼きおとしつつ表面カラッと焼いていく。
    途中、挟みでジョキジョキ切って、まだ食べごろじゃないですから…、ってお店の人に注意されつつ、野菜を食べておあずけ状態。
    目の前においしいものがあるのに自由に食べられぬ…。
    サムギョプサルというこの食べ物は、「お店の人にほとんどおまかせ」という料理であると同時に「おあずけ状態をたのしむ究極M」な料理であったりするわけですな。
    肉が焼けると、網の端にお店の人が移してくれる。
    それが食べてもいいですよ…、って合図でそれを葉っぱに乗せる。

    サンチュのような広い葉っぱに、香りの強いエゴマのような葉っぱを乗せる。
    そこに肉。
    こんがり焼けた肉を塩胡麻油のにくぐらせ、葉っぱにのっけ唐辛子だったりマスタードグリーンのような細かな葉っぱを合わせる。
    味噌ダレつけてクルンと巻いて、パクッと食べるとなんとおいしい。
    豚の脂が葉っぱでほどよく中和され、とてもサッパリ。
    しかもいろんな葉っぱの香りに苦味や食感を、同時にたのしむコトまでできる。
    肉を食べるというコトが、イコール野菜を食べることでもあるという、なんと健康的なる料理。
    肉の分量以上にお腹が満たされる。
    ムシャムシャ葉っぱを噛むために顎を必死に動かすコトで、頭も満たされ満腹以上の満腹感じる…、メタボな腹にはありがたい。

    7635fc7c.jpeg一人200g程度の肉を野菜と一緒に食べるとお腹はほぼ一杯。
    けれどそれに〆がつく。
    韓国冷麺、スンドゥブチゲやキムチチゲ。
    それにご飯がつくというモノ。
    スンドゥブチゲにしようかなぁ…、と思いもしたけど、昨日、食べたことでもあって、それで「味噌チゲ」。
    納豆っぽい豆の匂いがおいしいチゲで、アサリや豚肉、あるいは野菜のうま味がシッカリ溶け込んだ元気のでる味。
    大好物。

    韓国にいきサムギョプサルや焼肉もらって、最後に〆をどうしますか?
    そう聞かれたとき、「テンジャンチゲ(味噌チゲ)にご飯を下さい」ってそう言うと、お店の人がニッコリします。
    大抵の店が、自家製味噌を作っててだから食べてほしい料理はテンジャンチゲ。
    「あんた、日本人なのにわかってるネ」って顔をされるのがちょっと嬉しかったりするのであります。
    ここの味噌チゲもスープ自体がまずおいしくて、味噌はちょっと大人しめでありはしたけど、それでもかなりの迫力、満足いたします。
    11bfeb72.jpegそれにしてもこのお店。
    予約もしないで行ったらなんと、ほとんど満席で、空いていたのはたった2つのテーブルでちょっとビックリ。
    何しろ日曜の夜の赤坂は、人っ子ひとりいない状態だったりします。
    この街、もしかしたらゴーストタウンじゃないかしら…、って思いながらお店に行って、ドアを開けるとそこだけまるで別世界。
    繁盛店ってどんなときにもかわらず人を引きつける、魅力があるんだ…、そう思う。

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