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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    今日は空がキレイな日だった。
    青い空に、ぷかりぷかりと雲がうかんで、とてものどかで気持ちの良い日。
    風が吹く。
    するとそれまで強かった日差しがほんの少しだけ穏やかになり、気温がほんの少し下がると同時に地面にうつる影のコントラストが淡くなる。
    頭の上を雲が通っている合図。
    雲が日差しを邪魔するのじゃなく、日差しに奥行き与えてくれる。

    e11f1816.jpegこんな空の日に思い出すコト。

    まだボクが本当に若かった頃、一緒に仕事をしようとずっと準備をしていた人と乗った車がエンスト起こし、修理の車がくるまで車の外にでて空を見てたらこんなコトをボンヤリ思った。

    雲は、雲として空にああしているわけじゃない。
    雲は自分が雲とは知らず、ただただ空を漂っている。
    それらをボクらがこうして遠くから、勝手に「雲だ」って呼んでるだけなんだよなぁ…。
    ボクももしかしたら、自分で気づかず別のモノとして見られているのかもしれないんだ。

    そう言うボクに「君は誰がみても君のようにしかみえないよ」と。
    彼も彼のようにしか見えぬ人物。
    そう言い合ってホッとして、大笑いして修理が終わった車に乗った。
    結局彼は数ヵ月後、不慮の事故にて逝ってしまって、結局、仕事は未完に終わった。
    今日みたいな空の日に、思い出してしまうコト。
    ボクはいまだにボクのようにしかみえないボクであれているのか…、どうだろう。

    bt1.jpg夜を近所の紅とんでする。
    スピーディーに軽飲みで…、とそれでまだ明るいうちからやってくる。
    というのも7時からロイヤルウェディングの中継をみなくっちゃ…、って久しぶりにミーハーモードを発動させてそれでチラッと。

    店で一番居心地の良い、いつものテーブルに勝手に付いたら「ごめんなさいネ…、汚れてますからすぐ拭きます」って。
    こんな時間にもうお客様が使ったの?
    そう聞いたらば、ええ、小さなお子様連れのお客様で、サッと来られてすぐ帰られた。
    へぇ、ファミリー客も来るんだね。
    そう思っていたらば次々、小さな子供を連れたお客様がやってきた。
    たしかに今日は祝日で、ファミリー外食にはうってつけの日。
    たしかに居酒屋をファミリー使いするコトが昔のようには抵抗がない。
    けれどここまで「飲みに徹した」串焼き系のお店を家族で選ぶ。
    なんだかすごい時代だなぁ…、って。

    お酒をたのんで、それからサラダ。
    マカロニサラダをとってみると、これが絵に描いたようなマカロニサラダ。
    固めに茹でたマカロニがクニュクニュ、なかなかおいしくて、さらしたスライスオニオンがほどよき苦味と辛味をもって、お酒のつまみのよかったりする。
    イカの激辛南蛮揚げっていうのをたのむと、コリコリ、けれどやわらかに揚がったイカにラー油がタップリかかってる。

    bt2.jpgここのお店の料理はどれも、味がシッカリしているのがいい。
    しかも味が複雑じゃない。
    塩なら塩。
    醤油なら醤油とはっきりベースの調味料がわかるのが、安心できて飽きないんでしょう。
    来るたびホッとできるのがいい。

    自家製厚揚っていうのをたのむ。
    絹ごし豆腐を注文が入ってから油に落としてあげるというモノ。
    だからサクサク。
    中まで熱々、プルプルでかなりおいしい。
    単純で、誰でもすぐに作れるものでけれど家ではあんまりしない。
    油がタップリ必要なのと、豆腐を落とした瞬間の油が泡立つ感じが怖くて、それでしようとしないもの。
    気がきいていてなかなかに良い。

