東京駅から移動の午後で、時間調節をかねてぶらりと日本橋。散歩途中にコーヒービーン・ティーリーフのお店を発見。
アメリカではスタバの強烈な競争相手と言われるお店。東南アジアや韓国あたりでは互角に戦う優良チェーンで、その日本進出一号店。
たこ焼き屋さんが提携をしてというコトなんだけど、ここ数年で100軒規模のチェーン店にしないと大変なペナルティーを払わなくちゃいけなくなるからおそらく必死。
ただ一号店が銀座でもなく渋谷でもなく、青山でもなく新宿でもなく日本橋ってところがいささかセンスが悪い。
しかもお店の雰囲気が日本仕様とでもいいますか。
木製の茶箱を模したクラシックでプランテーション趣味のインテリアで、スタバと差別化したはずなのに、スタバとタリーズをシェイクして白で薄めて明るくしたようなテーマ性のかけらもない店。
どうなんだろう…、このチェーン。
そもそもコーヒーを片手にぼんやりできる場所って、もうこの10年近くで日本中の街に溢れてしまってて、そこにあとから割り込む余地ってどれほど残っているんだろう。
空間とブランドに特別感があるから人は集まっていて、それがなければ、例えば彼ら流のフラペチーノ…、それを「ブレンデッド」と呼ばせるのだけど、それってただの溶けたアイスクリームみたいな飲み物なのにね。
ココの高い家賃をどうやったら払えるんだろう…、って、他人事とはいいながら心配になる。味わうどころの話じゃなくて、すぐ帰る(笑)。
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東京駅から移動の前に、そうだ、そろそろ秋の動物がいるかもなぁ…、と、東京駅の地下にある「フェアリーケーキフェア」ってお店をのぞいてみます。
カップケーキが売り物の店。いつもニコヤカな熊さんのカップケーキがあるんだけれど季節、季節にもう一匹。必ず何か動物キャラのケーキがあって、それを解体するのが東京駅のたのしみのひとつ。
いるかなぁ…、と思ってショーケースに近づくと、いました、いました。
ひよこでしょうか。
ジャックオーランタンの杖を持って、カップケーキの上でニッコリ。
さっそくもらってテーブルにつき、ワクワクしながらフォークを当てる。ちょっとネットリ。スイートポテトで作ったひよこのようで、ネットリ。フォークに抵抗しながら真っ二つ。
うーん、中には何にも入っておりません。カップケーキもバニラ風味の生地だけで期待していたスプラッタショーにはならなかったのがちょっと残念。
とはいえスイートポテトはあまくてネットリ。ボロボロ崩れるカップケーキをまとめてトロリとくりーみーになっていくのにウットリします。
次来る時には何が待ってくれてるんだろう…、ってウキウキしながら、移動する。
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