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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ランチを表参の「ル・プレヴェール」ってお店にて、ユッタリ、ニッコリ。
    7c748af0.jpeg表参道のシャネルやブルガリが入っている「ジャイル」っていう商業ビルの4Fにあるフランス料理の気軽なビストロ。
    このビル。
    運に突き放されてるような不幸なビルで、さすがにメインテナントのゴージャスブティックは安泰だけどレストランは出たり入ったりがかなり激しい。
    この店も、できたときには窓に面して100席くらいのお店だったのに今では窓辺のフロアーを手放し半分くらいのサイズになってしまった…、しかも平日昼はお客様もまばらな感じ。

    729ba6fc.jpeg小さくなって、ボクはむしろ小さくなってからの方が好きなんだけど。
    窓がない分、ミッチリとした空気感が生まれてしかも料理に向きあう集中力を手に入れられる。
    半分サイズの箱になった分、天井が高くなったようにも感じて、空間全体にたのしい緊張感が生まれた。
    お店の奥のテーブルに座るとまるで、パリのビストロみたいな感じがしてステキ。

    前菜にメインにデザート。
    それぞれ好みのモノをたのめる、典型的なるプリフィックス。
    まずは前菜。
    ニンジンとビーツを細切りにして、レムラードで味を整えたサラダ仕立ての野菜の前菜。
    アンチョビやタラゴン、ガーリックの風味をくわえた軽いマヨネーズみたいなソースでやさしくドレスされた野菜がコツコツ。
    歯ごたえたのしい。
    生のニンジンのコリッと砕ける歯ごたえが、キャロットラペにはない騒々しさ。
    甘みよりも香りが先立ち、ビーツのツルンとした食感が騒々しさに拍車をかける。
    奥歯から顎を伝って頭に直接響くおいしさ。
    サイドに添えたハーブ野菜はオリーブオイルと柑橘系の酸味でシャキッと鮮やかな味、野菜といってもこれほど違った食感、味わい、なんだかとてもオモシロイ。
    胡麻がパラリと風味をそえて気持ちはちょっとオリエント。

    6610cd4f.jpegメインは自家製ソーセージ。
    粗挽きの豚肉を使った、だから齧るとボロッと肉が口に崩れる。
    腸詰にする。
    だから練って粘り気ださなくても、つなぎを何か使わなくてもひき肉のまままとまっていく。
    ボロッとホツホツ、粗挽き肉が奥歯に当たるこの食感。
    肉を食べてる!って感じがします。
    なにより香りが強烈で、豚の油の甘い匂いとそれが焦げた香ばしさ。
    むせ返るような肉っぽさに、たじろぐほどの力強さにウットリします。

    ソーセージと一緒にやってくるのがお豆。
    レンズ豆をトロンと煮込んだモノでこれが風味満点。
    タイムやセージ、あるいはクミンの香りがフワッと漂って、味わいまるでソーセージ。
    本来ならばソーセージの肉をこのスパイスで風味を整えるモノなのに、それを一旦外に出し、肉は肉の風味で食べる。
    そこで豆を頬張ると、口の中で香り高いソーセージが出来上るってそんなステキな組み合わせ。
    なんてたのしい。
    プリプリとした肉の食感、ホツホツとした豆の食感、どちらもたのしく情報量が多くて顎が止まらぬたのしい食感。

    11d03f73.jpegもともと「シャルキュトリー」っていう肉をおいしく味わうための、ソーセージだとかハムの世界。
    それを日本に伝えよう。
    自家製の加工肉のおいしい食べ方の提案を一生懸命している店で、だからこうした料理が得意なのでしょう。
    大量に肉を食べなくても肉のうま味を凝縮すれば、ココロが肉で満たされる。

    デザートはババ。
    ブリオッシュ生地にラム酒とシロップをタップリ吸い込ませた大人のお菓子。
    ブリア・サヴァランって19世紀を代表する美食家が、自分の名前を関したのが、ドーナツ状のババだったりもする。
    古典的でありながら、いまだ変わらず愛されるお菓子で今日のランチをしめくくる。

    ザックリとしたブリオッシュ。
    気泡たくさん。
    そこにラム酒風味のシロップがタップリしみこみ、フォークで持ちあげると崩れそう。
    スプーンでそっとすくいあげ、食べるとジュワッと甘みが口に広がっていく。
    虫歯があると染みそうな、涼しさすらも感じさせるドッシリとした甘みをホイップクリームで、なだめて食べる。
    それからミルクのジェラートを食べるとさっぱり、甘みが消えていくのも不思議。
    フレンチドリップのビターなコーヒーで口をスッキリ、リセットさせて今日のランチをめでたく終える…、午後の仕事をがんばろぉ!



