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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    夜、家でおでんを炊いてみる。

    c97b4d6a.jpg昨日の夜から急に寒くなったような。
    気温が下がる。
    秋になるとおこる自然現象で、けれどそれ以上に体の芯に滲み込むような寒さを感じる。
    つまり、秋。

    スーパーマーケットの売り場をみてもしみいる寒さをいろんなところに感じます。
    例えば魚の売り場。
    鍋のセットが売られてる。
    例えば野菜の売り場にも大根だったり、白菜だったり。
    鍋にしっくりくるモノが主役のような顔をしている。
    鍋の季節だからこうした野菜が主役な訳じゃないのに…。
    今の季節においしい野菜の食べ方が、例えば鍋だったりするはずなのに、なんだかちょっとオモシロイ。

    大根かって下ごしらえをユックリします。
    筒状に切り、ざくりざくりと皮の部分をそぎ落とし、八角形に整える。
    それから面を軽くとり、お鍋に並べて水をはる。
    生米サラサラ、ひとつかみ。
    赤唐辛子を一本浮かべて、火をつけてとろ火でユックリ中まで火を通す。
    中まで串がスルンと入る一歩手前で火を止めて、一旦、お皿にそれをとる…、出汁をそれから作ります。

    63b80227.jpgアゴだしパック。
    鍋一杯の水に浮かべて、ひと煮立て。
    出汁の香りがついてきたらば、少々の塩で味ととのえる。

    土鍋におでんの具材を並べる。
    大根、シラタキ、ゆで卵。
    厚揚豆腐に練り物あれこれ、鍋の中で具材が揺れて互いを壊さぬようにギッシリ、キレイにつめてそこに出汁をやさしく注ぐ。
    それからコトコト。
    時間をかけて煮こんでおでんの出来上がり。
    出来たおでんをホットプレートの深鍋に移していれて、テーブルの上で微熱でずっと温めておく。
    まるでおでん屋さんのカウンターの前にいるような感じがたのしく、テレビをみながらひとつ、そしてまたひとつ。
    ハフハフ食べて、夜をすごします。

    実は今日のゆで卵。
    玉子が新鮮だったからでしょう…、むこうとしたら身が貼り付いてボロボロ、白身が壊れていった。
    どうしようって思ってそうだ…。
    玉子の殻の尖った先と底の部分を壊して穴を開けたとこから息を吹き込む。
    すると殻と身の間に空気の層ができて殻がはがれやすい…、ってYouTubeなんかでもよくやっているそのやり方をためしてみたら、たしかにキレイにするんと剥けた。
    ごぼう天やらたこ天やらに、紀文が作ってる魚河岸っていう、揚げたはんぺんみたいなモノをあれこれ入れて煮こむとそれが、出汁にコクをだしてくれたりする訳ですね。
    ねった芥子に塩を混ぜ、それ塗りながら夜のお腹をユックリ作る。

    8b28eb0b.jpgもひとつおかず。
    冷蔵庫の中にあった、豚バラ肉。
    茄子を使う。
    業務用の麻婆茄子の素があり、それを使ってまずは味の基本を決める。
    茄子は軽く茹でただけ。
    だからサクッと歯茎が痒くなるような、茄子独特の噛みごたえ。
    みずみずしさも残ってしっとり。

    一昨日使ったステーキソースをちょっと足しガーリッキーな味をくわえる。
    食材庫の中に中途半端な分量残った春雨を、固めに茹でたの。
    タップリいれて、肉のうま味や調味料を吸わせてプルンと鍋のおいしさもれなく食べる。
    胡麻をパラリ…、と。
    プチプチはぜて香りたのしいアクセント。
    プルプルとした豚肉の脂の食感、おいしくてコラーゲンな夜となる。

    そして〆。
    ちょっと前にもらってた、名古屋のおみやげ…、山本屋本店の、味噌煮込みうどんを作って食べた。

    18e70381.jpgちょっと手間のかかるレシピで、まずは出汁をとるところからはじまるのです。
    沸騰させたお湯の中に、かつおだしの入ったティーパック状のモノをはなしてしばらく沸騰させておく。
    すると出汁の香りが鍋の中から立ち上がってくる。
    そこに味噌出汁をくわえて火を止め、休ませる。

