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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    外食の大手チェーンが、蕎麦屋に参入するコト。
    もしかしたら流行っているのかもしれないなぁ…、と思わせる店。

    st.jpg新宿の高島屋の近くにできた「そば処東京」っていう店。
    香港やニューヨークにあるのならまだしも、「東京」って名前をそば屋に付けるという、なんてセンスなんだろうってまずそのネーミングにちょっとビックリ。
    高級感がただよう外観、小さな入り口。
    まるで小体な割烹料理店みたいな風情。
    ドアがなくって大きな暖簾越しに中をのぞき見ることができるんですけど、外から見えるお店の中が間接照明だけで、薄暗くって大人のムード。
    じっと見てると呑み込まれてしまいそうな近寄りがたさを発散してる。
    えいやっと入ると、丸い大きなテーブルが3つ床から生えている。
    そのテーブルが黒御影石なのでございますゆえ、ますますダイニングバー的風情を盛り上げる。
    椅子はない。
    立ち飲みバルのような空間。
    けれどそこで作られてるのは蕎麦という、つまり立ち食い!
    なんたるビックリ、ミスマッチ。
    一体誰がやってるんだろう?…、って実は、フレッシュネスがやっている。
    やっちゃった感がかなり漂う不思議な存在。

    前払いで注文します。
    商品はもりそば、あるいは肉そばという2種。
    これはねぇ…。
    港区の芝公園で花開いた某店の名物商品の肉そばを、なぞったモノと言いますか…。
    パクったモノと言いますか…。
    煮込んだ肉の旨みを加えた付けダレで、そばをスルンといただきましょう…、というそば業界の人が一時期、かなり注目をした料理。
    チェーンそば店の「そじ坊」がチェーン展開を企んでテスト店舗をつくってみたり、つけ麺で有名な「辻田」ってトコが同じようなコンセプトの店を開店させたりしたことがある。
    今から3年ほど前でしょうか?
    そのほとんどが失敗をした。
    今は無いお店の方が多いくらいで、なのに今更…、どうしたの?って感じであります。
    どうしたの?

    d981f9b0.jpeg肉そばたのんで食べてみます。
    ちょっと待ちます。
    注文が入って茹でて、水でしめ、丼に盛りそこにタップリ煮込んだ肉とネギを山のようにのせ、つけ汁添えて、さぁ、どうぞととても丁寧に作っているから。
    細くて黒っぽいそばがタップリ。
    300g近くあるというのも肉そばをメインにしてるお店に共通していた特徴。
    突き出し式で作ったのでしょう…、角のないちょうど韓国の冷麺みたいな麺質が、みずみずしくてとてもなめらか。
    塩がきつめの付けダレに麺がよく合う。
    まだ熱々の煮た牛肉もかなり強めの味付けで、タレをつけずに蕎麦と一緒に口に運ぶとほどよい味になっていたりする。
    ざるやせいろと一緒かというと、決してそうじゃないニューウェイブ。
    蕎麦の風味や出汁の味わいをたのしむ料理ではなくて、蕎麦の食感と出汁の気配を土台にし、肉を味わうそんな料理になっている。

    8cdcb07b.jpegちょっと面白い工夫もあって、薬味を使いたい放題ってところ。
    しかも薬味が充実してて、大根おろしに揚げ玉にゴマ。
    釜揚げしらすに生卵。
    白髪ネギやら、ラー油におろしにんにくなどなどただのざるそばたのんでも、十分薬味でたのしめる。
    おもしろいのが丸いテーブルの真ん中部分が一段グイッと持ち上がった構造で、それがグルッと回る仕組み。
    中華料理の円卓の上のレイジースーザンみたいな具合でなかなか便利。
    好きなモノをお好きなだけ…、って今の気持ちに正直でよい。
    ワインバーに立っていそうな女性スタッフが働いているのもこの店ならでは。
    食べ終わろうとするとニッコリ、蕎麦湯を片手に近づいてきて「薬味のラー油をためされましたか?」って聞いてくる。
    肉そば系のお店のどこもがラー油を薬味に食べることを推奨してて、ここも同様。
    たしかにラー油をタレに混ぜると、ビリッと味がひきしまる。
    ラー油の辛さとごま油のコクのある風味がおいしさ掻き立てるのがとてもたのしい。
    商品は悪くないけど、でもこの店をこれからどうするつもりなんでしょ…。
    やっぱり出口は海外出店。
    それしかないんじゃないなかなぁ…、ってそんなコトを思ったりした、さて仕事。
    今日は本当にあったかい。

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    ■ コメント一覧
    やっちゃいましたね
    (笑)(笑)(笑)
    お店と言い、商品と言い、丸で虎ノ門のお店のようですね
    koutagawaさん / 2010/04/20(Tue) / URL
    やっちゃってます
    > koutagawaさん
    そう、やっちゃってます。
    ネットで情報が瞬時に広く行き渡ってしまうこの時代に、よくもまぁ、ここまでスパッと真似たなぁ…、って思います。
    あたかもライセンス店舗の如き潔さ。
    ほほ笑ましくすらありました(笑)。
    サカキシンイチロウさん / 2010/04/20(Tue) /
    東京生まれのファストフードだから?
    薬味使い放題、の画像がフレッシュネス的。
    といえば、そうのような気も(笑)
    ryoko*さん / 2010/04/20(Tue) /
    たしかに
    > ryoko*さん
    使い放題のケチャップやマスタードを感じますね。
    フレッシュネスも、自分の得意を活かした事業展開を考えたときに、そんなところに類似点を見つけたのかもしれません。
    でも果たして…、って思います。
    サカキシンイチロウさん / 2010/04/20(Tue) /
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