夜、ひさしぶりにおいしい串揚げが食べたくなって、テクっと散歩。
新宿御苑の駅の近所の「月光」というお店に来ます。
「なにわ串揚げ」と銘打って、カウンターの中の壁にズラッと串揚げのネタの名前が並んでいる数、５０種類ほどもありますか。
肉に魚に野菜に練り物…、などなど、何を揚げてもらおうかってちょっと迷ってしまうほど。
一串１２０円均一という値段設定が分かりやすくて端から片っ端に注文するのもいいんだけれど、それじゃぁ食べ過ぎ（笑）。
お任せしますから、１０本まずは揚げて下さい…、って。
ボクが食べたかったモノ。
お店のの人が揚げてくれたモノ。
それがマッチするかどうかで、今日の運勢占う感じ。
まずは５本。
紅しょうがにたけのこ。
かぼちゃにエビにうずら卵がやってくる。
なんてステキなこの５本。
プチュンと口で弾けるように潰れて中からトロンと黄身が飛び出してくる、うずら卵のたのしい食感。
ムッチリとした肉感的なエビであったり、ザクザク歯ぎれる旬のたけのこ。
かぼちゃがトロリと、細かなパン粉と一緒に口にちらかるとコロッケみたいな味になるのがまたオモシロイ。
中でも生姜。
コレがどうにもこうにも好きでして、ガリッと歯ごたえまずは鮮やか。
苦味と辛みとそして酸味が鮮烈で、一口ごとにお腹が空いてくるような気持ちがするのがうれしい限り。
全部食べたいものだったのがまたウレシクて、ニッコリします。
そして次の５本がどうぞと。
豚バラ肉と玉葱、シュウマイ、茄子にトマトベーコンがやってくる。
どれもカラッと揚がってて、なにより揚がりたてのがサッとでてくるところがなによりおいしい…、しかもココの二度漬け無用のソースが旨い。
スッキリとした酸味があって、バッタに入れて横に寝かせて漬けるのじゃなく、深い器に入っているからトップリ漬けてその分、余分な油が取れてスッキリおいしくなってく。
何本食べても、もたれないのがいいよねぇ…、って。
そう言いながら、次の５本を自分が食べたいモノたのむ。
牛ロース肉。
レンコン、ジャガイモ、赤ウィンナ。
それから竹輪に明太子をタップリ充填したモノで、どれも異なる食感、味わい。
串揚げって天ぷら以上に自由で味わい多彩なところがウレシイところ。
それに何より酒がおいしく飲めるモノ。
女主人が一人で黙々、揚げる串揚げ。
だからかちょっとやさしい味がするのがうれしい。
串揚げ以外にもおつまみ料理が多彩に揃っているのもかなりありがたく、中でもオキニイリのが２つ。
ひとつは牛すじ煮込みなんだけど辛いコチュジャンタレで煮込んだ韓国風。
ムッチリとしたスジのうま味もさることながら、ネギがシャリシャリ歯ごたえ良くて、みずみずしさに口がリセットされるよう。
それからオニオンスライスとロースハムのサラダをたのむ。
注文してから丸太ん棒から切り出した、ほどよく厚みのあるハムと、生の玉ねぎを一緒に食べると口の中にて見事にひとつに混じりあう。
ほどよくお腹も満たされて、テクリと歩いて部屋に戻った、金曜日。
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これ、最高にひねりがきいててオモシロイ。
韓国の人気歌手「PSY」の世界中でヒットしている「カンナムスタイル」のパロディービデオなんだけど、そのタイトルが「Mitt Romney Style」という。
ミット・ロムニーと言えば、現在、アメリカ大統領選でオバマ大統領としのぎを削っている共和党の大統領候補。
錬金術にたけた億万長者で失言ダラダラ垂れ流し。
もし、大統領になってしまったら「金持ちクラブ優遇政治」をしちゃうんじゃないっていう人もいる…、その評判をそのままビデオにしたのがコレ。
得意なのは投資、大好物は裕福なご婦人（wealthy lady）という辛辣な歌詞が見事な上にビデオ自体の内容も見事にPSYのオリジナルをなぞってできてる。
こうしたモノができてしまう、「カンナムスタイル」って多分、本物なんだろうなぁって思いもしました、オキニイリ。
[3回]
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