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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    新宿、駅地下の天国、「ベルク」。

    7225abf0.jpegいろんな意味で天国で、例えば喫煙者にとっては「スモーカーズヘブン」であります。
    タバコ天国。
    禁煙電車で運ばれて、着いた駅がまた禁煙でそれでたまらず駆け込んで、プカーっと煙を吐き出す至福のひととき。
    かつてボクもヘビースモーカーを10年ほどもやっていたのでこの気持ちは今でもよくわかる。
    テーブル席とカウンターにわかれるこの店。
    居心地のいいテーブル席は自然とスモーカーズテーブルになり、ノンスモーカーは煙をさけて壁に向かってカウンターに立つ。
    普段は肩身の狭いタバコ吸いがここでは王様の顔をする。
    それもまたよし、大人同士の助け合い。

    それから同時にビール天国でもあって、なんと朝からビールを片手にホットドッグやハムを貪る人たちがいる。
    ああ、幸せな朝の風景。

    モーニングプレートをサクっとやります。

    c60191f9.jpegまん丸のお皿の上に、トーストにハム。
    ポテトサラダやスイートコーンがギッシリ、片寄せあうようにのっかってくる。
    サイドにちょこんとバターの包み。
    この四角いバターの包みをみると学校給食を思い出す。
    フォークの背中を使ってパンにそっと置くように塗ってくと、ススっと溶けて小麦粉色のトーストをやさしく濡らす。
    ここのトーストブレッドは、軽くて前歯にカサッとしててしかもサクサク。
    歯にまとわりつくようなことがない、ボクの好みのドライな感じ。
    そこにタップリ、ポテトサラダをのっけると口の中にてまるでポテトコロッケ、食べてるみたいになるのが不思議。
    豚肉の中のゼラチン質が、ジュワッととろけるロースハムもまたご馳走。

    酸味があとにほのかに残る、喫茶店風のブレンドコーヒー。
    砂糖も入れず。
    ミルクも入れず。
    そのままゴクッと飲み込んで、寝ぼけ眼をシャキッとさせる。
    会社に向かって、レッツラゴー!

    ところでちょっとへんてこりんな動画を発見。
    「Neurosonics Audiomedical Labs Inc.」って、こりゃ一体なんじゃ?って具合の不思議なユニット。
    音楽集団?
    映像集団?
    それともただのヲタな人たち?
    あるいはそれら全部をガガっとブレンドをしたへんてこりんなアーティスト。
    わからないけど、ひっかかる。

    Neurosonics Audiomedical Labs Inc. from Chris Cairns on Vimeo.


    かなりくせ者、オキニナリ。

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    有楽町の交通会館。

    9141a21d.jpeg有楽町の駅前にひときわ目立つ大きな建物。
    マリオンであったり、数年前に完成をしたマルイのビルやら、今でこそ、有楽町の駅周辺には大きく背の高いビルが沢山できてはいるけど、昭和の頃からずっとこのビル。
    有楽町の駅前にあって孤高の巨大ビルだった。
    一番上に回転レストランがあったりしてネ。
    屋上庭園から丸の内側のひらけた景色がたのしめたりする。
    新幹線が東京駅に近づきながら、スピードを徐々に落として山手線よりユックリ走る。
    そのタイミングで目の前にやってくるのが、このビルのバーバーショップの明るい窓。
    ボクにとっては「ウェルカムバック東京」の象徴みたいなビルであります。

    つい最近。
    夜、このビルに初めて来、地下をぶらつき昭和な香りの飲食店が沢山あるのにびっくらこいた。
    それで今朝。
    こぬか雨降る有楽町でちょっと寄り道。
    喫茶店。

    ローヤルという店。

    4fe98b5a.jpegROYALと書いて、ロイヤルではなくローヤルと読む。
    なかなか昭和。
    純喫茶という名に恥じぬ、真っ赤なビロード、デコラばりの小さなテーブル。
    灰皿、上にはシャンデリア。
    蝶ネクタイをしたおじさんと、ユッタリあるくおばさんがサービスをする昔の上等。
    ほっとする。
    常連さんがほとんどなんでしょう。
    おばさんが入ってきたばかりのおじさんに「どうしたの?今日はもうこないのかなぁ…、と心配してたの」と。
    JRの人身事故で電車が遅れてこの時間。
    あら、大変だったのネ…、なんて会話がとても自然に繰り広げられる。
    人と人とがつながる場所としてのこうした喫茶店。
    東京の街にもこうしてどっこい残っているのが、なんだかうれしい。
    いい気持ち。

