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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    年齢:
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    性別:
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    1960/01/26
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    映画をみます…、2本はしごで、その一本。
    glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー」なる、長い名前の映画でござる。

    147d27db.jpgアメリカで人気のTVドラマシリーズ「glee」。
    アメリカの田舎町の高校のグリークラブに集まって、「大好きな歌で誰よりも輝きたい」と一生懸命がんばる生徒の物語り。
    そのキャストたちが一堂に介して行ったコンサート。
    その様子を3Dカメラで収めた映像を、編集して作ったドキュメンタリータッチの映画でアメリカではかなりの興行成績をあげたと言われる。

    日本ではずっと前に公開されてて、そのとき数回。
    スタンディング上映っていうのを行った。
    お行儀のよいコンサートじゃなく、ノリノリ系のライブコンサートでは、観客総立ち。
    つまり、スタンディングで観るのが普通。
    だからライブ映画は立って観るのがそもそも正しい見方じゃないか?と。
    けれどさすがに映画館で、スタンディングというのはいささか唐突。
    映画として座って見たい人もいて、そうした人の迷惑を考えるならどんなに気持ちが盛り上がっても、座って観なくちゃいけなくなっちゃう。
    もどかしさ…。
    ならばみんなの了解の上、ライブ会場のようなたのしみ方をしましょう…、という趣向のそれがスタンディング上映というモノ。
    それがかなりの評判で、回数限定のリバイバル上映。
    六本木ヒルズの一番大きなスクリーンを使って開催。
    チケットにも書いてあります…、「歌って踊れる!glee」ってタイトル。

    0d1479fb.jpg大々的に告知されてたわけじゃないのに、ほぼ満席で上映スタート。
    上映と同時にみんな総立ちで、踊って、歌って、拍手して、2時間ほどをあっという間に過ごして気づけば、手首が痛く感じるほどにずっと拍手を送ってた。

    今までいくつかコンサートのライブ映像を編集した映画を見たことがある。
    けれど3D。
    しかもポストプロダクションで無理やり3D化したのではない本物の3D映像でみるコンサートって、臨場感がスゴクてまさに客席にいてステージをみている気持ちになれる。
    ステージ上でふりかえりざま、こちらをむいてニッコリする人に思わず自然に手が振れたりするオモシロさ。

    しかもこの映画。
    ただのコンサートフィルムのカテゴリーを越えている。
    テレビドラマのファンを3名。
    それぞれに人と変わったところをもった、社会的に弱者と呼ばれる人たちが、ドラマにいかに勇気づけられ人生が変わったかという「個人のドラマ」を丁寧に、ライブ映像の間に織り込む。
    gleeというドラマ自体が「負け犬たちのしぶとくたのしい戦い」を描いたモノで、だから彼らひとりひとりのエピソードが、ステージの上でたのしそうに歌って踊るキャストたちの姿に厚みを与えてる。

    どんな人でも必ず一つは欠点、弱点があるもので、けれどそれを嫌い、呪って生きるのではなくて、弱点こそが他の人にない個性なんだかと思えるコトが、どれほどステキで前向きか。
    自分の中のいろいろに、それを当てはめ、胸がグワッと熱くなる…、そこにボクの好きな歌がかぶさってきてなんだか勇気が湧いてくる、そんな映画でありました。



    他の人と違っているコトを恥ずかしいなんて思わないコト。
    だって、みんな一人ひとりが他の人とは違ってる。
    自分と同じ人間なんているはずがなく、他の人と違っているから存在価値があるんだという…、その当たり前を再確認してニッコリとする。
    人は必ず誰かの支えになってる。
    人は必ず誰かの愛に支えられてる…、自分のためにも、自分を支えてくれてる人のためにも笑顔でがんばらなくちゃと拍手をしながら、そう思う。
     

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    3D映画
    なかなか思っていたよりもいい出来でしたよね
    ああいう,人数が多めで,いくつかのラインに分かれて,ダンスもあると
    3Dの良さって出るなぁと思いました

    AKBとか韓流の人達もこれを取り入れるべきと思いましたね

    ちなみにフランスだと先生関連は全部カットされて90分くらいだったです
    佐藤Rさん / 2011/10/10(Mon) /
    たしかに
    > 佐藤Rさん
    K-POP系はこのスタイルでスタンディング上映すれば、かなりの盛り上がりをみせるだろうと思いました。
    それにしても「自らを受け入れる」というコトに対して、厳しく、難しい背景がアメリカにはあるのだろうなぁ…、と思いました。
    日本はいろんな意味で優しく、同時に無関心が満ち溢れている国なのだなあ…、とも思いました。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/10(Mon) /
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