サカキノホトンブログ大晦日

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大晦日

さて大晦日。新しい年を迎えるための最後の買い物。伊勢丹に行く。

開店直後を狙わないと、大行列に巻き込まれちゃう。それで早起き。新宿三丁目にいそいそ出かけ、朝ご飯をそこでとる。
伊勢丹会館のオキニイリの店…、「ＢＵＮ」で友人と待ち合わせ、それで朝食。
いつもはのどかなこの店の朝。
けれど今日は臨戦態勢の人たちで、朝から満席。ここにもウェイティングの行列できててビックリします。

ハムとレタスのサンドイッチにチーズをのっけてトースターで焼き上げた、朝にしかないココの名物サンドイッチをまずひとつ。
みずみずしいのにカサッと乾いて、焦げた香りにとろけたチーズ。
口の中がたちまちにぎやかになる寝ぼけ眼をパチッと開けるオゴチソウ。
ドッグロールにミートソースとレタスとトマト。胡椒の辛さがビリッとしてる、これも朝にガツンッとピッタリ。
甘いアイスコーヒーコクリと飲んで、戦う栄養キリッともらう。さぁ、出かけましょう。伊勢丹へ！

午前中の早めの時間で首尾よく買い物はすべて終わって、それからランチ。朝食をとった伊勢丹会館に戻ってそこの「寿司清」にする。

カウンターに座って目につくネタをあれやこれやと。
同じ新宿三丁目にあって、伊勢丹の地下は大騒ぎ。だからでしょうね…、お昼を食べようという人たちはまばらでそれで職人さんを独り占め。
ホッキに赤貝、あおやぎ、タイラガイと貝をあれこれ。どれも味わい濃厚で中でも煮たはまぐりのムチュリと肉感的なる食感、味わいにウットリします。
蒸したエビやらコハダに赤身の漬け、穴子。
子持ちをちょうだいって言って子持ち昆布が来る…、寿司屋じゃこれが当り前だけど居酒屋で子持ちといえばししゃもだよねと変なコトに感心しつつ、ウニにヒモキュウ、中トロを芯にして巻いた鉄火でお腹を満たす。これで今年の外食納めとあいなりました。家で夜の準備をしましょう、ゆったりと。

築地寿司清伊勢丹会館店

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夜におでんを炊きました。ぼんやり年越しをたのしみましょうと準備をしておけばそれですむもの…、と、それでおでん。

土鍋の中でクツクツさせて、テーブルの上にどっかと置いて口さみしくなったら取り上げ食べて、酒を飲みつつテレビをみながら年越しましょうという企みで、それであれこれおでんだね。
牛すじにタコ、宝袋に練り物あれこれ。鍋の上にニンジンを散らしているのは明日の雑煮の具材にしましょう…、と。なんと便利な晦日の料理。

笹巻きの寿司をかたわらに、おそばを茹でて年越しそば。
エビにズワイ、小柱とイカとエビのかき揚げをお供にスルンとたぐって食べる。この天ぷらを調達するのが今日の一番難儀な仕事。友人に売り場に並んでもらってる間に買い物。それがあらかた終わっても、まだ行列に並んでた。
だからおいしさひとしおで、来年も我慢強くがんばりましょう…、と、誓いながらの今日の夜。