    500円ぽっきりのモーニング。

    e9ce73c9.jpeg厚切りトースト。
    サラダにそれからゆで卵。
    絵に描いたような喫茶店のモーニングセットにしばしウットリ。
    耳が大きく分厚くて、モッサリとした存在感がちょっと苦手なパンではあるけど、マーガリンをタップリ塗って、上にジャムまでどっちゃりのっけてそれでパクッと。
    コーヒー口に含んでパンをやわらかにする。
    それからゴクン。
    お腹の中がシットリとなる。

    サラダにかかったドレッシングが、酸味穏やかな昔風。
    小学校の調理実習で作ったときのフレンチドレッシングみたいなぼんやりした味で、それがなんだかなつかしくっておいしく感じる。
    ちょっとお腹が疲れてる?

    それにしてもエッグスタンド。

    2b3b88c9.jpeg小さな頃、なんでうちにはエッグスタンドがないんだろう?って、いつも悔しく思ってた。
    映画やドラマのお金持ち家族の豪華な朝食。
    銀盆の上にエッグスタンドにゆで卵。
    銀のスプーンで殻をポポンっと叩いて割って、トロトロとした半熟玉子をスプーンですくってフルっと食べる。
    食べ終わった唇の端を布ナプキンでそっとぬぐって、トレビアーン!って。
    半熟玉子は嫌いなはずで、だからそんな食べ方しようにも出来ない癖して、それでもソフトボイルドエッグ on エッグスタンドはボクの夢。
    一人暮らしして一番最初に買った食器の一つにアレッシのエッグスタンドが二個あって、けれどほとんど使われず、何度目かの引っ越しのときになくしてしまった。
    おばかな思い出。
    なつかしい。

    今日の玉子はハードボイルド。
    玉子を割るためのスプーンどこにもついてはおらず、手づかみにしてガツンガツンとテーブルの端に叩き付け殻ひっぺがしてワシワシ食べる。
    ROYALなのにお行儀悪し…、ごめんなちゃい(笑)。

    台風予報に戦々恐々、そんな水曜、朝のコト。

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    連休明けをほのぼの、しみじみしたくなり、それで久しぶりの店。

    rjn.jpg水道橋のラインに来ます。
    地下鉄を四ツ谷で乗り換え水道橋で降りるという、勝手知ったる通勤ルートの途中にちょこんとある喫茶店。
    水道橋駅の西口の方から歩いてくると、いつも看板が電信柱の陰に隠れて半分、見えない。
    も少しグイっと道路にせり出すようにすれば全部きれいに見えるのだろうけど、でも通行の妨げになる。
    だからそんな無粋なコトをしないところがボクは好き。

    木の色が目に穏やかでほの暗い店。
    大きな窓から朝の光がカウンター周りにだけ注ぎ込み、まるでそこだけ日なたに置いた金魚鉢みたいにキラキラしてる。
    アコースティックでのんびりとした音と一緒に、コーヒーの甘い匂いが漂ってくる。
    いつも通りのなつかしい、ステキな空間。
    モーニングセットをたのみます。

    ハムトーストにコールスローにゆで卵。

    887bc1a5.jpeg昔のまんま。
    何ヶ月ぶりかでこうして来ても、ここにそのままこうしてあるというそのことに、なんだかとってもうれしくなった。

    ここのトースト。
    山高のイギリスパンを焼くとしたら、ボクもこんなふうに焼くだろうなぁ…、ってウットリするほどのボク好み。
    芥子を塗り込め、そこにタップリ、マヨネーズ。
    薄切りキュウリにハムを挟んで、ザクっと3つに切り分けた外はカサカサ、中シットリのみずみずしいのに前歯にたのしい朝のご馳走。
    キャベツじゃなくてレタスとキュウリを刻んで作った、ここ独特のコールスローもシットリ、シャッキリ。
    塩とほんの少しのサラダ油で仕上げたまるで、西洋おひたしみたいな風合い。
    軽やかで良い。

