サカキノホトンブログジェノバ焼きそば

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ジェノバ焼きそば

家で朝食。
ちょっと変わった焼きそば焼こうと、ソースを作る。

先日、必要にせまられて必死に探して発掘成功せしめたフードプロセッサー。
引っ越したとき、どこに片づけたのかわからなくなり半ばあきらめていたのだけれど、なんと洗面所のタオルや洗剤なんかに埋もれていたのを発見。
それからかなり重宝してる。
冷蔵庫の中でしおれはじめてたバジルの葉っぱ。
三株ほどを豪勢にちぎって入れてそこにツナ缶。
使い残した半分分を油と一緒に放り込み、ブラックペパーにパセリの茎。
香りのでそうなモノを次々入れて生食用のゴマの油を注ぎ込み、それでジャジャッと回して粉砕。
ちょっと味見て塩とチーズをくわえて今度はコーンオイルを注いでジャジャッ。
香り豊かなソースが出来る。
ジェノベゼソースのようなできばえ。
オリーブオイルでなくてゴマの油を使った…、だからちょっとアジア的なる香りがたってパスタじゃなくて中華そばの方が居心地よさげな予感のソース。

そばの具材を用意する。

ハムにピーマン、それから薄焼き玉子を全部、ちょっと幅広に長く切り、まずハムとピーマンをカラッと炒める。
袋に入った玉子麺を電子レンジでチンしてあっため、ボウルに移してそこにソースをトロンと混ぜて加える。
ザックリザックリあえて麺をソースでキレイにコーティングして、それをハムとピーマン炒めた鍋にザザッと移して炒める。
バジルの香りが厨房の中にフワッと舞って、お腹がなります。
塩で少々、味ととのえて最後に薄焼き玉子をくわえ全部をあっため出来上がり。

ジェノベゼ焼きそば。
卵色の麺が翡翠の色に染まって、まず目においしくてウットリしながら一口食べる。
さすがにパスタと違った玉子麺…、ちょっとモサモサした感じになる。
けれどバジルの風味とゴマの香り、ツナにチーズの味わいが中華麺に決してあわなくないのがたのしい。
シットリとした食感とモチモチとした歯ごたえが手打ちパスタのようでもあって、朝のお腹がスキッとしてくる。
炒めたピーマンの緑の香りもそのさわやかに拍車をかける。
オゴチソウ。

ところでちょっとたのしい動画。

ストップモーションアニメの手法を使ったこの映像。
地味ぃに手間がかかってる、動画そのものも面白いのだけど、物語りとしての発想がなんだかステキ。