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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    開店前からずっとお付き合いさせてもらっている渋谷のワイン食堂がっと。
    4e1ee5e8.jpeg新しいメニューの試作に本日、つきあいました。
    開店してからずっと試行錯誤をしながらなにか、他に誇れるメニューを作ってお客様によろこんでいただくことはできないかしら…、と。
    あれやこれやを試しつつ、やっと方向性が見えてきたよう。
    それで今回かなり思い切った新たな料理を導入しようと、その新商品の試作に試食。
    とてもたのしく、しかもどれも見事な出来栄え…、食べてるうちに勇気がわいてくるような料理にニッコリ、いい感じ。

    72801479.jpegスペイン料理の代表的な前菜料理。
    エビやにんにくをオリーブオイルで煮る「アヒージョ」を、ハーブ混じりの塩でアレンジしたもの。
    香りが変わるとまるで違った料理に感じる。
    ぶどうのタネをしぼってとったグレープシードオイルで揚げたフレンチフライ。
    これにはハーブを混ぜた特製マヨネーズをつけ、パクリパクリと。
    メキシコ料理的フレーバーがついて油がサッパリしてくる。
    甘鯛をトマトと油で煮た料理。
    これも「魚の煮物」のひとつで、醤油や味噌をオリーブオイルに替えただけで、こんなに味の印象が変わるなんて、なんとたのしくオモシロイ。
    油がトロンと乳化して魚にからんでおいしくさせる。
    おいしい油は料理をおいしくしてくれるんだと、油の力を再評価。

    その油の力をいかんなく発揮しているのが「肉の天ぷら」。
    ポッテリとした衣をまとわせ、グレープシードオイルで揚げる。
    するとザックリ。
    フィッシュアンドチップスみたいなあがり方で仕上がっていく。
    揚げてる肉は豚肉、鶏肉。
    鶏はフックラ、やわらかでザクザクとした衣と見事なコントラスト。

    785e0dc1.jpeg一方、分厚い豚バラは繊維が頑丈。
    噛むと前歯でしたたか抵抗。
    ムチュンと歯切れて噛めば噛むほどうま味が口に広がっていく。
    まるでスルメの天ぷらを食べてるみたいな顎にたのしい噛みごたえ。
    豚の脂もまたうまし。

    ちなみに同じ豚の三枚肉を分厚く切ってスープと油で炒め煮したもの。
    もっと時間をかけて煮こめば、カスレになってく。
    繊維がほぐれて脂も筋もとろけて焦げて、顎を使わずとも味わえる料理になっていくのだけれど、そこまで時間をかけずに作る。
    そのため肉の繊維がそのまま。
    噛みごたえがあり、顎においしい。
    豚のステーキを食べてるような感じがあってけれど同時に煮込んだ豚のシットリ感も同時に味わえる、なんだか得した気持ちになれるゴチソウ料理。

    何より少ないスープと油で煮込んでいるために肉の表面が焦げてくる。
    そこがコンガリ、カラメル状になって仕上がり、風味もよければ甘みもでてくる。
    何より脂。
    サクッと歯切れてクチャっと潰れ、甘み、うま味が広がっていく。
    豚は脂が旨いって知ってはいるけど、これほど甘くて旨い脂はなかなかお目にかかれない…、キッパリとした塩の風味もおいしくて、泡のお酒がすすみそう。

    c735d74d.jpeg付け合せにしてキャベツのステーキ。
    ブイヨンスープでクッタリするまで煮込んだキャベツを、肉の脂で焼き上げた甘くてシットリ、芯までやわらかな野菜の料理。
    もっと時間をかければカスレになるってコトで、「カスレになりそこなった豚肉」って名前の料理にすることにした。
    シェフのアイディア。
    オモシロイ。