    両手でかるくサンドイッチをつまんで齧る。
    パラパラ、焼けたパンのかけらが手からこぼれてテーブル汚す。
    焦げた匂いと、キュウリの青い生の香りが同時に口から鼻に抜けてくなんとも不思議で幸せな味。
    目を閉じて、昔のコトを思い出す。

    玉子を剥きます。

    6f42d3c2.jpegカカンっとテーブルの上を叩いてキッカケ作り、最初は細かく。
    親指ほどの大きさの穴ができたら、そこからムリンとなるべく大きく殻を極力壊さぬように剥いていく。
    新鮮な玉子でもあったお陰でしょう。
    薄皮丈夫で、だからペロンとキレイに剥ける。
    パラっと塩ふり、カプリと食べると、プチュンと白身がはじけるように割れて中から黄身が顔出す。
    芯は濃いめのオレンジ色で、外に向かうに従って徐々に黄色が淡くなる。
    良き茹で加減に再びウットリ。
    命を食べる!ごときおいしさ。

    熱いコーヒー。
    そのまま飲むと酸味が強くさわやかで、ミルクを入れるとたちまち甘くまろやかになる。
    鼻をくすぐる香りまでもが甘くなるのが不思議なところ。
    おもしろい。

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    はまの屋パーラー。

    hamanoya.jpg丸ノ内線を銀座でおりて、日比谷駅から都営三田線に乗り換えてみる朝。
    ちょっと遠くなったオフィスに向かう、通勤途中を旅と見立ててたのしむ最近。
    東京→大手町ルートはほぼ、確立しつつあり、それで今日は新たなルートとひとつ手前の駅をつないだ。
    ビジネスマンがせわしなく歩く丸の内。
    一方ここはコマーシャルな街。
    物販施設で働く人の通勤時間にはちと早く、だからノンビリ。
    スローなリズムが心地よい。

    銀座と日比谷のちょうど境目。
    有楽町の駅前のビルの地下にある喫茶店。
    地下にありつつテラスな造りで、「パーラー」って感じがただようのどかな外観。
    3年くらい前かなぁ…。
    一度っきりきて感心し、それからずっとほったらかしておいたこの店、ひさしぶり。

    マーブル模様の白いテーブル。
    真っ赤な合皮のラウンジチェアー。
    磨き上げられた洋はく輝くシュガーポットや青い灰皿。

    c8fa476d.jpeg昔の正しい喫茶店。
    この界隈は街のどこにもタバコを吸う場所が見当たらず、それでかここで待ち合わせして出勤前をタバコでつぶすおじさんグループ。
    うれしそうに煙を吐いてる。
    4人組。
    二人はアイスコーヒーをつけたモーニング。
    残りの二人はミルクセーキにバナナジュースと、朝の甘ぁい流動食をチュルチュル、薄目で吸い込みながらタバコをニコニコ吸っていた。
    少年のごと…、おいしそう。

    サンドイッチをもらいます。
    この前、はじめて来たときの目当てがここのサンドイッチで、そのおいしさを忘れられずにたのんで待った。
    しばらく待ちます。
    かなりしばらく。
    すべて手作り。
    手際よく…、というよりかなり丁寧なスローペースでできあがるサンドイッチをぼんやりしながら待つ時間。
    大人な感じ…、いい感じ。

    卵焼きとハムのサンドイッチを半分ずつっていうオーダー。

    082fb740.jpegパンはトーストしてもらい、そのこんがりにまずはウットリ。
    小さめのサンドイッチブレッドを、三片じゃなく四つに切るから細長い、まるでフィンガーサンドイッチみたいな風貌がちとお洒落。
    熱々でふんわりとした卵焼き。
    塩の旨味とバターの風味で、何をつけずともおいしい味わい。
    芥子がツンを鼻から抜けるハムサンドイッチも前歯のごちそう。
    カップまで熱々にした熱々コーヒー。
    フウフウしながら飲みながら、みるみるうちにたいらげる。

