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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼、珍しく、おむす人。

    485bddff.jpegココは朝…、とずっと決めてて、けれど今日。
    ちょうどお店の近所で昼のちょっと前。
    それで昼をとやってくる。
    着々とお店を増やしてはいるけれど、ほとんどの店がテイクアウトの専門店。
    こうしてお店で、むすんだばかりを食べられるところは少ない。
    お店の中で食べるおむすびと、お持ち帰り用のを器用に作り分けるのがステキなところ。
    イートイン用はフンワリしてて、口にいれるとハラっとほどける。
    塩の加減もほどよくて、当然、あったか。
    正真正銘の手作り、出来立て、むすび立て。

    鮭といくらの親子むすびと、おかか沢庵、それにウィンナーを付けてもらう。
    おむすびの中のいくらがプチっと壊れて、ご飯をスベスベスルスルさせる。
    魚の旨味と魚卵の風味がお米にからまり贅沢至極。
    ポリポリとした沢庵の、素朴な味わい。
    プチュンと歯切れる揚げウィンナさんのたのしい食感。
    昼のお腹がよろこんだ。

    仕事こなして、次の仕事のその間。
    ちょっとした時間の隙間を、スターバックスのエスプレッソで埋めてやる。

    eaedf304.jpeg喉がかわいた訳じゃない。
    ちょっと気分転換できるものを…、とそれでエスプレッソ。
    陶器のカップに注いでもらって一緒に冷たいお水をねだる。

    氷をお入れしましょうか?

    当たり前のコトかもしれず、でもこうして一言。
    ほんの一言、言葉を交わすというのがとてもうれしくて、氷をタップリ入れてください…、再びちょっとおねだりをしてカップをもらう。

    ネスカフェゴールドブレンドをたのしむ「違いのわかる男」のように、湯気を鼻下くゆらせて、香りを味わう。
    それからそっと、ひと啜り。
    ほろ苦い。
    そして不思議と甘くって、ほんの少しのコーヒーが舌の上にドッシリのっかる。
    香ばしいカカオの匂いが口から鼻に駆け抜ける。
    お水を飲みます。
    するとススっと、みずみずしくておだやかなアイスコーヒーが口の中にて、出来上がる。
    時間をかけてちょっとづつ。
    吸い込むように、舐めるようにほんの少々、ちょっとづつ。
    喉を潤すのでなくて、心を潤す…、そんな飲み方。
    大人風。

    b233567d.jpegユッタリ飲んで楽しんだあと、カップに層なす泡の跡。
    なんでこんなにステキな模様ができるんだろう?
    ワザワザこうして模様を付けようと、思って飲んだ訳でもないのに。
    濃い茶色。
    淡いコーヒー色の縞。
    間を埋める黄色いシミと、泡が潰れてポツンと残した白い水玉。
    乳白色の陶器の生地に、地層をなすごと模様が残る。
    ボクにもし、占い師としての鬼才があれば、これで未来を見通すことができるやも…、ってそんな戯言、ボンヤリ思う。

    気づけばのんびり、小一時間。
    そもそもコーヒー、紅茶に緑茶といったモノ。
    こうして時間をたのしくのんびり無駄遣いする、ために生まれて発達をした、おだやかにしてやさしい嗜好品であったのでしょう。
    ゴクゴク飲める飲み物もいい。
    けれどこうして、時間にそっと寄り添うような飲み物もヨシ。
    焦る気持ちもおだやかになる、心のご馳走。
    おゴチソウ。

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    雅やかな時間
    『エスプレッソは一日のいろんな時間に一瞬の句読点をうつためだけにある』・・・
    よしもとばななさんが書かれたそんな一節が浮かんできました。

    大人の密やかな嗜み、といった感じでしょうか。
    エスプレッソが苦手な自分を恨みたくなってしまいます(苦笑)。

    333さん / 2009/11/19(Thu) /
    苦みも人生
    > 333さん
    エスプレッソのビターなおいしさ。
    本当に開眼したのはこの5年ほどでしょうか?
    それまでは大人ぶっておいしいとは思わず、ただただ飲み下すようなことをしていました。
    苦みの奥の甘味。
    ボクもエスプレッソみたいなおじさんになりたいなぁ…、なんて思います。
    サカキシンイチロウさん / 2009/11/19(Thu) /
    最近
    マックの画像が多かったのでスタバは?って思ってました(笑)
    ホントですね、カフェで落ち着いて時間を過ごすというのが最近ないです。
    ノンビリお気に入りのドリンクを飲みながらゆったりとした時間を過ごせていないのはいかがなものかと思います。
    ここ2週間は採用試験の試験官やら解雇の手続きのお手伝いやらで気持ちに落ち着きがありません。週末はゆっくりカフェで過ごしたいと思います。
    あっくんさん / 2009/11/20(Fri) /
    スタバという場所
    > あっくんさん
    昔はスタバであればどこでもよかった。
    でも最近は、あそこのスタバのあの席を…、ってどんどんオキニイリのターゲットが絞り込まれる傾向にあるような。
    それだけスタバが当たり前の存在になりつつあるということなのかもしれません。
    とはいえ、特別のスタバは特別な場所。
    心おだやかになれるところですよね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/11/20(Fri) /
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