日曜の夜、食事を家で作ります。
今朝、実家から小包がつく。
母が送ってきたオカズの小包。
今日はいつもより日持ちがするおかずが多くて、それ以外には食材いくつか。
とんでもないものを発見するに至ったのでありました…。
じゃじゃーん。
松阪牛のロースでござる。
健康的なロゼ色に、細かな脂肪のサシが見事に入った一枚。
チルドの状態でやってきて、包みをといたらほどよい状態。
そっと触ると脂がトロンととろけて、指をツヤツヤかがやかせサラッと流れて跡を潤す。
厚さは2センチほどもありますか。
これをステーキといたします。
脂の部分を丁寧に切り落としてから塩をタップリ、肉の表面にふりかける。
さてさて肉を焼きましょうと、鉄のスキレットを用意してガンガン焼いてあっためる。
スキレットから煙がでるくらいまで温まったら、一旦、火を止め休ませる。
分厚い鉄板の中に熱が蓄えられて、肉を焼く準備ができる。
そこに肉。
のっけってジュジュッと押し付けて焦げ目をつけたら再び火をつけよく焼いていく。
脂や油を使わずとも、自分の脂でツヤツヤ焼けてく。
焼いてく間に肉の脂がジンワリ浮いて、焼いてる面の反対側までツヤツヤしてくる。
肉が焼けるいい匂い。
スキレットをちょっと揺すると、ススッと肉が動いてく。
片面焼けたしるしであります。
ひっくり返してまた片面。
同じように焼いて指で押さえてみたらカチッとしている。
焼けた証拠で、サクリと切ります。
頑丈にしてたくましい良き肉ならでは、焼いてすぐに切り分けても肉汁がダランと垂れ出てこない。
塩をかなりほどこしたのに、それでも塩味を感じぬほどに脂が旨くて肉も上質。
口の中でトロけるおいしさ。
ポン酢で脂を洗うようにして、食べるとムッチリ、口の中にて脂がとろけて肉のうま味がそれに続いて口一杯にひろがっていく…、なんたるおいしさ。
塩水にくぐらせたキャベツを鍋で蓋して焼き、付け合せにして口をサッパリさせ味わった。
それから加熱をすれば食べられる焼売が小包の中に入ってた。
それでおつまみ。
多めの油で揚げ焼きにする。
中国料理の点心類で一番好きなモノは焼売。
焼売>ワンタン>餃子>春巻き。
特別美味しいものに限って、小籠包が最上級という、それがボクにとっての「点心大好き優先順位」で、母もそれを知ってるんでしょう、送ってくれるのは焼売ばかり。
蒸すのも旨い。
けれど揚げるとパリッと皮がおいしくて、中身もプルンとみずみずしくなる。
こんがり、ゆっくり。
シッカリ焼いて出来上がり。
作りおいてたキャロットラペを敷いたお皿にキレイに並べる。
余分な油をラペがすってくれるのがウレシイところ。
ポン酢と黒酢をあわせたタレでラペと一緒に味わうと、これが結構おいしくてたのしいゴチソウ、組み合わせ。
〆にペンネを作って味わう。
具材は玉ねぎ。
それからおかずに混じって入ってた、茹でたエビ。
殻ごと入っていたのを剥いて、ペペロンチーノ仕立てにしてみる。
ペンネを茹でてる間に鍋にオリーブオイル。
赤唐辛子に潰したニンニク。
低温でゆっくり風味と味をうつしてそこで玉ねぎを軽く炒める。
茹でたペンネをそこにうつしてエビをくわえて茹で汁つかって味ととのえる。
エビのうま味がスープにうつって、おいしくなってく。
クニュクニュしたペンネの食感。
シャキシャキ、玉ねぎが甘くておいしくエビがムチュンと味わい深い。
お腹もほどよく満たされて、良き夜がくる。
明日の準備をしましょうか…。
そういえば、「9月2日」は靴の日だという…、9(く)と2(ツー)でクツ、まぁ、わかりやすい決め方ですな。
靴を最近、あまり磨かず履いている…、普段は雪駄やサンダルばかりで磨く必要がなかったというコトもある。
秋に入って靴もそろそろ衣替え、靴を磨いてみましょうかって思ったりする、日曜日。
ちょっと気になった映画のトレーラーを貼っておきます。
SAMSARA Theatrical Trailer from Baraka & Samsara on Vimeo.
SAMSARAって言う映画。
5年間をかけて世界25カ国の知られざる風景や思わず目を疑ってしまう光景を撮影した映画で、ナレーションなし、ただただひたすら音楽と共に圧倒的なイメージを投影するというだけのシンプルにして瞑想的な映画なんだそう。
トレーラーをちょっとみるだけでもなんだかウットリ、世界はスゴいって思います。
[7回]
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