    関連ランキング:フレンチ | 明治神宮前駅表参道駅原宿駅

     

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    原宿で仕事を終えて、ランチをしようと「パンコントマテ」ってお店に来ます。
    pct.jpg和風の炒め系のスパゲティー「も」得意にするスパゲティーの専門店で、東京に何ヶ所かお店があってこれが結構、オキニイリ。
    炒め系スパゲティーには「銀座ジャポネ」に代表される大盛り・大食い系とちょっと贅沢に食事をたのしむレストラン系の2種類あって、かつての壁の穴チボリがその代表。
    今では「はしや」かあるいはココ…、なくなってもらっちゃ困るお店で、だから時折、来て応援する。
    赤坂にあるお店が行きつけ、けれど明治通りの原宿と渋谷の真ん中という飲食店の立地としてはあまり良くないこんな場所に…、って先日はじめて発見し、ビックリしました。

    b6dbfd97.jpeg地下の店。
    けれど明るく気持ちがよくて、サンタフェ風とでもいいますか?
    田舎家風のお店のつくりが落ち着く感じ。
    なにより換気がいいのでしょうね…、空気がきれいで炒め調理のする店なのにベタベタしてないところがステキ。

    メニューは多様で多彩。
    全部で80種類くらいはあるでしょうか。
    トマトソースやクリームソース。
    あるいはペペロンチーノのようなオイルベースのイタリア的なるレシピのもある。
    でもうれしいのが、明太子スパゲティーや醤油味の炒めスパゲティーもかなり充実しておりまして、明太子なんて壁の穴的木のボウルでやってくるのであります。
    それにしようか?って悩みもしたけど、初心貫徹。
    炒めスパゲティーを選んでたのむ。

    ランチタイムはサービスとして20種類くらいの商品を2つ無料でたのめるのです。
    サラダやパン、あるいはソフトドリンクがあり、麺の大盛りまでもが選べる一品の中に含まれているっていうのが、スマート。
    いいアイディアだなぁと思ったりした。
    けれどワタクシ、今日はサラダとガーリックトーストを選んで野菜補給を心がけます。
    最近、本当に野菜がおいしく感じる年頃、初老の春。

    1da41476.jpeg具だくさんの醤油炒めスパゲティーというのをたのむ。
    大きなお皿にタップリとした分量来るのが、なんともうれしい。
    しかもコレ。
    今は亡き「壁の穴チボリ」の「若者のアイドル」を彷彿とさせる一品ではございませんか。
    醤油色に染まった麺。
    具材はウインナ、焦げたベーコン。
    シイタケ、シメジにピーマン。
    トマトが彩り添えているのも、まるで過日のアイドル的。
    具材それぞれの選択も見事に的確。
    脂を多めに蓄えたベーコンならではのツヤツヤしさや、揚がる寸前まで火を通し表面サクサクさせて仕上げたソーセージ。
    どれもがおしいく、ゴキゲンになる。

    なにより感心するのが麺。
    太い。
    そしてムッチリ、歯ごたえたくましい。
    アルデンテじゃない。
    中までしっかり熱が入って、けれど歯ごたえや硬さをまるで失ってない。
    熟成させて麺そのものを鍛えたからこそのこの歯ごたえにムチムチ感が、まさに壁の穴的で唯一無二がココにもこうして残ってるって再確認して、にっこりとなる。
    それにしても流行っています。
    ランチタイムもおわった時間というのに、若い人達でほぼ満席で決して安くはないスパゲティーをたのしそうに食べて帰っていくのをみると、なんだかホッとしたりする。
    またまいりましょう…、今度は魚卵にまみれよう。



