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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    台湾から友人がやってきて、一緒に食事をしませんかってウレシイお誘い。

    880f7bc1.jpegなにか元気が出るものを…、って。
    それなら焼肉なんかどうだろう。
    日本の焼肉は台湾でも今、大人気。
    それはいいねと、焼肉ディナー。
    聞いてみれば泊まっているのが上野界隈。
    ならばもう、「本とさや」にとどめをさすんじゃないかしら。
    でも今日の今日のコト。
    予約がとれたら儲けもんだネ…、と予約の電話をかけてみたらば、なんと奇跡的に6時半から2時間だけ席があいてるというので、これ幸いと駆けつける。

    浅草、路地裏。
    目立たぬ場所で、けれど近くまでやってくると焼肉のタレが焦げる匂いが風にのってやってくる。
    だからクンクン、鼻を効かせて匂いを辿ってくればお店が見つかる。
    祝日の夜。
    まだ早めの時間というのにお客様が続々お店にやってくる。
    しかも早い時間から食事を始めた人たちが、嬉しそうな顔してお店をあとにしていく…、もう一回転目が終わり始めているんだと思うとスゴい!、繁盛店。

    まずはサイド商品をとって乾杯…、サラダにナムルにキムチをつまむ。
    4cf63d51.jpegココのサラダは韓国風のスープをつかわず、レモンと油、それから塩で味をさっぱり整えたモノ…、シャキッとレタスの葉っぱの食感さわやかで、食べるとお腹がすいてくる。
    脂のおいしいココのお肉も、これと一緒に食べると不思議といくらでも、食べられちゃうのがたのもしい。
    焼肉屋さんにおいてサイドの料理はあまり美味しすぎるのも考えモノで、肉のお供においしいように出来てくれているのがウレシイ…、身の程しったおいしさでいい。

    7d0ea054.jpegその点、ココのナムルもさっぱり。
    モヤシに小松菜、ゼンマイ、モヤシ。
    どれもそれぞれ個別に味を整えていて、おいしくはある。
    けれど味より、野菜それぞれの食感を大切にした、肉の食感ひきたてるモノ。
    白菜キムチにカクテキ、オイキムチ。
    どれも浅漬け…、酸味よりもスッキリとした辛みとこれまた歯ごたえがおいしくできてる。
    食べるうちにどんどん肉を焼きたくなってっくるのが楽しい。

    そして今日のオススメの肉の盛り合わせ。
    赤身がおいしいロースにカルビ、それからハラミと三種類。
    カルビは脂がほどほどのって、たくさん食べても脂が喉につかえることがないのがウレシイ。
    ハラミは熟成が効いてて肉の香りがうまく、何よりロースのサックリ歯切れて噛めば噛むほどうま味が滲んでくるところ…、「あぁ、肉っておいしい」ってウットリしながら焼いてはパクリ、食べてはゴクリを繰り返す。
    それにしてもココのタレの甘み、塩味、辛みのバランスとれていること…、肉もおいしいに違いないんだけど焼いて焦がしてタレをくぐらせ食べるとどうにも身悶えするよなごちそうになる。
    最近、塩焼き系のお店がもてはやされるコトが多いけど、焼肉って焦げた香りと風味を味わうモノだから、タレがおいしいところがやっぱりボクは好き。

    さてさて、ココの名物…、タコカルビっていうのを焼いた。
    abdf9a28.jpeg厚切りの骨付きカルビを焼きやすいよう、肉の部分に包丁を入れ、それを鉄板の上に置くとペロンと広がり、まるでタコの足のようになっていくのでその名がついた。
    脂の乗りと肉のうま味のバランスが良く、なにより焼いてる間にクルンとよじれて表面カリッと焼けていく…、なのに中はシットリ、みずみずしく仕上がっていくのが見事な肉。
    タレをタップリつけて食べると、口いっぱいにジュワッとうま味が広がっていく。
    あぁ、肉だって気持ちがあがる…、骨のまわりの肉を前歯でこそげ落としてベロンと食べると、これがシコシコ歯切れがよくて、肉の香りがまた旨い。
    2cf83893.jpegたん塩、ホルモン、ミノもそれぞれ見事な状態…、中でもホルモンの脂のコッテリのっていて、けれど脂が甘くてきつくない、だからいくらでも食べられちゃうのね。
    これを食べるというコトは、目の前にある脂がボクのお腹の中に移る行為とわかっていてもやめられないのがナヤマシイ(笑)。
    〆にこれまたここの名物アドボライス…、ニンニク風味のタレでこんがり焼いたカルビをナムルと一緒にのせたご飯と、ユッケジャンをクッパでもらう。
    気がきいているところがココのクッパはご飯がスゴく少ない。
    牛骨スープのうま味がドッシリしたスープはタップリあって、これでお腹いっぱいになるわけじゃない〆の料理としてはご飯の少ないところに惚れてしまいます。
    会話をたのしく進ませる、たのしいゴチソウ、アリガタイ。