    ニンニク鍋っていうのがあって、オリーブオイルの中で炊いた生のニンニク。
    これも簡単、けれどホコホコ、まるでお芋のような食感で食べ始めると癖になる。
    ハフハフ、食べていたらばお店の奥の方から小さな子供の声がする。
    「すいません、スパムの串焼きとおとうさんにビールを下さい!」
    そう追加注文をする声で、なるほど子供はこうして注文するのがたのしい…、だからこうしたお店が好きなのかもしれないなぁ…、って思ったりした。
    そしてダッシュでおうちにもどる。

    ロイヤルウェディングの中継を見る。
    別にそれを見てどうこうなるワケではないのだけれど、やはり少々、気になって。
    見て、なるほどなぁ…、と思ったのが、結婚式で堂々としているのは女性の方で、新郎っていうのは洋の東西問わずどこか居心地悪げに見えるというコト。
    そして結婚式のその日だけは、すべての新婦はプリンセスになるというコト。
    国家を讃え、国王、女王を称える趣旨の英国国歌を女王陛下は歌わない。
    女性の帽子は男の勲章。
    そんないろんなコトをあれこれ確認しつつ、カメラがうつしたエルトン・ジョンを発見したら、無性にダイアナ元妃のコトが思い出されてしまった。



    「Candle in the Wind」のダイアナ追悼バージョンの「Goodbye English Rose」であります。
    このウェディングの特に前半。
    式の主役はもしかしたらば、今はなき新郎の母だったのかもしれないなぁ…、ってそんなことさえ思いもしました、サヨウナラ。

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    ■ コメント一覧
    日々の光景
    仕事で結婚式を沢山見ています。

    ケイト妃が祭壇へ登ったときお父様と
    一旦手を離したのですが、それまでの
    余裕がある組み方と違い、
    指先だけを
    きつくきつくすぐに結びなおした
    お二人の様子が、今まで仕事でずっと見てきた
    全ての父娘と重なりました。

    ベアトリス帽でその感動も吹っ飛びましたが。
    牡蠣羊羹さん / 2011/04/29(Fri) /
    ベアトリクス的
    > 牡蠣羊羹さん
    まるでレディー・ガガのステージ衣装のようなベアトリクス嬢の帽子。
    あとでお父様から叱られたんじゃないかなぁ…、って期待します(笑)。
    しばらく、その場の雰囲気を考えない独りよがりのお洒落のコトを「ベアトリクス的」と呼ぶことにしようと思います。

    王室とは言え、人としての感情って同じなんだなぁ…、と当たり前のコトがうれしかった夜でもありました。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/29(Fri) /
    無題
    はじめまして。
    ほぼ日の『おいしい店とのつきあい方。』を拝見してこちらにたどり着きました。(今更・・・ですが)
    ロサンゼルスのホテルのお話、ワクワクしました。スゴイです。

    サカキさんの物の見かた、表現の仕方、いいなァ~、って思います。
    やさしい音楽のようにスーッと入ってきて心地いいです。
    ファンになりました。

    それと、以前の記事でしたが『ルパンコティディアン 』行ってみたいです。おいしそうなパン達~。上京の折に何とか時間を作ってきっと行く!っと決めました。




    a-styleさん / 2011/04/29(Fri) / URL
    ありがとうございます。
    > a-styleさん
    うれしいコメントありがとうございました。
    ステキな出会いが、ボクをこうして育ててくれたんだなぁ…って思います。
    a-styleさんとの出会いが、またステキな出会いとなりますように。
    これからもよろしくお願いいたします。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/29(Fri) /
    ロイヤルウェディング
    ねずみの国で毎日行われているハリボテじゃない本物のおとぎ話、あの世界観を表現出来るのは世界中でもイギリスだけなんだろうな~なんて思いました。
    招待客のファッションも楽しかったけど、女王黄色過ぎでは(笑)
    オレンジさん / 2011/04/30(Sat) /
    英国という国
    > オレンジさん
    日本人が憧れる西洋は、フランスでもなくイタリアでもなく、やはり英国だったんだ…、と昨夜は本当に思いました。
    女王陛下。
    黄色がお好きという事でありますが、あまりの黄色。
    ウコンのような、つまり沢庵のような色がいささか面白さの方に偏ってしまいましたネ(笑)。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/30(Sat) /
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