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    昼を渋谷の路地の裏…、ポトフを食べる。

    139.jpg朝、イタリア料理の話をしながら、最後は「豚」の話題になった。
    豚を食べる文化性。
    世界各国に異なる文化があって、日本はその点、後進国かもしれないです。
    豚といえば、生姜焼きかとんかつという時代が長くて塊肉を食べる文化はつい最近。
    沖縄なんかに行くと、豚の文化があったりするけど、豚のすべてを食べつくす台湾だとかイタリアだとかの豚の文化には目を見張る。
    そもそも豚の育て方そのものが違ってたりして生ハムや豚の煮込み、あるいはロースト。
    あぁ、イタリアで豚の丸焼き食べたいなって言っていたらば本当に豚を食べたくなった。

    それで渋谷の街をふらふら。
    歩いていたら、おいしそうなお店を発見。
    渋谷の街にして一戸建て。
    それも角地で窓が大きく、何屋だろう…、と覗き込む。

    「139」と入り口の上に書いてあり、窓の上にあるテントには「サントラントヌフ」ってアルファベットで書いてある。
    フランス語で139。
    なぜ139なんだろう…、呪文のようでオモシロイ。
    近づいてみたらばビストロ。
    入り口のところにパンが置いてて、そこだけみればカフェのよう。
    けどバーカウンターがシッカリしていて、ワインバーのようでもあって、面白そうでそこにする。
    0811582c.jpeg結構な繁盛店のようであります。
    1階の客席は窓際のテーブルひとつしか残ってなくて、そこに案内されて座った。
    今日はとても天気がよくて開け放たれた窓から入ってやってくる、空気の流れが気持ちいい。
    このお店が出店している路地…、
    表に書いてあったメニューに「豚のポトフ」というのを見つけて、それを迷わずたのんで待ちます…、まずはサラダ、そして玉ねぎの冷たいポタージュ。

    88c54090.jpegこのポタージュが甘くてトロトロ。
    表面のクリーム部分はただただなめらか、スプーンですくうと底から湧き出してくるのが甘みを存分に引き出した玉ねぎのピュレ。
    口に入った瞬間に、あまりの甘さにたじろぐほどでお腹の口がトロンと開くような気がする。
    スープを食べてる間も次々、お客様がやってきておそらく2階も一杯になったのでしょうか…、ウェイティングがではじめた。
    こうしたお店の厨房は大概小さい。
    だから厨房の中は混乱を極めているのでありましょう…、ちょっと料理が遅れます。

    メインのポトフ。
    プロの料理というよりも、家庭料理な感じの姿。
    ニンジン、ジャガイモ、それから玉ねぎ。
    ソーセージはパキッと皮の頑丈な、普通の粗挽きソーセージ。
    塩漬けにした豚のばら肉。
    どれもきっちり煮こまれて、ナイフを使わずフォークとスプーンでホロッとほぐれる。
    煮込んだ野菜や肉をナイフで切り分けるより、スプーンの背中で潰して食べる。
    煮汁と具材が自然に混じって、おいしくなるような気がします。
    それにしても煮たニンジン。
    なんでこんなにおいしいんだろう。
    人の好き嫌いってクルクルかわる…、ずっと苦手だったニンジンが最近、おいしく感じる不思議。

    7fcbafb6.jpegそして豚肉。
    身はホロホロとほぐれてフックラ。
    スープをタップリ含んで口の中でとろける。
    何しろ脂がおいしくて、豚の脂ってなんでこんなに甘いんだろう…、って。
    酸味のきいたマスタード。
    タップリぬって口に含むと豚の甘みがなおさら際立つ。

    昔、台湾に行くたびに現地の料理研究家の方が、豚を一匹屠ってゴチソウしてれていた。
    残飯だけを食べて育った太った豚で、それはそれは脂が甘くてうまかった。
    脂をタップリお腹に抱いたところを茹でて、お粥と一緒に食べるのがたのしみで、お粥自体には味がまるでついてないのに旨くて、旨くて、しょうがなかった。
    素材が良ければ調味料とか調理技術とかを弄さなくても、素材自体がその本当の美味しさを思い出しておいしくなってく。
    それが「持ち味を活かす料理」というコトなのだろうと思うのだけど、日本の素材。
    その持ち味を忘れた素材があまりに多く、そこから変えていかないと日本の料理は変な料理になっていくんじゃないのかなぁ…、と思ったりする、どうだろう。