    関連ランキング:焼肉 | 浅草駅(つくばEXP)田原町駅浅草駅(東武・都営・メトロ)

     

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    新しくなった歌舞伎座の近所で仕事をひと段落させ、それで軽く腹ごしらえをしようと「はしご」…、だんだん麺の名店にくる。

    115cc367.jpegいつもは銀座の別の店にくる。
    歌舞伎町の近くのお店ははじめてで駅は東銀座、住所は銀座4丁目となっている。
    けれど、「木挽町」と呼びたくなる場所だなぁ…。
    近代東京は無粋な地名のはびこる街になっちゃった。
    せめて街を歩くときには昔の風情のある名前でと。
    だってこの界隈はいぶし銀的風情のお店が揃ってて、なにやら江戸の風情も感じる。
    銀座とはまるで違った街でござります。
    ココもいぶし銀的お店のひとつ。

    小さな店です。
    カウンターだけ。
    どこに座っても厨房の気配を感じる清潔な店。
    排骨だんだん麺をたのんでしばらく待って、そして来るコレ。

    今まで食べてただんだん麺と同じ姿かたちではある。
    けれど香りがまるで違う。
    ゴマの風味が強烈なのです。
    スープを一口レンゲですすると確かにゴマの風味を感じる…、けれどゴマまみれかというとドッシリとしたスープのうま味や香りもしっかり口に広がる。
    c4c6b5b7.jpegゴマを擦ってそれほど時間が経たず使っているのでしょう…、小さいお店ならではの丁寧にして正直な作り方をしているのでしょう。
    麺をためしに一口ズルリと…、これが歯ごたえ見事な状態。
    バッサリ歯切れて口の中でちらかって、しかもスープのうま味をしっかりたぐりよせ、口の中をスープのうま味で一杯にする。
    時折、柚子の香りが口の中ではぜてく感じも、今までの店で味わうことができない妙味で、こりゃ、おいしい…、癖になるほどおいしく感じる。

    8f7795a6.jpegご飯を一緒に召し上がりますか?と。
    そう聞かれるのも、ココの習わし。
    ご飯はちょっとペットリしてましたか…。
    まぁ、それはそれ。
    テーブルの上に刻んだタクワン。
    柚子の風味と切り昆布。
    赤唐辛子がまざってて、コリコリとした食感とほどよい塩気と香りが旨い。

    ドッシリとしたスープの味わい。
    食べるにしたがって麺がトロンとなめらかになり、けれどそれが伸びてくようなコトがない。
    小麦の風味が鼻から抜ける、独特の麺の味わい、食感もキリッと際立つ。
    ひとつひとつの味や食感がはっきりとした輪郭をもち、口の中に存在し、それがユックリ、ひとつに混じってお腹の中へと収まっていく。
    もっとユックリ味わって、頭の中に記憶しておきたいのに気づけば、スルンとお腹の中に収まりなくなっていく。
    ナヤマシイほどオキニイリ…、また来なくちゃぁ、この店へ。



    関連ランキング:担々麺 | 東銀座駅築地駅新富町駅



    ところでちょっと前にトヨタが発表した「i-ROAD」って言う超小型自動車。
    全幅85センチというコンパクトな車体で前後2人乗りという、まるで屋根付きバイクのような電気自動車…、かなり注目を集めた車の動画が発表。



