サカキノホトンブログ弁天案で朝にする

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弁天案で朝にする

弁天庵で朝にする。

どうも最近、弁天庵の朝食が早じまいになったよう…。
今までたしか１０時半まで朝ご飯をたのしめたはず…、けれど今では１０時きっかり。
前の週末には１０時ちょっと前にきたけど、もう朝食が終わってた。
朝ご飯はかなりお得で、だから出来れば一日中、やってほしいくらいなんだけど、そうもいかぬ事情は十分わかりもします…、けれどちょっと残念ですな。
まぁ、気分をとりなおし、注文をしてお水をグラスにシャシャっと注ぐ。
ウォーターサーバーの上に置かれた七福神の小さな彫像…、布袋様は今日もにこやか、うちわを仰いで笑顔で踊る、おめでたい。

朝の定食。
出汁巻卵と納豆、それから山芋とろろ。
朝のお腹にやさしくしかも、滋養に満ちたおかずがズラリ。
それにご飯と、海苔に佃煮。
温かい汁そばがつき、ひとそろえ。

今日は特に玉子がフルフル。
手作りのこれ。
だからそのときどきで硬さが違って、スゴイ時にはまるでスポンジみたいになってるときもある。
それはそれでたのしくはある。
けれど今日のような、お盆をテーブルの上に置いた途端にプルルン。
片寄せあって、しばらく揺れてそしてユッタリ揺れが収束して止まる…、その様見るのはまた格別。

一切れつまんで口に含むと前歯入らずでとろけてく。
このなめらかは、やっぱり見事。
体中が潤う感じ。
これをもっとなめらかにしようと、それで蕎麦の上にのっける。
蕎麦の出汁が徐々に玉子焼きの中にはいってって、超ジューシーになっていく。
箸でつまめる茶碗蒸し。
出汁に混じった天かすの、油の風味が玉子に混じりコッテリ味の出汁巻卵に仕上がってくのもまたたのし。

山芋とろろをツルンと食べる。
喉がちょっといがいがするのも、なんか薬を食べてるみたいでまたおいしい。

それから納豆。
これはボクの流儀で食べる。
混ぜずそのまま。
納豆菌は練って練って粘り気をだし、糸をたくさんだしたほうがおいしくなるとは言うのだけれど、白い泡に混じって茶色い大豆の粒が見え隠れするのをみるとちょっと、ぞっとするのです。
なぜなのかはわからない。
けれどゾゾッと…。
しかもそれをズルズルすすり上げるときに出る湿った音が、これまた苦手でそれでそのまま。
箸でそっと持ち上げて、そのまま舌にそっと乗っける。
そしてモグモグ。
噛んで噛んで、口の中にて糸が出て泡立ちスルスル、大豆の粒が滑って転がるさまを想像しながら食べる。
糸も泡も、目に見えなければ抵抗がない。
へんてこりんなこだわりですが、しょうがない。
最近ちょっと気に入ってるのが、昆布の佃煮や海苔佃煮をのっけて納豆食べること。
佃煮のコク、そして甘みが大豆のうま味を引き立てる。
醤油やタレをかけると混ぜなきゃいけなくなるけど、これならそのまま、箸で持ち上げ食べられる。
佃煮の甘みにあきたら、塩をのっける。
それからパラッと唐辛子。
香りを持たぬ調味料で納豆食べると、香りが際立ち納豆らしさを堪能できる。
口がネバネバしてきたら、すかさず海苔を口にいれ、パリパリさせて粘り気をとる。
今日も元気な、朝のコト。

ところでへんこりんな動画を一本。
「インビジブル・マネークリップ」って言うへんてこりんな商品のプロモーションビデオなのだけれども、ふざけてるんだか、狙ってるんだか。
アメリに出てたオドロレイトトゥに似た女子が、髭描きエッジの聞いた音楽にのせ、ひたすら札束をマネークリップにして遊ぶという、不思議な内容…、オキニナリ。

商品自体もかなり不思議系。
詳しい構造はわからないんだけど、多分、磁石を内蔵させたエラスティックな素材なんでしょう。
それをお札に貼りつけて、お札自体をマネークリップのようにする。
だから透明…、インビジブルだというコトなのでありましょう。
一個、９ドル９５セント、２個セットだと１７ドルと９５セントで買えるというけど、その気になれば自作もできそうな商品のよう。
この世の中にはいろんなモノや人がいる…、それがたのしい、そんな朝。

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2011/04/19 (Tue) ボクのご近所レストラン Comment(4)

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無題

こんにちは

先日はありがとうございます
『どう食べてやろう…、って思いながら料理にカメラをむける』、『目で食べるということ』
今日から実践します（笑）
本当にありがとうございました

これからもよろしくお願いします

比嘉さん / 2011/04/19(Tue) /

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納豆の食べ方

おお
実は自分も納豆は混ぜずにそのまま葱とか醤油をかけて食べる派です

納豆,味そのものは決して嫌いではないのですけれども
ぬらぬらした糸が,例えば魚やおつゆについて
納豆の匂いがつくのが嫌で
いつからかそういう食べ方にしていました

以前から聞こうと思っておりましたけれども
卵の黄身と白身の境界線がお気に召さないという事でしたけれども
ジュンサイはいかがでありましょうか?

佐藤Rさん / 2011/04/19(Tue) /

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食いしん坊カメラマン

> 比嘉さん
料理を愛する気持ちが映り込む…、それが料理写真じゃないかと思うのです。
食いしん坊だからこその写真。
これからもどんどん撮ってまいります。

サカキシンイチロウさん / 2011/04/19(Tue) /

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じゅんさい

> 佐藤Rさん
思わぬところに心強い仲間がいてうれしく思いました。
ちなみにじゅんさい。
あれがもし植物でなければ、みるだけで卒倒してしまうと思います。
けれど不思議。
なぜだか大丈夫なんです。
三杯酢をタップリかけて、ツゥルンと食べる。
もうたまりません（笑）。

サカキシンイチロウさん / 2011/04/19(Tue) /

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