原宿で仕事を終えて、ランチをしようと「パンコントマテ」ってお店に来ます。
和風の炒め系のスパゲティー「も」得意にするスパゲティーの専門店で、東京に何ヶ所かお店があってこれが結構、オキニイリ。
炒め系スパゲティーには「銀座ジャポネ」に代表される大盛り・大食い系とちょっと贅沢に食事をたのしむレストラン系の2種類あって、かつての壁の穴チボリがその代表。
今では「はしや」かあるいはココ…、なくなってもらっちゃ困るお店で、だから時折、来て応援する。
赤坂にあるお店が行きつけ、けれど明治通りの原宿と渋谷の真ん中という飲食店の立地としてはあまり良くないこんな場所に…、って先日はじめて発見し、ビックリしました。
地下の店。
けれど明るく気持ちがよくて、サンタフェ風とでもいいますか?
田舎家風のお店のつくりが落ち着く感じ。
なにより換気がいいのでしょうね…、空気がきれいで炒め調理のする店なのにベタベタしてないところがステキ。
メニューは多様で多彩。
全部で80種類くらいはあるでしょうか。
トマトソースやクリームソース。
あるいはペペロンチーノのようなオイルベースのイタリア的なるレシピのもある。
でもうれしいのが、明太子スパゲティーや醤油味の炒めスパゲティーもかなり充実しておりまして、明太子なんて壁の穴的木のボウルでやってくるのであります。
それにしようか?って悩みもしたけど、初心貫徹。
炒めスパゲティーを選んでたのむ。
ランチタイムはサービスとして20種類くらいの商品を2つ無料でたのめるのです。
サラダやパン、あるいはソフトドリンクがあり、麺の大盛りまでもが選べる一品の中に含まれているっていうのが、スマート。
いいアイディアだなぁと思ったりした。
けれどワタクシ、今日はサラダとガーリックトーストを選んで野菜補給を心がけます。
最近、本当に野菜がおいしく感じる年頃、初老の春。
具だくさんの醤油炒めスパゲティーというのをたのむ。
大きなお皿にタップリとした分量来るのが、なんともうれしい。
しかもコレ。
今は亡き「壁の穴チボリ」の「若者のアイドル」を彷彿とさせる一品ではございませんか。
醤油色に染まった麺。
具材はウインナ、焦げたベーコン。
シイタケ、シメジにピーマン。
トマトが彩り添えているのも、まるで過日のアイドル的。
具材それぞれの選択も見事に的確。
脂を多めに蓄えたベーコンならではのツヤツヤしさや、揚がる寸前まで火を通し表面サクサクさせて仕上げたソーセージ。
どれもがおしいく、ゴキゲンになる。
なにより感心するのが麺。
太い。
そしてムッチリ、歯ごたえたくましい。
アルデンテじゃない。
中までしっかり熱が入って、けれど歯ごたえや硬さをまるで失ってない。
熟成させて麺そのものを鍛えたからこそのこの歯ごたえにムチムチ感が、まさに壁の穴的で唯一無二がココにもこうして残ってるって再確認して、にっこりとなる。
それにしても流行っています。
ランチタイムもおわった時間というのに、若い人達でほぼ満席で決して安くはないスパゲティーをたのしそうに食べて帰っていくのをみると、なんだかホッとしたりする。
またまいりましょう…、今度は魚卵にまみれよう。
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