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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    お茶の水にスゴい店がある。
    何がスゴいって、お店の名前が「豚野郎」

    butayaro.jpg豚丼の専門店で、だから豚ナントカってネーミングするのはまま順当なところだろうけど、よりにもよって豚野郎。
    なんだかちょっとインディーズ的痛快さにて、ボクは好き。
    お上品が大好きな人にはきて欲しく無い…、って言うコトなのでしょう。
    お茶の水と言う日本有数の学生街というこの場所でなら、それも大いにヨシというコト。
    間口の狭い小さなビルの3階という場所。
    エレベータなんかあるワケも無く、細くて急な階段上がる。

    実はココのホームページにこんなコトが書いてあります。
    店主は無愛想だ、でも豚丼は旨い!
    3階まで階段だ、でも豚丼は旨い!
    店が狭い、でも豚丼は旨い!
    メニューが少ない、でも豚丼は旨い!
    高級食材は使ってない、でも豚丼は旨い!
    メタボが心配だ、でも豚丼は旨い!

    まさにホームページに偽り無し…、なお店であります。
    カウンターだけ。
    中には網の乗っかる炭場があって、あまりの熱さにその頑丈な網がよじれてそっくりかえる。
    そこで肉を焼いてはタレにトップリ漬けて、再び焼いてを繰り返す。
    焼いてる姿はタン焼き屋。
    けれど網の上の状態はと言えば鰻屋のような、たのしい光景。
    ちょっと厚めに切った豚バラをこんがり焼いてる、食べやすい大きさに切り、ご飯の上に花咲かすごとキレイに並べて丼にする。

    093e6b7f.jpeg豚肉がツヤツヤとして、色っぽいコト。
    焦げた醤油の香りも一級。
    まるでうな丼みたいな匂いが食欲さそう。
    噛むとジュワッと肉汁、そして脂が口に広がってくる。
    もう少し、カリッと焼いてくれると脂が程よい感じになるでしょう。
    けれどこの店目指してやって来る若い人たちには脂を心置きなく味わえる、この焼き加減がいいんだろうなぁ。
    小さなお店ギッシリと埋めるお客さんをながめてみると、みんなガッチリ。
    あるいはでっぷり。
    メタボなんかまるで恐れず、モリモリご飯を食べそうな人。
    多分、ラーメン屋さんに行ったらば、チャーシューたっぷりの大盛りラーメンを、ご飯と一緒に平気で食べる人たちのよう。
    今日はボクが普通体形に思えるほどで、ちょっとうれしく思ったりする。

    065c1d00.jpeg堅めのご飯にガッシリとした肉質の頑丈な豚。
    顎においしい、元気の出るものを食べてるぞぉ…、と一噛みごとにそう実感するなかなかの味。

    三分の1ほどご飯を食べたところで、出汁をかけてお茶漬けにする。
    これはまるで名古屋名物、ひつまぶし。
    でもって、これがまたおいしい。
    豚肉にしがみついてるタレはたしかにうなぎの蒲焼きのタレみたいな味わいだから、出汁をかけておいしくないはずがないのであります。
    しかも堅めのご飯に豚の脂がくっつき、サラサラツルツル。
    舌から喉を転がりながらなだれおちてくたのしい食感。
    口の中がサッパリしてくる。
    タップリのネギ、タップリの海苔も風味をくわえていい感じ。

    kaidan.jpgこのお茶漬けは夜だけのサービスのようで、多分、学生ばかりじゃなくて、ボクらみたいなオジサンサラリーマンをお客様に呼びたいんでしょう。
    たしかに、豚丼とお茶漬けのこの組み合わせは大人の口にもありがたい。
    いいんじゃないの…、って思いつつ、さて帰りましょうと階段、降りる。
    そしたら驚愕すべき景色に遭遇。
    丼のご飯と肉の量を明記した貼り紙が、階段のステップ部分に貼り付けられてる。
    行きのときにはまるで気付かず、見過ごしてたのに、腹が膨れて冷静になり、それでこうして目に入ったのでありましょう。
    今日食べたのは「中」のサイズ。
    なんとご飯400グラムに肉200グラムという分量。
    すんごい量を食べたんだなぁ…、とビックリすると同時になんと、600グラムがお腹の中にすんなり入り、しかも全然、脂っこさを感じさせない。
    その事実にもまたビックリ。
    なんとも不思議でステキな食べ物。
    ちょっとたのしい、オキニイリ、今日も一駅歩かなくっちゃとそう思う。

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    豚丼
    帯広で食べた豚丼は美味しかったなぁ、、、

    こちらで一度食べてみたら結構薄味で食べやすかったんですけど、もう少し濃さがあるとよかったなぁと思ったんですけど、、、

    ここのは結構ガツンと来そうで美味しそうですね!!
    せーたんさん / 2010/01/28(Thu) /
    帯広豚丼
    > せーたんさん
    ボクも帯広で豚丼を食べたときにはビックリしました。
    あまりの濃厚、あまりの味わい深さにもう虜。
    東京では味わえぬ味ですよね。
    ここの豚丼はもっとサッパリした江戸前風。
    その分、ご飯をモリモリたのしむコトができるように最適化されているのかなぁ…、って思いました。
    サカキシンイチロウさん / 2010/01/28(Thu) /
    笑ったじゃないか!
    この店すごい!近所なのにまったく知りませんでした・・・
    トンドンは実は食べたことがなく、早速行ってみようと思いまする♪
    みとゴルゴさん / 2010/01/28(Thu) /
    行けばもっと笑える
    > みとゴルゴさん
    行って実際に食事をすれば、もう笑う他ないくらい痛快さ。
    腹ぺこで行ってください。
    幸せになれます。
    サカキシンイチロウさん / 2010/01/29(Fri) /
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