サカキノホトンブログホテルの試食に堪え難いほどの軽さのソニー

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ホテルの試食に堪え難いほどの軽さのソニー

浜松駅に到着し、すぐに勉強会をするホテルに移動。
ランチをどこでしようかなぁ…、と思っていたらホテルの支配人に誘われて、ランチの試食会に参加する。

浜松近郊の素材を使ったフランス料理。
浜松というこの地域。
海の幸も山の幸も、どちらもバランスとれて産する食材宝庫のような場所。
地元の酪農家が作ったっていうモツァレラ仕立てのナチュラルチーズ。
三ケ日辺りでとれたトマトにハーブ野菜。
海老のボイルに揚げた小魚のマリネを添えて、オリーブオイルをタラッとかける。
味は塩に、柑橘類の風味と酸味をまとわせて、お皿の上にカラスミ散らす。
目で味わうという点はフランス料理も和食も同じだけれど、それをそのまま食べる和食と、壊して食べるフランス料理は対極にある。
崩すたのしみ。
壊して崩した破片を集めて、自分ながらの味を作ってたのしむ料理。
そうして前菜、たのしんだ。

パンにサラダにそれからスープ。
ロケット、トレビス、スピナッチ。
バリバリとしたみずみずしさはないけれど、フリルのようなフンワリとしたやわらかな葉ばかり選んで、やさしいサラダにしてみました…、っていう。
これも柑橘類のドレッシングと、トマトとハーブで味わう趣向。
葉っぱの食感が変わっただけでこれほど料理の印象かわるのが、おもしろい。

それからスープ。
ジャガイモとリーキをつかったやさしいポタージュ。
ジャガイモだけだと、ザラッと食感が素朴な感じになってしまう。
そこにリーキのネットリとしたなめらかな食感混じって、力強いけどスルンとお腹に入っていくような食べ応え感がやってくる。
素材そのものの持ち味だけで作ったスープで、だから一口目にちょっと味が足りなく感じる。
けれど一口、また一口と食べすすめるにしたがって、どんどんおいしさ増してくる。
仄かな味を舌が必死に探して味わう。
そんな感じがオゴチソウ。

そしてメイン。
ヒラメを魚のブイヨンで蒸して仕上げた料理。
シットリとした仕上がりで、もともとクセの少ないヒラメがより繊細な味わいになる。
一転ソースはドッシリとしたアメリケーヌソースというのがうれしい。
海老の味噌の風味と、殻から滲み出したうま味を煮詰めて作ったソース。
このソースだけで十分、ご飯やパンがお替わりできる濃厚な味。
ランチの前半のすべての料理がスッキリとしたやさしく軽い味の料理で、メインがこうしてずしっと重い。
贅沢なモノを食べたなぁ…、って思い出になるよいメイン。

地のフルーツをそのまま食べる趣向のデザート。
うーん、もっとそれらしいフルーツが使えたはずだね…、ってちょっと残念。
サイドに添えられたクレムドブリュレがネットリ、ムッチリ見事なだけに一層、これは勿体ない。
それにココはホテルという場所。
折角だからデザートぐらいはロビーラウンジでユッタリ、たのしませてくれたらもっと価値があがるよね…、って言ったら一堂、納得。
西洋料理と和食を含めたアジアの料理の一番違うところはデザート部分。
そうした強みをしっかり活かして再構築…、ってそれが今日のランチの結論。
さてさて、これから勉強会。

ところで…。

昨日、発表になったばかりのソニーのバイオ。
その発表会の様子が報道されていた。

プレゼンターは２人の有名芸能人。
一人は佐田真由美さんっていう最近、ちょっと売れはじめてきたモデルさん。
ファッショナブル系のプロダクトなんだろうから、この辺りは理解はできる。
確かにこのポップなデザインのパソコンを、スタバ辺りでこんなおねぇさんが使っていたら、いいんじゃないの…、って納得できる。
キレイなおねぇさんがパナソニックのLet'sNoteをバリバリ使っていたりするとパソコンヲタの彼氏がいるんじゃないの？って勘ぐっちゃったりしますから。

でもう一人のプレゼンターが「あの」石田純一。
ソニーってまったく…、ってかなり笑った。
ＰＣというガジェットと、石田純一という存在があまりに遠くかけ離れてる。
軽い。
堪え難いほどの軽さ。
まぁ、このガジェットが「石田純一クラスに軽い」と言うことを言いたいのだったらそれはかなりの効果をあげたと言えるだろうけど、でもそうしたコトをウリにするような製品なんかじゃなかったはず。
やっぱりソニーってダメだよなぁ…、って。
思っていたらなんとなんと、新しいカメラシリーズがほんの数時間前に発表された。
でもって、それが「スゴイ！」のです。
どうスゴイのか…、夜の日記でご紹介！

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