    麺を茹でるのだけれども、これがなんと14分。
    フェトチーネ状の平打ち麺が、お湯を吸込み膨れて断面、楕円の麺になっていく。
    具材をあれこれ。
    味噌煮込みうどんで絶対、入れなきゃいけない具材がかしわ、ネギに油揚げ。
    不思議なほどにコレらを入れると入れぬとでは、味がまるで違って感じる。
    だから妥協をせずにそれらは全部。
    しかもタップリ。
    それにかまぼこを薄切りにしたものをいれると一層、山本屋さんの味噌煮込みうどんのように仕上がっていく。
    実際の味。
    スープはほぼ完璧に山本屋的味噌煮込み味で、麺はさすがに半生麺というコトもあり、ツルンとすべるような食感。
    お店で食べるうどんはゴツゴツ、よじれた不揃いが噛む楽しさを作ってくれる…、ただ歯ごたえは十分でこれはこれにておいしいゴチソウ。

    それにしても日曜の夜のテレビ番組は、まるで気持ちが乗らぬ内容…、それでビデオをあれこれ觀ます。
    それも昔なつかしのモノ。
    中でも一番盛り上がったのが、キャプテンウルトラ。



    1967年の日曜夜の午後7時に放映されていた特撮モノで、以降、続編などがまるで作られるコトがなかった作品なのに、不思議なほどに強烈にその内容をおぼえてる。
    たださすがに久しぶりに見るとかなりツッコミどころ満載で、なにより原色メインの極彩色な映像に、テレビのカラー放映が本格的になった時代のムードを感じてたのしい。
    それに主題歌。
    変拍子にして転調をくりかえす特徴のあるメロディーライン。
    特に、「シュピーゲル」と3度くりかえすフレイズを、音楽の時間に「三連符」を使ったメロディーの典型的な例だと教えてもらったことを思い出す。
     

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    ■ コメント一覧
    キャプテンウルトラ
    >あごだしパック

    最近はそんな魅惑的な物が売っているのですか!
    手軽に讃岐うどんが食べられるじゃないですか!
    さっそく探してみよう。

    >山本屋本店の味噌煮込みうどん

    麺を14分も茹でてあの硬さなのですか?
    名古屋フード恐るべしですね。
    総本家の秋葉原店久しぶりに行ってみようかなぁ。

    >キャプテンウルトラ

    な、懐かしすぎます。同世代のオヤジですゆえ。
    音楽が冨田勲だったり岩石のような宇宙人が小林稔侍だったりと
    今から考えると異色の豪華キャストでしたね。
    光速エスパーやマイティジャックも好きだったなぁ。
    れきさん / 2011/10/31(Mon) /
    冨田勲さん
    > れきさん
    当時のドラマ。
    特に子供向けのドラマって、いろんな実験ができたからでしょうか?
    NHKでやっていた、タイムトラベラーや、謎の転校生はクラシックの巨匠、池辺晋一郎さんの作曲でした。
    豪華な時代。
    みんなが真剣だった時代のように思います。

    ひさしぶりの味噌煮込みうどん。
    やっぱりお店にいって食べたくなりますね。
    名古屋出張を作らなくっちゃ…、って思ったりします。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/31(Mon) /
    キャプテンウルトラ
    初めまして。ほぼ日含めていつも興味深く読ませてもらっている、同じ年のおやじです。私も異常にCUに興味を持ってた口で、シュピーゲルのプラモが欲しくてたまりませんでした。
    Qとかセブンはファンが多いですが、キャプテンファンは初めて出会えて思わず書き込んじゃいました。
    ご自愛されながら、いっぱい食べてください。
    echigoyaさん / 2011/10/31(Mon) /
    不思議な魅力
    > echigoyaさん
    キャプテンウルトラは、主役を含め、どこか子供番組らしくない大人の色気が漂った作品でした。
    だからでしょうか。
    いまだに強烈に思い出してしまう不思議なドラマ。
    シュピーゲル号…、ほしいですネ。

    はじめまして。
    ステキなコメントありがとうございます。
    これからもよろしくお付き合いのほどを。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/31(Mon) /
    だしのあじ
    おでんにあのだし

    あごだしあいますよね

    なんだかうれしい

    かわいがってもらって

    だいじににこまれてる

    それこそ

    ニコマルじゃないですか!

    おいしい笑顔が

    そこにある

    シアワセナコト

    今日の夕食は

    手羽元と野菜の

    あごだしとマギーブイヨン

    ブレンドのスープ煮です。

    ジャガイモ、タマネギ

    それからミックスベジタブル

    とてもお手軽

    うっかり隠し味の

    ベーコンさんを

    いれわすれちゃっても

    十分おいしいできあがり

    かんたんでっす。

    ネコスタさん / 2011/11/01(Tue) /
    ダブルスープ
    > ネコスタさん
    なるほど。
    ブイヨンとアゴだしのダブル使い。
    それはおいしいに違いない。
    これからポトフやスープがおいしい季節。
    ぜひ、試してみようと思います。
    サカキシンイチロウさん / 2011/11/01(Tue) /
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