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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    映画を見ます…、「白雪姫と鏡の女王」。

    f37d053a.jpeg三連休をふりだしに、秋の映画公開シーズンがはじまる週末。
    ミラ・ジョボビッチさまの勇姿をみるのもいいかと思いもしたのだけれど、へそ曲がりモードを発動させて、コメディー系をみることにした。

    予告編を映画館でみてこりゃ絶対に!と思ってた。
    濃厚にしてキッチュな映像。
    「意地悪さん」な感じの演出。
    なんだかボクの好みのように思えて調べてみたらターセム・シンって人の監督作品。
    「ザ・セル」「落下の王国」「インモータルズ」とコッテリとした映像ドラマを得意とする人。
    どれも絵はステキなんだけど、物語があまりに深刻。
    ほとんど破綻寸前というちょっと残念な作品ばかりで、けれどこれ。
    グリム童話の白雪姫という原作がある。
    それなら安心してみられるか…、と思ってきます。

    期待以上にオモシロくって、文句なしに大満足!
    観ているボクらが毒リンゴを食べてしまったみたいな気分にされる。
    しかもその毒の甘美なコト!
    か弱い女性が王子様に助けられてハッピーエンドという原作を、自ら自分を助ける女性の物語りへと翻訳しなおした内容がかなり痛快…、バイオハザードなんて選ばなくって、よかったってこれを選んだボクを褒めたくなるような見事な一作。
    ハッキリ言って今年観た映画の中で暫定1位のオキニイリ。
    mirrors.jpgそれにしてもハリウッドっておんなじような作品が次々続いてリリースされるようにできてしまってるんでしょう。
    もう一作、「スノーホワイト」って同じ題材を扱った映画がきてる。
    そっちはかなりダークな作風で、シャリーズ・セロンが魔女的白雪姫の継母女王を演じているけれど、こちらはジュリア・ロバーツが自己愛に満ちた「普通の女性」がお金持ちで若いオトコを手篭めにしようと一生懸命。
    怖い魔法を使いもするけど、「美と富」に対する執着こそが、もっとも恐ろしい女性の武器って言うその一点…、ウンウンしながらたのしんだ(笑)。

    mirrorrrr.jpgちなみに白雪姫を演じる、ゲジゲジ眉毛のオンナノコ。
    この立派な眉毛のお陰でこの役を射止めたって言われてるけど(笑)、名前がリリー・コリンズ。
    つまり、あのフィル・コリンズのお嬢さん。
    垢抜けなかった彼女がどんどん、自分を発見していくうちにキレイになってく。
    眉毛は太いまんまなんだけど、最後のめでたいシーンでは、まるでローマの休日のラストシーンのオードリー・ヘプバーンみたいにキレイでキラキラ。

    お嬢さんがた。
    そろそろ昆虫眉毛を捨てて太い眉毛をとりもどしましょ。
    そしたら日本もバブルの時代の景気を一緒に取り戻せるかもって思ってしまった。
    オモシロイ。

    それから七人の小人を本当の小人俳優が演じているのだけれども、彼らがとても人間的で活き活きしていていい味出してる。
    彼らが画面に登場してから、笑っては泣き、ウルッときては無きというもうグズグズと鼻をずっとすすりつつそれでも気持ちが明るくなってく。
    ネイサン・レインも相変わらずの芸達者にて、いい作品です。
    特に最後の最後、本編終わってエンドロールに向かっていく、その直前のサプライズシーンでは思わず立って一緒に体を動かしたくなる。
    この連休に何を観ようと迷ったら、これがオススメ、オキニイリ!



    それにしてもこの映画。
    「Mirror Mirror」って題名でアメリカで封切られたのはなんと半年前の3月。
    アメリカではすでにブルーレイやDVDが販売されているという、なんてかなしい映画後進国な日本でありましょう…!
    ちなみにゴージャスな映像美に一役かっているのが衣装。
    この監督と一緒にずっと衣装を作り続けてた石岡瑛子さんの遺作でもある、そう言われればどことなく金襴緞子って言葉が思い浮かぶ豪奢にウットリしました、うつくしい。
     

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    ■ コメント一覧
    ゲジ眉
    この映画面白かったですね!
    先週観た「踊る…」が私にとっては不完全燃焼だったので、
    走者一掃な気分でした。
    白雪姫、きれいに整えられたゲジ眉で(笑)。
    これから年末にかけて、シルクドソレイユ、レミゼラブル、007…と、
    観たい映画がいっぱいです。
    あーたさん / 2012/09/16(Sun) /
    シルク・ド・ソレイユ
    > あーたさん
    昨日、はじめて予告編をみましたけれど、あぁ、なつかしいって思いました。
    年末にむけて、季節にあった映画が来るってステキですよね。
    サカキシンイチロウさん / 2012/09/16(Sun) /
    無題
    私もCMで、凄く久しぶりに「観たいなー」と思っていました! 面白いのならぜひ観よう。げじげじまゆげは私も気になっておりました。プリティ・ウーマンを思い出すステキな高笑いもお年を召しても、こちらも楽しくさせてくれるスバラシイ女優さんですねー。観るぞ!
    みやはらさん / 2012/09/16(Sun) /
    ひねりの効いた名作
    > みやはらさん
    原作をなぞっているのに、話の先がたのしくなる、見事な手際。
    感心しました。
    ジュリア・ロバーツ…、キレイですよ。
    実は、染み抜きシワ無し修正版ジュリア・ロバーツっていうのが劇中で登場するんですが、その気持ち悪さが、某ピーリング&ボトックス・ホワイトニング歌手を彷彿とさせて笑わせてくれます。
    ぜひ、たのしまれてください。
    サカキシンイチロウさん / 2012/09/16(Sun) /
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