    バイクのように自分でバランスを取る必要がなく、車が完全にコントロールしてくれるのだという…、しかも一回の充電で最大50キロまで走行可能。
    レジャーでドライブってときには前後に乗るという、このスタイルがちょっとたのしくないだろうけどバンコクやベトナムみたいな交通インフラが整ってなく、慢性的な渋滞が問題となっている大都市でタクシー代わりにいいんじゃないかと思ったりする。
    昔、ヴァージンエアーのアッパークラスでロンドン行くと、都心までの交通手段をリムジンですか?それともバイクでお送りしますか?って、ヴァージンらしい選択肢があったりしたのを思い出す。

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    渋谷の天厨菜館にて会食…、日本全国から集まった飲食関係の人たちと勉強会を終えての会食にて、スタート前から気持ちがたのしく盛り上がる。
    10da9db4.jpeg大人のお店の少ない渋谷にあって、ずっと昔から上等な中国料理をたのしむコトができる店として有名なココ…、古いビジネスホテルの中に入っていたのが2年ほど前、ビルが新しく建て替りキレイなお店で再登場。
    客席ホールを宴会場に仕立ててもらっておいしくたのしい夜のはじまり!
    乾杯に続いて前菜料理が並び、杯かさねて盛り上がる中、宴席の真ん中にて北京ダックのパフォーマンスがスタートします。

    8d96304a.jpeg北京ダックという料理。
    中国の人のおいしいモノへの執着心がこれほど凝縮された料理はないんじゃないかな。
    だってまずは作る手間。
    ダックの表面に何度も何度も熱い油をかけまわしパリッと仕上げる。
    その皮だけを剥いでたのしむ。
    なんたる贅沢。
    しかも北京ダックを宴席において味わうときには、こうして目の前で最後の仕上げをしてくれる。
    やってくるのは総料理長。
    白い手袋。
    磨き上げられた中国包丁。
    そぎ切った皮を小麦粉を焼いた皮で包み込むためのお供を従え、みるみるうちに料理が仕上がる。
    細切りキュウリに白髪ネギ。
    噛むとジュワッと脂が口にひろがっていき、野菜のシャキシャキした食感とみずみずしさが口の中をスッキリさせる。
    味噌がおいしい。
    鶏の皮というものがあまり好きでないボクでもこれを食べられるのは、味噌のうま味が味わい深く冷たく冷やした紹興酒がおいしくたのしくたのしめるから。

    黒酢に赤酢をくわえたソースで煮込んだ豚肉、小籠包、揚げ点心や魚の料理が続き、どれもおいしい…、でも今日はひさしぶりにあう人たちとの会話がたのしく、あそこのテーブル、ここのテーブルと落ち着くことなく杯もって飛び回る。
    気づけば写真も撮らずにバクバク、食べて楽しむ…、それも良し。
    36dc5800.jpegそれからココの名物料理。
    丸鶏の中にフカヒレを詰めてグツグツ、土鍋で煮込んだ熱々料理。
    取り分ける前に土鍋をもって、テーブルの間を回って説明をする…、その気配りがうれしくて、なにより土鍋を満たすトロトロとしたスープの状態。
    ゼラチン質と鶏の脂がまじりあい、キラキラ光ってまぶしいゴチソウ。
    オイスターソースの甘い香りがフワッと広がる…、早く食べたいって気持ちがせいて、お腹が再びすいてくるのがオモシロイ。

    225803b7.jpeg鶏をばらしてお椀に一杯。
    骨がスルンととれてしまうほど、肉はほろほろ。
    しかもスープの中で煮こまれていて、だから肉がシットリしている。
    上湯スープの上等な味。
    オイスターソースのうま味と鶏の脂のコクがひとつにまじりあう。

    スープと言えばいいのか、ソースと言うべきなのか、コッテリとした味わい、そして濃度にウットリ。
    中に混じったフカヒレの、ハリとコシがみなぎる食感。
    スベスベ、スルスル、口の中を滑る食感。
    なんとも上等。
    めでたい味が体を満たす。