    ビルの階段、タンタン上がって表に出れば皇居前。
    日比谷の駅の階段おりたらもう目の前に地下鉄改札。
    こんなルートもまたたのし。

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    マイミクさんから「千石にステキなコーヒー屋さんがあるんですよ」って、教えてもらった。
    八百コーヒー。

    hap.jpg最近、かなりはまってる「Bees Coffee」の向かい側にあるんですよ…、ってメールをもらって、ちと困惑。
    そんなお店があったかなぁ…?
    何度もそこは通った道で、でもお店があるとは気づかない。
    居心地がとてもいいお店なんです…、っていわれてますます気になって、それでフラっとやってきてみる。

    この辺りだと思うんだよね、ってネットで調べた住所をたよりに近くまで来て、なるほど、なるほど。
    都営地下鉄三田線の駅の出口ばかりが目に入っていた小さな建物。
    その半分が地下鉄出口。
    その半分がこのお店。

    a893ae05.jpeg小さなお店…、というよりも、薄ぅいお店。
    ブインブインって古いモーターの低い音と一緒に開く自動ドア。
    開くとそこにはズラっと一列、ベンチチェアーにテーブルに椅子。
    それだけ置くとあとは通路がとれるだけという、薄っぺらなウナギの寝床に古い飛行機の座席だったり、バイクのサドルをそのまま使ったスツールだったりが置かれてる。
    手作りっぽいカウンターに店の家具。
    壁を背にしてベンチに座ると、すぐ目の前に通りを行き交う姿が見える。
    通りに面した店の壁はほとんど全部がガラスの窓で、だから店のこちら側から向こうが丸見え。
    けれどボクがずっとここの存在しらずにいられたように、通りを歩く人がこちらを見ることはない。
    街の中にいて気配を消せる不思議な隠れ家。
    おもしろい。

    ジンジャエールをもらいます。

    75bb5e9a.jpeg自家製。
    生姜を煮だしたシロップをグラスの底に。
    丸く削りだした大きな氷をゴロンといれて、ソーダで満たしたその水面に輪切りの真っ赤な鷹の爪。
    金魚が泳ぐ金魚鉢のようなすずやかさ。
    グラスの丸いハンドル部分が空洞になってて、そこにもソーダがパチパチ泡を発して流れる。
    やさしい味わい。
    生姜の風味が穏やかで、泡もゆるやか、細かくはぜる。
    喉に冷たい。
    けれどお腹がほんわかあったか。
    気持ちいい。

    これも手作りというロールケーキを二人で分ける。

    ee84595a.jpeg玉子をタップリ使って焼きあげたからなんでしょう。
    黄色みがかった鮮やかな色のスポンジケーキ。
    カステラ色で、でもシットリで、フォークを当てると力強く跳ね返す弾力のあるシッカリとした生地でタップリ包まれた、つややかクリーム。
    不必要な香料や、エッセンスなんかを使わずに、だから玉子やクリームの原料の味がフワッと香る。
    自然な味わい。
    なんだかニッコリさせられる。

    アコースティックなハワイの音に、体と気持ちがほぐれてきます。
    そういえば「八百」という文字。
    アルファベットに置き換えたなら「Happyaku」となり、「Happy」って単語で始まる言葉。
    幸せを感じる場所…、ってそう思う。

    夜はジョナサン。

    jonachicken.jpg打ち合わせをかね、ドリンクバーと客席を行ったり来たり。
    タンドリーチキンのグリルとドライカレーのプレートディナー。
    サラダを食べて、バランスをとる。

    それにしても都心のジョナサン。
    どうしたの?って思うくらいにお客様が入ってた。
    ほぼ満席のみんながご飯を食べているのか?っていうと、決してそうじゃなく、飲み物片手に打ち合わせをする人が多数で、ここはある意味、会議室のような機能をもった街の財産。
    そんな気がした。
    それはそれにてよいコトなのかもしれないなぁ…、って。
    そういうボクも、ドリンクバー付き食事も出来る会議室として今日は使った。
    それもよし。

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