    甘くておいしいドリップコーヒー、ゆっくり味わいほっと一息、さて仕事。



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    渋谷のはずれでちょっとたのしいお店を発見。
    渋谷の道玄坂を上り詰めた先の街…、というか、渋谷から電車にのって一駅の「神泉」という小さな駅からちょっと歩いたところに個性的なる飲食店があつまる街があってそこをぶらぶら歩いてご飯を食べる場所はないか…、と。

    pz.JPGそしたら、なんだかおいしそうなお店を一軒。
    白い箱のような建物、通りに面して大きな窓、中を覗くと立ち飲みバルのような雰囲気。
    「ピッツェリア・メリ・プリンチペッサ」という名前で、見ると地下がレストラン。
    1階部分はキッチンと立ち飲みコーナーになってるという。

    こりゃ、オモシロイ。
    中に入って、案内された場所がビックリ…、ピザ窯の前。
    小さな厨房。
    そこに調理スタッフが3人入ってギッシリという、その臨場感もさることながら、薪のパチパチはぜる音が聞こえて、その温かさを直に感じる一等席。
    普通のお店だったらば、どんなにピザ窯に近くてもこれほど近くに感じない。
    立っているからこその距離感。
    窯の中まで見えるたのしさ。

    6325c212.jpegピザを焼くだけじゃないんですね。
    事前に仕込んだ素材を窯で温める。
    今が最後の季節の牡蠣を、窯の中に放り込みコンガリ焼くってコトもしている。
    ピザの窯がオーブン代わりという扱い。
    ピザのおいしさにこだわるならば、薪の位置とか釜全体の温度とかをキープすることに一生懸命にならなきゃいけない。
    だからこうしたコトをしてはいけないんだろうけど、ココはそれほどかたくなじゃない。
    せっかくだから、そこでいろんなモノを作ってみましょうかってコトなんでしょう。
    自由自在でとてもたのしい。

    たのんだトリッパのトマトソース煮。
    まずはフォカッチャをスライスし、ピザ窯の中でサクッと表面焦がす。
    耐熱陶器にあらかじめ煮込んだトリッパを入れてグツグツ。
    沸騰させてやってくる。
    中身だけじゃなく器が熱くてグツグツ状態が続くのが、お行儀の良いレストランではなかなかなくて、とてもたのしい。
    トリッパ自体は丁寧に下ごしらえがされてて噛むと、ムチュンムチュンと歯茎を撫でる。
    表面サクサクしたフォカッチャも口の中でとろりととろけて、トリッパのムチュンムチュンをひきたてる。

    さてそして、ピザをこれから焼きましょう…、となると一転。
    ピザ窯の周りがピリッと緊張してくる。
    生地を一枚分に取り分けて、丸く伸ばしてスコップ状の板に乗せ窯の中にそっと滑らす。
    9a0065f6.jpeg生地の膨らみ具合をみながら窯のほどよい場所に生地を置き、しばらくしたら板に再びのせて窯の熱の対流利用して、おいしい焼き上がり状態を作り出すための温度帯を探して焼いてく。
    焼きあがったのをお皿にうつし、6枚に切りそこにオリーブオイルをかけまわす。
    これらすべての作業がボクの目の前で。
    それこそ手が届くくらいの場所でずっと繰り広げられる、なんてたのしい。

    7432646a.jpegピッツェリアって名前がついている通りピザがメインのメニュー構成。
    ワインのために前菜メニューが充実してて、パスタも数種類ありはするけどピザの種類が20種類ほど。
    マルゲリータとマリナーラだけ一枚500円というサービスプライス。
    ためしにマルゲリータをたのんでみたら、なかなかおいしい。
    ナポリ風とミラノ風の真ん中くらいのちょっと固めの焼き上がりで、トマトソースもフレッシュ感が漂うほどよいおいしさで、もっとおいしいピザを作って食べさせるお店は他に沢山ある。
    けれどこんなたのしいお店はあんまり無いね。
    なにより、これを一枚にグラスワインで済ませれば、たった1000円でお腹も気持ちもシアワセになる。