    そしてもうひとつ、ココの名物料理で〆。
    ほうれん草のチャーハン。
    具材は単純。
    刻んだほうれん草と玉子とネギというモノ。
    ほうれん草の緑色が目に鮮やかで、すがすがしい。
    ご飯がムッチリ、パラパラさせずモッチリとした噛みごたえがある…、油をご飯にまとわせた炊き込みご飯のような食感独特で、緑の香りが鼻から抜けていくのもたのしい。
    テーブルの上に食べ散らかした料理をおかずのようにしながら、パクリパクリとお腹に収め、杏仁豆腐で夜のお腹に蓋をする。
    tenchu.jpg日本の外食産業が産声あげた1970年代からずっとこの業界を支え、一緒に作ってきた人たちの話を聞きつつ勇気づけられ、同時にそんな業界も時代に合わせて再構築をしないと正直で一生懸命な人たちがシアワセになれない変な日本になっちゃう。
    だから再び、新しい外食産業を生み出すためにみんなで力を合わせましょう。
    そんな気持ちで盛り上がる。
    ボクたちは一人で戦っているわけじゃないんだと、みんなでこうして集まると勇気がもらえてたのしくなった…、そんなステキな夜のコト。



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    夜、肉を食べたいねぇ…、って行ってそれで有楽町の「韓豚屋」。
    3f475951.jpeg有楽町のガード下にある韓国料理のレストランで、いつも込んでてどうかなぁ…、と思って来たらまだ数テーブルが開いていた。
    今日は混み合いますので2時間限定でよろしければと聞いてくる。
    そもそも韓国料理のお店で2時間も時間を費やしてしまうというのがわからない…、チャッチャと焼いてパッパと食べて、ニッコリ帰るのが当たり前だと思っているのでニッコリ快諾。
    丸いテーブルにつきまわりを見ると、もう食べ終わってしまっているのにスマホの画面を眺めてボンヤリ、席を動かぬ人が沢山。

    a69611ae.jpegサムギョプサルを焼き上げる石板の上で豚肉が干からびて異臭を放つ。
    おしゃべりに夢中で席を立たないのならまだわかるけど、なにがそんなに楽しくて、あんな劣悪な環境でスマホの画面を見てられるんだろう。
    夜になっても外はあったか。
    なんだかちょっとわからない(笑)。

    ナムルをたのみ、フローズンの生マッコリ。
    するとパック詰めされた韓国海苔を一人に一個、どうぞとくれる。
    お通し代わりにすぐに食べてもよいけれど必要なければおみやげに!、って趣向がウレシイ。
    サムギョプサルをたのみます。

    韓国料理のお店を言えばサムギョプサルというのがもう当たり前になっちゃった。
    分厚い豚バラ肉を焼く。
    石板の上でこんがりと。
    網じゃなくて板の上…、だから豚が自分の脂をにじませて自分の脂で揚がるように焼けていくのがおいしいのですネ。
    一緒にキムチ。
    軽く茹で、焼肉のタレをまとわせ休ませたモノを一緒に焼いていき、そろそろ食べごろというとこでハサミで肉を一口大に切り分ける。
    それからキムチ…、これを細かく丁寧に細切りにしていく手際が見事でしかも入念で、見ているうちに口の中がヨダレが一杯、お腹がグーッ。
    f328882a.jpegこんがり焼けた肉の表面の焦げたところがカリッと歯ざわりたのしくて、しかもあまくて香ばしい。
    サンチュに辛味噌、ちょっと酸っぱいタレを揉み込んだ白いネギ。
    焼けたキムチやニンニクをのせてくるんで食べるという、肉と同じだけの量の野菜を食べるコトができるというとこが、女の人にはいいのでしょうネ。
    肉食女子で半地下空間がミッチリ満たされ、スゴいエネルギーを発してる。
    豚肉だからこの食べ方がおいしくて、牛肉で同じようにやってもそれほど感動しない…、脂がおいしいからなんでしょう。

    顔をテカテカさせながら、サムギョプサルと一緒に料理パクリパクリと。
    e55cc541.jpeg玉子を泡立て沸騰させて仕上げる韓国の茶碗蒸し…、ケランチムは中に魚介のスープがタップリでゴロゴロ、イカや海老が入ってフックラムースのような仕上がり。
    日本の茶碗蒸しがなめらか勝負とするならば、まるで真逆のフックラとした泡立つ感じがオゴチソウ。
    アボカドとプリプリ海老でフックラ作ったチヂミもたのしい味わいでココロが満ちる。
    45分一本勝負のテキパキご飯で、表に出る頃には街の行列…、大人気。
    最近、いろんなところにお店があるけれど、ビルの中に入ったお店はどこの雰囲気冷たくて、あんまり好きなれないなぁ…。
    韓国料理店のロケーションってこういうオフビートな感じがいいって思ったりした、夜のコト。



