サカキノホトンブログレイタンタンメン・三希房

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レイタンタンメン・三希房

昼、友人と一緒にランチ…、「三希房」。

九段下にある中国料理の専門店。四川料理が得意で、夜は火鍋がメインのお値打ちディナーが大人気。
おいしい上にボリュームたっぷり。大食いさんが揃ううちの会社の連中も、ここではお腹パンパン、残してしまうこともあるほど大満足。
昼もコストパフォーマンス抜群のランチが人気で、開店と同時というのにかなりの混雑。あっという間に満席になる。

夏の目当ては「冷やし担々麺」。

最近、いろんなところで冷たい担々麺に出会うけれど、ボクにとってはココのが一番おいしく感じる。
細い麺。縮れがなくてキリッと冷たい水でしめてて、ゴリッと固い。ザクザク歯切れる食感痛快。深い旨味のスープに練りゴマ。赤唐辛子の辛味スープに山椒、それからラー油をタラリ。豚ひき肉の炒め物にモヤシにネギがのっかっている。
丼の縁に小さな水滴がビッシリ付いているのを見なけりゃ、中は熱々担々麺のように思える。けれど冷え冷え。
軽い酸味がキリッと後味ひきしめ、夏のお腹をスッキリさせる。

一緒に麻婆豆腐を追加でたのむ。

それというのも、ココのランチの麺類には小さなご飯がサービスでつく。熱い担々麺ならば、スープをご飯にかけながらザブザブ食べるとおいしくスープを飲み干せる。けれど冷たい担々麺。
ご飯のおかずになにかほしくて麻婆豆腐。
実はココの名物料理は一年通して麻婆豆腐と担々麺。どちらも辛く、けれど辛さの方向性がまるで異なる。担々麺は甘くて渋くて旨くて辛い。麻婆豆腐は風味豊かで痺れて辛い。その両方をかわるがわる食べてるうちに、口の中で辛さが膨らむ。

四川系のしびれる麻婆豆腐を提供するお店も増えた。
中には口の中に大きな洞穴ができたんじゃないかと思うほど、痺れて麻痺する山椒使いのお店もあって、そのまま胃カメラ飲めるんじゃない？って思ってしまうほどに厄介。味に気持ちが向かっていかない。
けれどココの麻婆豆腐は辛さと痺れのバランスがよく、ずっとココロの平常心を保って味をたのしめる。
とは言え麻婆豆腐を食べたあと、冷たい水を飲むとトロンとドッシリとした粘り気と甘さを感じるに十分で、どんどん額に汗をかく。

付き合ってくれた友人が食べた日替わり定食。

今日のメインは鶏のから揚げ。一個分けてもらって食べたら、フックラとした胸肉にサックリとした衣をまとわせ揚げたフリッタ風のから揚げ。そこに酸味がスッキリとした甘酢を絡めて、刻んだ野菜がタップリのっかる。
ご飯のおかずにピッタリで、揚げ物なのにさっぱりしている夏のゴチソウ。
サイドに焼売、青菜と和えた押し豆腐とかネギとザーサイの油和えとか、少量ながら気の利いた料理があれこれ。
キャベツを発酵させたつけものの酸味がたのしいスープもついて、夏のお腹をたのしくさせるゴチソウ揃い。
お腹を満たして出る頃には、店の外まで大行列のランチでござった。さぁ、仕事。

三希房

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[3回]

2014/08/22 (Fri) 東京の他エリアのレストラン Comment(0)

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