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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    そして夜であります…、肉の夜。
    2d56dff0.jpeg千駄ヶ谷にある「チャコあめみや」という老舗ステーキハウスを選ぶ。
    こんなところにステキなお店があるって絶対思えないロケーション…、古ぼけた階段を一段一段降りて行くにしたがって、おいしいモノが焼ける匂いがただよってくる。
    何しろお店の入口近くに大きな石積みの暖炉が作られていて、そこで肉が焼かれるんですネ…、人が火と出会った場所はおそらく焚き木、その上で肉を焼いて食べたのがステーキという食べ物のはじまりだったのだろうと思うのだけど、そのやり方で肉を焼く店。
    かつて東京に何軒か姉妹店があったけど、今はココだけ…、ありがたい。
    cfe42074.jpegまずは前菜をいくつかたのむ。
    スモークサーモンは肉を味わうためのお腹を作り上げる魔法の食べ物…、このネットリと歯茎を撫でて燻製された煙の匂いが鼻から抜ける。
    ほどよき塩味と、海のうま味がお腹の中に染みわたり、お酒をねだり、さぁ、乾杯…、それに続いてエビのカクテルを指でつまんでパクリと味わう。
    カクテルグラスにキレイに整列したエビを見ると「あぁ、これから、贅沢な時間がはじまるんだなぁ…」と気持ちがグイーンと盛り上がる。

    6c50e925.jpegシャキッと冷えたサラダにかけるドレッシングがサウザンアイランドにさっぱりとしたフレンチドレッシング。
    どれも昔ながらでなつかしい。

    薄暗いテーブルの上を照らすキャンドル。
    白い漆喰壁にコーヒー色の木の梁という店のしつらえが、まさに典型的なるアメリカンスタイルのステーキハウスの様相で、近所の人たちなのでしょうか。
    ちょっとオシャレな普段着の人が集って、雰囲気とても温かい。
    どこか日本離れした空間とでもいいますか。
    みんなで「なんだかハワイの町外れのロコが集まるステーキハウスに来たみたいだね」って言いながら、肉が焼けるのをニッコリ、待ちます。

    暖炉の中でボクらの肉がそろそろ仕上がりのタイミングにて、テーブルの上がにわかに慌ただしくなってくる。
    焼けた肉のかたまりを温めておくためのコンロと鉄板がテーブルの真中にドンッ。
    ひとりひとりの前には鉄板。
    パチパチ、油が音を立ててはぜるほど焼けたところにベークドポテトにニンジン、インゲン、コーンがのってあとはそこに肉をのせて味わうだけ!という状態。
    そこに肉がドンッと1キロ、やってくる。
    1キロという大きな塊…、他に対象物がないからなかなかその大きさが伝わらないけど、テーブルの上が一気に盛り上がり、記念撮影が終わったところで、シェフが登場。

    大きな肉切り包丁とフォークを使って、ザックリ肉を切り分けていく。
    8a5d1423.jpeg包丁を入れるたびに、肉が鉄板に押し付けられてジューッと湿った音がする…、とは言えそこで肉汁がほとばしりでるかというと決してそんなコトはない。
    中はレア…、表面だけをガッシリと焼き、提供する前にしばらく休ませ肉汁を安定させてから持ってくる、だからせっかくのおいしい肉汁を鉄板なんかにくれてやることなく味わえる。
    肉汁がほとばしり出てよろこぶのって、肉の美味しさを知らない人とテレビ映りを必要とするテレビ局の人たちだけよ…、って笑いながら解体ショーを見ながらよだれを流す。

    8be8b17d.jpeg肉を分厚く切り分け終わる。
    1キログラムを全部で7切れ…、一枚当たり150gというところでしょうか。
    その一切れで、上品な店のステーキちょうど一人前というところ。
    それをそのまま鉄板の上にのせておくと、ミディアム、ウェルダンへと焼き加減がかわってく。
    自分の好みの焼き加減で、それを自分の鉄板の上においてまとめて味わうも良し。
    焼き加減の異なる肉の多彩な味をたのしむも良し。
    自分の前のお皿代わりの鉄板も十分焼けてて、細かな焼き加減の調整は、そこでできるというのもたのしい。

    さてパクリ。
    まずはレアで味わうと、ネットリ、舌にからみつくような粘り気のあるおいしい赤身。
    焼けた表面の香ばしさと、ピヤっと冷たい肉そのものの食感と、最後に酸味を残して消える赤身のおいしさを堪能しつつ、そこに醤油や塩にニンニク、
    胡椒やマスタードとテーブルの上に並んだ調味料を使いながら自分好みに調理していく。
    最終調理を食べ手にゆだねる…、頑固で不機嫌な調理人にはできぬ鷹揚。
    「うちは素材としての肉の吟味と、最小限の調理をします、あとはお客様のお好きにどうぞ」という、これもひとつのプロ魂…、って思ったりする。
    肉がどんどん焼けていくと、食感たしかで顎においしく、しかもうま味が強烈になる…、あっという間に1キロの肉が3人のお腹の中に収まって、この倍は食べられるよねってみんなで笑う。
    ed5dbf9b.jpegお店のご主人も「もう、終わりですか?まだ焼きましょうか」と笑いながら声かける…、ココの食後のご挨拶がいつもコレ。
    肉でお腹を満たすという、この贅沢はやっぱり格別。
    今日はほどよきところで満足しましょう…、テーブルの上を片付けてもらってそれからデザート、コーヒー。
    柚子の風味のシャーベットも、ここ何年も変わらずずっとおんなじで、「変わらぬコトのすばらしさ」をいつも味わい、次も変わらずいてほしいって思いながらお店をあとにできるのですネ。
    さて、今度は、誰と一緒にこようかなぁ…、って思いながら一段、そしてまた一段。
    肉の王国から千駄ヶ谷の街への階段上がりつつ、お腹をポンポン叩いて笑う…、またまいりましょう、オキニイリ。



    関連ランキング:ステーキ | 千駄ケ谷駅国立競技場駅北参道駅

     

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    佳き懐かしき
    渋谷は宮益坂上にあったステーキハウス、家族三世代で食べたビフテキを思い出しました。焼肉に押されて、ステーキを食べる贅沢を聞かなくなりましたが、お邪魔したいです。
    ラッコの毛さん / 2013/05/06(Mon) /
    ステーキというゴチソウ
    > ラッコの毛さん
    そうなんですよね、かつて肉のゴチソウといえばステーキが独壇場だった時代がありました。
    ナイフとフォークが並ぶ背筋が伸びる空間。
    焼肉とは違った贅沢がありますよね。
    サカキシンイチロウさん / 2013/05/06(Mon) /
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