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    銀座の「羽衣」っていう中国料理のお店でランチ。
    58160c00.jpeg鎮座とはいえ8丁目…、しかも昭和通りの一歩手前で新橋駅が最寄り駅。
    新橋9割・銀座1割って感じの場所にあるお店。
    路面に面して小さな入口、お店は階段を降りた地下に広がっていて、これが驚く程に広くて大きなお店なんです。
    しかも中華中華していなくって、見た目まるでカフェラミルのような雰囲気…、居心地よくてしかもそれほど混んでないから思わず長居をしてしまう。
    近所のサラリーマンがユックリ昼食をとった後、お茶を飲みつつ昼の休みをおしゃべりしながら時間つぶしをできるこうしたお店は今時、かなり貴重でありがたい。

    4ef17780.jpegランチがいつも3種類。
    料理がメインのセットが2つ。
    それからココの名物料理。
    上等な醤油ベースのスープを使った麺がメインのセットが1つ。
    どっちにしようか迷ったら、料理のランチに250円を追加してスープを麺に変えてもらえるサービスがある。
    あんかけ鶏唐か、細切り鶏肉の炒め物。
    今日の料理はこのどちらかで、迷わず鶏の唐揚げ選ぶ。

    ぶつ切りにした鶏の胸肉。
    タレを揉み込み卵白をタップリまとわせ衣をつける。
    だから表面サクッとしてて、衣はフックラやさしい食感。
    肉はクチャっと奥歯で潰れる、中国料理ならではのなめらかさ。
    それをどっさり。
    上から野菜のあんをタランと。
    ニンジン、ピーマン、モヤシにセロリ。
    すべて細切り。
    タケノコもちょっと入っていましたか。
    酢豚の甘酢ソースのような酸味に甘み、トマトの軽い香りもあって、トロミは濃厚…、箸で持ち上げると唐揚げに唐揚げにキッチリしがみついて口へとやってくる。
    6fa6ac94.jpegそれにスープ麺…、細めの麺で若干縮れのある卵麺。
    麺そのものはそれほど特徴がなくてスルンと食べやすく、具材は白髪に切ったネギだけ。
    メインはあくまでスープでござる。
    とても上等なフカヒレスープに使われる上湯をベースに、仄かな油と醤油の香りが食欲さそう…、スルスルズルズル、スープをゴクゴク、オキニイリ。
    とは言えやはりスープにも特徴がなく、それなら具材をのせると味の変化をたのしめるんじゃないかしらって、それでメインの料理をのせた。

    ddb4b412.jpeg鶏唐揚げのあんかけをそのままそっとのっけて、麺でくるんでパクリと食べる。
    酸味と甘みがスープにまじり、なんとも爽快。
    スープにトロミが紛れ込み、広東麺のような味わい。
    喉越しを得る。

    これにご飯がついてきて、けれどさすがに全部食べるとかなりの食べ過ぎ。
    料理と麺の相性がとってもよくて、御飯いらずの組み合わせというコトもあってかご飯がすすまない。
    ザーサイ、細切り大根の漬物おかずに半分ほども食べましたか…。
    ごめんなさいね、と残して〆のお茶をもらった。
    料理を下げるテーブル係の人が「あらあら、ご飯が多すぎましたかネ?」って言ってニッコリ。
    いえいえ、スープ麺がおいしかったから、それでお腹が満たされましたと答えて、しばらくジャスミンティーでのんびりしてた。
    お代を払って帰ろうとレジに言ったら、レジ担当のマダムが一言…、「ご飯が多すぎましたでしょうか?」って。
    スゴいねぇ。
    お店の人がお客様のコトをシェアしてそれに対応している。
    余程のお店でもなかなかできるコトじゃない…、そう思ってお店を見るとみんなニコニコしながら仲良く働いている。
    そんな景色がオゴチソウ。
    お店の雰囲気はおしゃれでモダン。
    なのに料理の味や提供方法は昔ながらのクラシック…、鶏唐揚げをのせてくるステンレス製の丸盆なんてしびれるほどにクールでステキで、カッコいい。
    また来なくちゃぁ…、って思って帰る、さぁ、仕事。



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