    〆の目玉にしましょうと「オトナポ」作ってもらいます。
    大人のナポリタン…、それを略して「オトナポ」ってこれ。
    ケチャップじゃなく甘いトマトを使って炒める。
    だから麺だけ食べるととても上品で上等な味…、けれど具材のメインのパンチェッタ。
    太い拍子木切りにしてコンガリ焦がして脂をタップリ吐き出させ、それをソースのうま味にかえる。
    塩味、豚の脂のうま味。
    それがギッシリ凝縮しているパンチェッタをフォークで一本。
    それを芯にして麺をグルリとまきつけて、一緒にパクリと口の中へと放り込み、もぐもぐ食べると口の中で昔なつかしナポリタンの味になっていくのがたのしい。
    今度の料理はなかなかに良い…、今度はお客様としてこなくちゃねって思ったりした、また来ます。



    関連ランキング:ワインバー | 神泉駅渋谷駅駒場東大前駅

     

    拍手[8回]

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    前から気になっていたお店に来ます…、赤坂にある「パストディオ」っていうお店。
    3aeaff7f.jpeg生パスタの専門店で、結構、有名。
    業界の人もかなり研究しにきているし、雑誌やテレビなんかの露出もかなりのモノで気になってはいたのだけれど、敬遠してた。
    生パスタがあんまり好きじゃないってことと、ここのお店の正式名称が「生パスタバカの店・パストディオ」っていう、話題作りばかりが上手なお店のように思えてそれで。
    とは言えやっぱり、実際食べて経験しなくちゃいかんでしょうよ…、と。
    やってきたらばいろんな工夫があって、これ、勉強になるじゃないって感心します。

    796700ce.jpegグランドメニューはかなりの品目。
    パスタだけじゃなく前菜料理やメインディッシュのような料理も用意されてる。
    けれどランチは限定商品。
    たいていの店が厨房の作業を効率的にするためそういう工夫をしている。
    けれどココ。
    限定メニューを3タイプ用意して「Aグループ・Bグループ ・Cグループ」と名前をつける。
    人気メニューはどのグループにも。
    半分ほどはグループごとに変わったパスタ。
    毎日グループが入れ替わり、だから通うたのしみがある。
    今日はAグループで、日替わりパスタはトマトのパスタ。

    名物メニューをたのんで食べます。
    釜揚げしらすとトマトソースの生パスタ。
    なんと、しらす1万匹分を一度に食べるコトができるという料理。
    カルシウム分をタップリ含んだしらすをこれだけ食べると成人一日分のカルシウム分を摂取することもできるんだという。
    怒りっぽい人はコレを食べて、笑顔になってね…、と。
    いろんな効能書きがついてて、しかもメニュー写真のビジュアルがハイインパクトで思わずとってしまう魅力に満ち溢れている。

    6bc6356d.jpegたのんでみると、メニュー写真の迫力を上回るほどの迫力で、ビックリします。
    しかも厨房からやってくるのは、トマトソースのスパゲティーと、別に四角い木桶にタップリ釜揚げしらすがやってきて、おまたせしました、と目の前でパスタの上に盛ってくれる。
    スゴイんですね、その分霊が。
    にんにくの香りが豊かなペスカトーレがみるみるうちにしらすで覆われ、海の代わりにかわってく。

    ジェノべぜソースがサイドに添えられ、お好きにお召し上がりくださいネ…、って。
    フォークをツッコミ、クルンと回すと確かにそこからパスタが出てくる。
    どこをどう絡めとってももれなくしらすがついてきて、口に入れるとしらすの風味と味わい、それからシットリ感が口に広がる。
    オモシロイ。
    かと言って、トマトソースの味がこわれるかというと決してそんなコトはなく、トマトの甘味と酸味がしらすの塩味を包み込んで、とてもおいしい。
    ただ、どうしても塩味が強い。
    だから喉がかわいてくる。
    ジェノベゼソースを混ぜて食べると、緑の香りがスキッとしらすの香りを覆って、味が変わって二度おいしい。
    フレッシュパスタの味のメリハリを感じないのは、塩ののりが悪いから。
    だからしらすの塩味借りて食べる食べ方は決して悪くはないのでしょうネ…、それからパスタも極細で、しかもしらすがからんでくるから生のパスタが持ってるムチムチした粘り気をあまり感じずにすむとこが、いいかもしれない…、オモシロイ。



