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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    高円寺。
    駅前ロータリーの真ん前にスゴい人だかりの八百屋がある。

    koenji.jpg一日中、お店の前にトラックがつき搬入される新たな野菜。
    段ボールから取り出されては、次々売り場に並べられ、勢い余って路地通路にまで溢れだす。
    買い物かごを下げた買い物客と、揃いの黒いTシャツを来た威勢一杯のお兄ちゃんたちでごった返した、ちょっとそこだけアジアな気配を漂わせている街の一角。
    その路地をズンズン奥に入っていくと、肉屋があって魚屋がある。
    まるでさながら昭和の市場にタイムスリップしたよう。
    ドキドキしながらなおも奥へと進んでいくとラーメン屋の看板が出た雑居ビル。

    そこに小さなベトナム料理のレストランがある。

    cs.jpgチョップスティック。
    屋台風の店。
    お店の前には海産物屋。
    その並びには干物屋があり、定食屋とかラーメン屋とか。
    雑多なお店が軒を並べる混沌とした雰囲気が、ベトナム料理に似合ってる。
    笑顔のキレイな女性がニッコリ。
    いらっしゃいませ…、ってむかえてくれるところもこれまたベトナム風。
    ベトナム料理って女の人をスリムでキレイにするのかなぁ?って、思うほどにベトナム料理レストランの女性スタッフって、スタイルよくってリーンでスリム。

    おやつがわりにフォーを食べます。

    f90f9eb6.jpeg日本で初めてという「生」のフォー。
    日本のフォーはそのほとんどが乾麺で、それでも十分おいしくずっと食べてたのだけど、生と乾麺ではまるで食感が違うんだよ…、って、友人に連れて来られたのが今日。
    たしかにまずは見た目が違う。
    艶やか。
    若干、黄色がかってて箸でつまんでもスルスル逃げてしまわない。
    ズルっとすすると、ヌルンと唇、撫でてゆくその感触がかなりシットリ。
    噛むとモチっと弾力があり、けれど奥歯に貼り付くような粘り気はない。
    不思議な食感…、癖になる。
    透明スープはかなりコクがあり、鶏の旨味と野菜の甘味がかなり濃厚。
    コンガリ揚げた刻んだネギが香ばしい風味を添える。
    砕いたピーナッツがコリコリってちょっと乾いた食感を、刻んだパクチーがスッキリとした香りを添えて、ああ、南国の味がする。
    こりゃ、旨い。
    確かに今まで食べていた、乾麺フォーがまるで別の料理に感じる。
    日本人にはこっちのフォーが絶対合うに違いない。
    ハマってしまう…、そんな味。

    一緒にチキンライスをもらってパクリ。

    08e30a01.jpeg分厚い胸肉。
    塊のままジンワリ蒸して、それを薄切り。
    生姜の風味をタップリつけた鶏がらスープで炊き上げた、ジャスミンライスにのっけて食べる。
    これまた旨い。
    鶏にご飯にタレにスープと、どれも熱々の状態じゃない。
    料理は温度。
    冷たいモノはより冷たく、温かいものは温かく…、というのが料理の基本なのだけどベトナム風のチキンライスはどれもがぬるい。
    けれどそれがまずいのか?っていうと、そのぬるさこそがこのお料理のおいしさで、なんだか不思議。
    熱い国の人たちが作った不思議。
    おもしろい。
    他にも食べたい料理が沢山。
    なんだかちょっと通いたくなる、そんな店。

    西新宿にとってかえして、お茶にする。

    df16cca9.jpegポールバセット。
    夕方の晩ご飯がはじまる時間のその直前で、だからポールバセットサイドはほぼ満席。
    けれど隣につながっている、サルバトーレはまだ準備中。
    ワイングラスをキレイに並べる。
    ナイフフォークをセッティングして、昼のカジュアルなテーブルがみるみるうちに晩ご飯用のちょっと華やかなテーブルに衣装がえするその様に、ちょっとワクワク。
    静かな熱さ…、とでもいいますか。
    フル回転するそのときのため、徐々にエンジンを温めている。
    そんな時間がちょっと好き。

    温かいラテ。

    afb23716.jpegグラスに入れて手で持てる。
    日本の喫茶店的コーヒーの適温と比較するとかなりのぬるめ。
    でも、だからこそふうふうしないでそのまま自然にコクっと飲める。
    フンワリとした泡の味わい。
    ポッテリとした泡の食感。
    それをなんの戸惑いも無く、入れてもらったその瞬間から心置きなくたのしめる、これが本当のラッテのおいしさ。
    期せずして、おやつに食べた「ぬるいがおいしい」チキンライスの食後に飲んだラッテも「ぬるいがおいしい」飲み物だった。
    おもしろい。

    サルバトーレもディナータイムに突入し、気づけばたちまち満席直前。
    オフィス街の土曜日の夜。
    なのにこんなに人が集まる…、ちょっとビックリ、感心す。

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    生麺!
    フォーの生麺! 想像したことがありませんでした。
    でもそうですよね。あるはずですよね。
    ビーフンやフォー、大好きなのです。パスタも生が好きです。これは食べたい。
    でも高円寺かぁ。ううむ。
    ポールバセットもずぅっと行っておりません。明日は新宿に出るかも、の予定。西新宿へお散歩がてら、もよい季節ですよね。ぬるーい気分、味わいたいものです。
    ryoko*さん / 2009/09/13(Sun) /
    生ならでは
    > ryoko*sさん
    ボクもビックリしました。
    これほど生になると麺の食感が違うなんて…、って。
    高円寺って街。
    大衆的ででも特徴がある面白いレストランの宝庫なんだなぁ…、って今日、再認識。
    いい街でした。

    ポールバセットは相変わらずのハイクオリティー。
    ただ顔見知りのバリスタさんが数名、韓国遠征中ということで、それがちょっとさみしくはありましたが…。
    たのしい新宿の一日をお過ごし下さいね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/13(Sun) /
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