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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    昼、浜勝。

    hamakatsu.jpgある特別な意味で、ボクにとっては身近なお店。
    実はニューヨークに「かつ濱」っていうとんかつの専門店があって、何度か食べにいったことがある。
    パン粉がサクっと揚がったとんかつ。
    ご飯も味噌汁も日本のそれとまるで同じで、ホームシックが募ってしまうようなステキなレストラン。
    で、そのお店。
    実は九州を中心にチェーン展開しているここの創業者の親族が、ニューヨークに渡って作った、だから浜勝の兄弟店のような店。
    他にもめんちゃんこ亭」って煮込みラーメンのお店をやってて、よく行ったなぁ。
    それも朝食。
    実はそこの和朝食がめちゃくちゃおいしかった。
    ヒスパニック系の従業員が、陽気に出汁巻き玉子や焼き鮭を作ってふるまってくれる。
    どれも本物。
    日本人じゃない人が作る和朝食部門世界No.1じゃないか…、って一時期密かに思ってたほど。
    今では朝の営業をやめてしまって、かなり残念。
    日本人をターゲットにしたアメリカビジネスはみんな苦労しているっていいますもんね。
    不景気なのはどこも同じというコトなんでしょう。

    さて、気を取り直して昼ご飯。

    5a054848.jpeg浜勝スペシャルという盛り合わせ。
    ロースにヒレカツ、海老フライという、まぁ、とんかつ屋さんのオールスターが勢揃いって感じの商品。
    大きめのパン粉がまるで花を咲かせたようにサクっと揚がった、専門店の見事なとんかつ。
    こんな具合に家で揚げようとすると必ず、パン粉が衣をどっぷり吸って油っこいのができてしまう。
    お店でなくちゃ食べれぬとんかつ。
    お皿の上に網の台を置き、そこにかつをズラっと並べて油切れをよくする工夫。
    どれも専門店らしさにこだわる工夫。
    海外の人にとんかつという料理をふるまう。
    評価は賛否両論で、なんでこんなにやわらかなんだろう…、って無邪気に喜ぶ人もいれば、肉に思えぬフンワリ感を気持ち悪いという人もいる。
    「揚げ物」というだけで拒絶反応を示す人もかなりいて、なら天ぷらは何故、あれほどに世界中で受けれられたの?
    答えは多分、ご飯のおかずに最適化しすぎたとんかつだから。
    今日もご飯をおいしく食べる。

    0a4a079b.jpeg待ってる間にゴマを擦り摩り時間を潰す。
    上等なとんかつ専門店の今やデフォルトになっちゃった。
    とんかつ店がブームになったとき。
    今から10年ほども前のことだったでしょうか?
    胡麻をするための小さなすりこぎが、一時期、供給不足で手に入らなかったことがあった。
    すりこぎ待ちで開店スケジュールが先延ばし。
    …、なんて笑い話みたいなことがあったほど。
    大抵の店ではすり鉢の中に適量、胡麻を入れて持ってきてくれる。
    それがここ。
    テーブルの上に蓋付きボールが置かれてて、中にタップリ胡麻があらかじめ入ってる。
    それを自由に好きなだけ、使ってください…、って、なんともゴージャス。
    サービス精神旺盛なのがステキであります。

    987e9414.jpegゴリゴリすって、そこにソースを入れて食べる、というのが多分、主流なんだと思います。
    けれど昔。
    とんかつ専門店の人たちと、とんかつをおいしく食べる食べ方の勉強会をしたとき、胡麻は粗めにすっておき、それをカツに直接かける。
    パン粉の衣の間に胡麻がギッシリこびりついたのに、ソースを付けたりあるいは醤油や塩をつけ、それから食べる。
    すると胡麻の風味が一層、際立って、鼻からフワッと抜けていく。
    香りがたのしく、しかも油っこさが消えていく。
    胡麻まみれのとんかつソースを食べるのじゃなく、胡麻の香り付きとんかつソースを味わうような、そんな感覚。
    これいい食べ方だねぇ…、みんなに教えてあげなくちゃって、そんな結論が出たことがある。
    残った胡麻はキャベツにかけて。
    あるいは味噌汁の中に落として風味を付ける。
    ちょっとたのしく、おいしい食べ方、今日もしっかり堪能いたす。

    910aad75.jpegちなみにここはご飯を麦と白米を選べたりもする。
    味噌汁も白味噌、赤味噌から選べるし…。
    麦飯、それから白い味噌汁を選んでついでにとろろを追加。
    健康的をたのしんだ。
    揚げ物を食べているという、小さな罪悪感を紛らしたい人が沢山いるのでしょうか。
    ほとんどの人が麦ご飯を選んでたのも、微笑ましくってご愛嬌。

    それにしてもここの味噌汁。
    出汁がシッカリきいている。
    それもイリコが中心で、素朴でだけど力強い味。
    トロロをのばしてなめらかにした出汁もおんなじイリコの出汁で、それに醤油で風味をつけた、そのまま飲んでも味わい深くおいしい一品。
    麦のご飯もスベスベしてた、オゴチソウ。

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    胡麻が先。
    胡麻は直接かけた方が香り立つのですか!
    それはぜひ試してみなくては。
    味噌カツでも同じでしょうか。味噌カツ+麦ごはん、も試してみたいです。

    追伸:先ほどは無題にて失礼いたしました。
    ryoko*さん / 2009/11/03(Tue) /
    胡麻パワー
    > ryoko*さん
    味噌カツには、味噌ダレをかけた上から擦った胡麻をタップリかける。
    味噌に負けない胡麻パワーをたのしめます。
    しゃぶしゃぶのゴマだれにも、胡麻を擦って最後にいれると香りが際立つのと一緒でしょうか。
    トロロご飯に胡麻っていうのもおいしかったですよ。
    サカキシンイチロウさん / 2009/11/03(Tue) /
    無題
    浜勝といえば、自分でゴマをするのが楽しみの一つですよね。そういえば、九州でしか見たことないです。
    しかし、ニューヨークに姉妹店があったとは驚きです。アメリカでもとんかつが食べれるんですね。
    浜勝、久しぶりに行きたくなりました。
    チキンさん / 2009/11/07(Sat) /
    リンガーハットの傍らに
    > チキンさん
    長崎チャンポンのリンガーハットの系列店でもあるんですね。
    リンガーハットの北上にともなって、ポツリポツリとお店がある。
    なんだか西の文化の出島みたいな感じで、たまにいくとほのぼのできたりいたします。

    ニューヨークの人たち。
    とんかつはかなりの異文化のようですね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/11/07(Sat) /
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