    関連ランキング:パスタ | 赤坂駅溜池山王駅赤坂見附駅



    スタッフさんのサービスも元気でにこやか…、悪くない。
    1万匹ものしらすは本当はありがたくなく、せいぜい3000匹くらいだったらもっとおいしく感じたかもね…、話題つくりと思えばそれも悪くなし。
    pbveloce.jpg怒りっぽさを防ぐためのカルシウム分はしっかりとれた。
    けれど塩をタップリ食べると、それが怒りっぽさにもつながっていく…、だから塩出ししなくっちゃってカリウム分を含んだ何かを体に入れたい。
    それで抹茶をまずは選んだ。
    カフェ・ベローチェの抹茶ラテ…、こってりとしたお茶の風味とポッテリ喉を撫でるミルクのなめらかに塩が流れるような気がする。
    バナナを買っておやつにしようってそんなコトを思う午後。
     

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    渋谷の街外れ、円山町にある「がっと」で会食。
    5104fb85.jpegもう30年以上もお付き合いをしていただいているゴキゲンご夫妻と一緒にたのしく、昔話に花咲かせつつ、おいしいモノに身を委ねます。
    まもなくメニューを一新する、その試食も同時にさせていただきつつと、会話もたのしくしかも料理もたのしいディナー。
    まずは野菜の料理をいくつか…。
    肉や魚で飲む酒は当然美味しく、けれど野菜で食べるワインはまた格別。
    旬の野菜をピクルスにしたここの自慢の一品と、キャベツのステーキ。

    6ab61566.jpeg酸味がおだやかでハーブの香りがさわやかな、浅漬サラダのようなピクルス。
    カリコリ食感やさしくて、食べてるうちにお腹が空いてきたりする。
    キャベツをスープストックで煮込んだものをグリルして、パルミジャーノとオリーブオイルでドレスした、甘くてやわらか、香ばしいキャベツのステーキは新しいメニューの目玉にしようという思ってて、おいしくってペロッとお腹にはいってく。

    鮎のいいのが届いてまして…、と。
    それで作ってもらったグリル。

    オリーブオイルとハーブ塩でこんがり焼いて仕上げたモノで、すだちじゃなくてライムを添える。
    日本ならではの「香り魚」が舶来っぽい感じになるのがオモシロイ。
    二枚に開いた鮎の身、シットリ。
    ハーブの香りやオリーブオイルの風味がのって、鮎の香りが台無しか?と思いきや。
    これがおいしい。
    鮎の香りを邪魔せず逆に、青い香りを引き立てている。
    とても上等なオイルサーディン。
    塩焼きでもない、燻製でもない、はじめて食べるゴチソウに、ウットリします。
    しかも日本酒でもなくビールでもなく、ワインが合うように仕上がっているというのが見事で、とりこになります。

    f5a4f7ec.jpegそれから肉。
    ローストビーフを用意しました。
    そう言いながら、でてきた料理が分厚く切られた牛肉をローストしたモノ。
    ペランペランの英国風のローストビーフと違う。
    アメリカのプライムリブのような姿に、これはビックリ。

    みずみずしさを失わぬよう、焼きあげるというより蒸し上げたような仕上がりで、肉の断面をみると肉の繊維が層なし、おいしく見える。
    赤身のお肉にほどよく脂が混じってて、ゼラチン部分がみてとれる。

