夜、肉を食べたいねぇ…、って行ってそれで有楽町の「韓豚屋」。
有楽町のガード下にある韓国料理のレストランで、いつも込んでてどうかなぁ…、と思って来たらまだ数テーブルが開いていた。
今日は混み合いますので2時間限定でよろしければと聞いてくる。
そもそも韓国料理のお店で2時間も時間を費やしてしまうというのがわからない…、チャッチャと焼いてパッパと食べて、ニッコリ帰るのが当たり前だと思っているのでニッコリ快諾。
丸いテーブルにつきまわりを見ると、もう食べ終わってしまっているのにスマホの画面を眺めてボンヤリ、席を動かぬ人が沢山。
サムギョプサルを焼き上げる石板の上で豚肉が干からびて異臭を放つ。
おしゃべりに夢中で席を立たないのならまだわかるけど、なにがそんなに楽しくて、あんな劣悪な環境でスマホの画面を見てられるんだろう。
夜になっても外はあったか。
なんだかちょっとわからない(笑)。
ナムルをたのみ、フローズンの生マッコリ。
するとパック詰めされた韓国海苔を一人に一個、どうぞとくれる。
お通し代わりにすぐに食べてもよいけれど必要なければおみやげに!、って趣向がウレシイ。
サムギョプサルをたのみます。
韓国料理のお店を言えばサムギョプサルというのがもう当たり前になっちゃった。
分厚い豚バラ肉を焼く。
石板の上でこんがりと。
網じゃなくて板の上…、だから豚が自分の脂をにじませて自分の脂で揚がるように焼けていくのがおいしいのですネ。
一緒にキムチ。
軽く茹で、焼肉のタレをまとわせ休ませたモノを一緒に焼いていき、そろそろ食べごろというとこでハサミで肉を一口大に切り分ける。
それからキムチ…、これを細かく丁寧に細切りにしていく手際が見事でしかも入念で、見ているうちに口の中がヨダレが一杯、お腹がグーッ。
こんがり焼けた肉の表面の焦げたところがカリッと歯ざわりたのしくて、しかもあまくて香ばしい。
サンチュに辛味噌、ちょっと酸っぱいタレを揉み込んだ白いネギ。
焼けたキムチやニンニクをのせてくるんで食べるという、肉と同じだけの量の野菜を食べるコトができるというとこが、女の人にはいいのでしょうネ。
肉食女子で半地下空間がミッチリ満たされ、スゴいエネルギーを発してる。
豚肉だからこの食べ方がおいしくて、牛肉で同じようにやってもそれほど感動しない…、脂がおいしいからなんでしょう。
顔をテカテカさせながら、サムギョプサルと一緒に料理パクリパクリと。
玉子を泡立て沸騰させて仕上げる韓国の茶碗蒸し…、ケランチムは中に魚介のスープがタップリでゴロゴロ、イカや海老が入ってフックラムースのような仕上がり。
日本の茶碗蒸しがなめらか勝負とするならば、まるで真逆のフックラとした泡立つ感じがオゴチソウ。
アボカドとプリプリ海老でフックラ作ったチヂミもたのしい味わいでココロが満ちる。
45分一本勝負のテキパキご飯で、表に出る頃には街の行列…、大人気。
最近、いろんなところにお店があるけれど、ビルの中に入ったお店はどこの雰囲気冷たくて、あんまり好きなれないなぁ…。
韓国料理店のロケーションってこういうオフビートな感じがいいって思ったりした、夜のコト。
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