    この2種類以外のピザは1000円前後の値段でこちらは値段通りのシッカリレシピ。
    5種類のチーズを使ったピザを食べたら、チーズたっぷり。
    濃厚にして満腹感を味わうコトができるお食事ピザだった。
    目玉料理を安くしてもみんながそれだけ食べて帰るわけじゃないから、こうした工夫にやり方はいいんじゃないかと思ったりした。
    1時間足らずのお腹と心を満たす一本勝負…、こんなお店が近所にあればいいのになぁって思ったりした、またいつか。



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    表参道ではじまる朝…、アンデルセンでキラキラの朝にすることにする。
    and.jpg表参道の交差点近くにコジンマリとあるアンデルセンのビル。
    建物丸ごとパンの殿堂。
    だからドアを開けた途端に甘いパンの焼ける香りがやってきて、朝の気持ちが明るくなるのがステキな感じ。
    カジュアルな地下、背筋の伸びる2階と2つ、朝からやってるレストランがあり、今日のテーマはキラキラだからと2階に来ます。

    a1d53137.jpeg北欧家具にテーブルクロス、大きな窓から明るい光と朝をステキに迎えるための必要条件はそろってる。
    あとはおいしい料理であります。
    エッグベネディクトをメインに選ぶ。

    ココはパンが食べ放題。
    しかもバスケットに10種類ほどのパンをいれ、いかがですか?と恭しくも持ってくる。
    あれを頂戴。
    これを頂戴と、指差しそれをお皿の上に置いてもらう。
    あぁ、サービスを受けている…、ってウットリします。
    パンも自慢のデニッシュからフランスパンや英国風のトーストブレッド。
    焼いてくださいと言えばそれを焼いてもくれる。
    バターにジャム。
    それらも同じバスケットの中に入ってやってくる。
    パンを食べつつ、アールグレイをいただいてお腹の準備ができたところで、メインのエッグベネディクトがくる。

    大きなお皿にマフィンブレッド、ポーチドエッグをオランデーズソースがおおい、しかもそのオランデーズソースがコンガリ焦げてる。
    オーブンの中で焼き上げて焦げ目をつけて、それからサラダを盛り付けるというなんたる丁寧。
    ロイヤルホストの皆様!…、これが正しいポーチドエッグでございます。

    5bff8c95.jpeg太陽をマフィンの上に置いたようなこの姿。
    目のゴチソウでございます。
    玉子固めにとお願いしてた。
    ナイフをあてるとプチュンと固く仕上げてもらった白味が切れる。
    そして一瞬、ナイフが止まる。
    ネットリとした黄身にナイフが受け止められて、そこでひときわ力を入れるとムチュンと2つに切れていく。
    なんともキレイなこの断面。
    半熟色の黄身なのだけど、黄身が流れだすことはなく中までしっかり火が通ってる。
    口に運ぶと白味はツルンとスベスベしてて、そこにネットリ、黄身がとろけて口の中に貼り付く感じ。
    一口分で玉子一個丸ごと味わったような気がする。
    存在感にウットリします。
    オランデーズソースはほどよく酸っぱく、しかも焦げたところが甘い香りを発してフックラ。
    マフィンはカッシリ、固めの仕上がり。
    ポーチドエッグとマカロンの間に分厚いベーコンが、かなり強めにガリッと焼けてて教科書的にして典型的なる出来栄えに、あぁ、来てよかった!ってしんみり思う。

    カスタードクリームをフィリングにしたデニッシュペストリー。
    田舎風のパンを薄切りにしてトーストをしてもらったモノに、クロワッサンを一緒にいただく。
    ここのクロワッサンは少々小ぶり。
    表面がザクッと乾いてやけていて、焦げた小麦とバターの香りがとてもあまやか。
    一口分をちぎって食べると、お皿の上に枯葉のようなパンくずが、ハラハラ散っておいしい模様のようになる…、このサックリがボクは好き。



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