    ナイフを入れると、ザクリと手首にうま味が伝わる。
    これを噛んだら顎にガツン!とくるんだろうなぁ…、って口にいれる前からおいしい。
    果たして口に放り込む。
    加えた味は塩だけで、肉のうま味を引き立てる。
    ポワブル、バターでときおり味を変えながら、サイドのマッシュポテトが甘くてネットリ濃厚…、顎を使って味わう肉と真逆のポッテリしたやわらかさ。
    お皿の上に並ぶ料理が助けあい、ひとつの料理になっていく西洋料理のたのしさ味わう…、お酒もすすむ、身悶える。
    dfbf3ae1.jpegにんにくをオリーブオイルでグツグツ煮込んだシンプル料理をホクホク味わう。
    にんにくのうま味がとけこむオリーブオイルをパンにひたしてワインをグビリ。
    ウニのいいのが入ってます…、っていうので作ってもらったパスタ。
    クリーム風味のやさしいソースにタップリウニが混ざって濃厚…、けれどペロンとたべられちゃってしかもこれまたワインが進む。
    昔話に未来の話…、おいしい料理は会話を明るくしてくれる、おごちそうさま、また来ます。



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    ひさしぶりに渋谷のオン・ザ・コーナーで軽く食事を。
    260a45eb.jpeg渋谷で働く友人と、軽く食事をしながら仕事の話をしましょ…、と。
    お腹いっぱいになるためじゃない、会話が自然に弾むような食事をしながらというコトもあり、それならココが一番いいんじゃないのと思って来たらば、まだ夕食時の前というのにかなりの混んでてビックリしました。
    確かにカフェという業態。
    お茶をするだけのお客様もウェルカムで、お茶のつもりで入ったくせに思わず食べたくなるような料理があってはじめていいカフェ。
    だから時間を問わずお客様がいて当然だとはわかっていても、なんだかスゴイなぁって感心します…、いいお店。

    5e7baa32.jpeg実はこの店。
    昔は朝食を提供していて、アメリカンスタイルのたのしいメニューが沢山あった。
    今でも一日中たのめる卵料理やパンケーキなどがありはするけど朝の時間は営業しない。
    だからやってくるコトがほとんどなくて、けれど夕刻。
    開け放たれた入り口の大きな扉の向こうにたのしく、にぎやかな人の姿が見えてなんだかウキウキします。

    飲み物とってまずは前菜っぽい料理をと、それでトマトの料理をたのむ。
    ブラッディーマリートマトっていう名前の料理で、楕円のお皿にスライストマト。
    ウスターソースとオリーブオイルをあわせたソースにパセリにオニオン。
    お皿の横のショットグラスの中はウォッカ。
    食べる前にウォッカを好みで注いでどうぞという趣向にて、なるほど。
    トマトジュースにウォッカをたらし、ウースターソースで風味をつけて飲むのがブラッディーマリーであります。
    口の中でトマトのサラダがブラッディーマリーに変わってくという、不思議な体験。
    大人のゴチソウ、オモシロイ。

    ちょっと小腹をためたいと、それでサンドイッチかハンバーガーをと思ってメニューを見ていたら、なんとスロッピージョーを発見。

    2bd1fd93.jpegアメリカ南部。
    フロリダあたりで生まれたって言われる料理で、海辺のリゾートなんかにいったら、コレを片手にマルガリータやダイキリを飲む。
    それがただしい夕暮れ時の過ごし方。
    口の中にはブラッディーマリーの名残もあって、ならばとたのんだ。

    やってきたのが、なんとも典型的なるスロッピージョーの姿形でウットリします。

    牛ひき肉と、セロリやピーマン、ピクルスなどの、刻んだ野菜を炒めてケチャップ、マスタード。
    塩や胡椒やスパイスでただただ煮込んで、水分飛ばして出来上がり。
    できそこないのミートソースのようなものをバンズで挟んで召し上がれ。
    肉の挽き方。
    中に入れる野菜で味に変化がついてく。

    ココのはセロリが少なめで、パプリカ多め。
    だからちょっとメキシコ料理のチリコンカルネのような味わい。
    けれど甘くて、ケチャップらしいやさしい酸味と香りがおいしい。
    ゴマ付きバンズが痩せた感じで肉のジュースをしっかり受け止め、顎にガツン!と食感たのしい…、バンズと一緒に噛みしめると肉がクチュっと潰れて気持ちが元気になってく。

    やっぱりボクはアメリカ料理が好きなんだよなぁ…、って思ってニッコリ。
    2b259a79.jpeg他にもあれこれつまみになりそうな野菜の料理をたのんで食べた。
    オニオンリングは立派で肉厚な玉ねぎに、ポッテリとした膨らむ衣をタップリまとわせ、ガリッと揚がって、噛むとヌメッと中から甘い玉ねぎがくる。
    味がシッカリついていて、ケチャップなんかを必要とせぬメリハリのある味がお酒を飲む手にやさしい。
    ひよこ豆にコリアンダーやクミンをくわえて油で揚げたファラフェル食べて、その独特の香りをかぐと、あぁ、ニューヨークに行きたいなぁ…、ってしんみり思う。
    そんな夕方、オキニイリ。



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    渋谷のスバーロに顔を出します。

    sbaro.jpg定点観測とでもいいますか。
    定期的にみとかなくちゃ…、ってそれでときおり。
    アメリカの外食チェーンにとって日本は手強い市場。
    成功するより、失敗する確率がずっと高くてアメリカ外食チェーンの日本進出史をもし書いたなら、それは死屍累々と築かれた失敗とごく珍しい例外としていくつかの大成功の歴史になるに違いない。
    にもかかわらず、やはり憧れの市場のようで、一旦撤退したのに再上陸ってチェーンも結構あったりする。

    バーガーキングにウェンディーズ。
    ジェンアンドベリーなんてコンビニ発で路面店なんて、変わったパターンも出てきたりした。
    そしてココも再上陸組。
    アメリカナンバー1のピザチェーン。
    ショッピングセンターの中にはもれなく。
    大都市の目立つ場所にももれなくある、アメリカでは知らない人のないチェーン店。
    ピザとパスタが大好きな日本でならばもっと成功できるだろう…、と。
    最初はダイエーが原宿に。
    あえなく撤退、その10年後に今度は渋谷にお店を作った。
    再上陸したときの計画では、もう30軒ぐらいになってるはずが、いまだにココだけ…、他人ごとながらかなり心配、それでときおり、そして今日。

    63131b7b.jpegセルフサービス、キャフテリアスタイルで並んだ料理を目で見て選ぶ。
    アメリカ人は好きなやり方。
    でも日本のほとんどの消費者には「作りおきを温めなおしただけでしょう?」って言われる売り方。
    それじゃぁ、コンビニの惣菜買って温めてるのと同じじゃない?
    それがなかなかブレークできないところなんでしょう。

    ペパロニピザをたのみます。
    アメリカのファストフードのピザと言えばまずはペパロニ。
    日本のコレはペパロニ自体が細くてちっちゃい。
    ピザ本体もアメリカンサイズより二回りくらいちいさくて、けれどお皿にのっけるとペロンとはみ出す。
    昔は紙のお皿にのっけてだした、それが今では陶器のお皿。
    日本向けにしたのでしょうね。
    そして食べると、なんだかおいしい。
    生地が変わったのでしょうね…、サックリ歯切れて、小麦の香りと旨さが強くなり食べててたのしくなってくる。
    タバスコじゃなく刻んだ赤唐辛子が用意されてるところもアメリカ的でそれをタップリかけると、大人な味になってくる…、これなら悪くないかもしれない。
    一緒にたのんだミートボールも大きくずっしり、モッタリとした重量感にあふれる食感、トマトソースの香りも良くて、なんだかちょっと再評価。
    65f8c053.jpegただこのお店。
    スバーロという名前とロゴのせいでしょうか…、アメリカ人のお客が多い。
    それでアメリカ的なる雰囲気を出せればよかったのだろうけど、そのアメリカ人が霞むくらいに渋谷なギャルがわんさかといる。
    食事してるというのじゃなくて、コーラ片手にグダグダ喋ってしかもうるさい…、渋谷駅前、しかも裏側というロケーション。
    それほど混まず、セルフサービスで客席ホールが二階にあって従業員の監視の目が行き届かない…、だからやりたい放題感が横溢してる。
    料理がらみじゃない理由で繁盛店になり損なってる…、なんだかかなり勿体ない。



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