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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    西新宿でお昼とします。

    f878a76c.jpgテキサスという店。
    西新宿に林立している超高層ビルの中で、一番、飲食店がシッカリ揃っているビルが野村ビル。
    良すぎない。
    新しすぎない。
    当たり前のモノが当たり前においしい店がズラッと並ぶ。
    しかもその飲食店街がつい最近、改装されて明るくなった。
    オフィスビルという性格上、毎日、使っても財布にやさしくしかも飽きない店揃え。
    いつも感心してみてる。

    そしてテキサス。
    肉天国でございます。
    いつやってきてもランチタイムはほぼ満席。
    とてもにぎやか。
    しかもほぼ100%男性客。
    会社の同僚同士で連れ立ってやってくる人は普通のおじさん。
    けれどひとりでやってくる人は大抵フックラ。
    肉でご飯をもりもり食べそうな人たちばかりで、なんだかおデブが恥ずかしくない。
    何にしようかちと迷い、「Wステーキ」って言うのをとった。
    ハラミのステーキに、カルビ焼きという2種類の肉がひとつの鉄板で身を寄せあっている一品。
    ココはハラミで有名になった店…、安くて歯ごたえたのしく、脂も適度にのっていてだからご飯のおかずにぴったりするのが良かったのでしょう。

    3dd861eb.jpgそれと一緒に盛り合わされてるカルビ焼き。
    実はここでははじめて食べる。
    大抵ハラミを300gとか400gとか食べてしまうので、他のお肉がお腹に入る余裕がなかった。
    けれど周りの人たちが、みんなそれをたのんでいるのでならばためそう…、と。
    それで選んだ。

    塩ダレですね。
    これがやってきた途端に焼肉屋さんで塩モノ焼いてるときの匂いがしてくるのです。
    程よい厚さの肉に細かく包丁いれて、食べやすいようにしているのかなぁ…、と、最初は思った。
    それでナイフをザクッと入れる。
    そしたらなんと。
    肉がバラバラになっていく。
    焼肉カルビを重ねてステーキ状にした。
    とんかつに、ミルフィーユカツっていうのがあるけど、そのステーキ版。
    ミルフィーユステーキって名前を付けたら受けるんじゃないかしら…、って思いながら、パクリと食べる。
    薄切り肉はそのまま焼くと肉汁や、脂が落ちてパサパサになる。
    けれどこうして重ねて焼くと、互いが互いをいたわり合って肉のうま味が損なわれない。
    自分の家でもやってみようか…、って思ったりした、オモシロイ。

    一緒に食事を付き合ってくれた人がたのんだリブロース。
    ステーキにして一番おいしい場所はおそらくリブロース。
    赤身がおいしく、しかも脂もほどよく乗ってる。
    サーロインほどコッテリとした脂ではなく、サッパリ歯切れるキレイな脂が肉のうま味にコクを与える。
    アメリカ人が一番好きな部分でもある…、まさにテキサス…、みたいな感じ。
    バターの風味が肉のうま味により一層の香りをくれて、分けてもらったほんの少しを食べただけでも、肉を食べた!って充実感に満たされる。

    39bf7a55.jpgそれにしてもこのお店。
    調味料が驚くほどに多彩でステキ。
    おろしニンニク、ニンニクチップ。
    ゴマや胡椒にマスタード。
    塩が2種類、甘いのそれから岩塩と味わい違うモノが並んでる。
    それにタバスコ。
    自分の好きな味にととのえ食べられる。
    ステーキ自体は塩をほどこし焼けていて、それで十分旨いのだけど、やっぱり醤油。
    赤いキャップの生醤油を、タランとたらすと鉄板が、ジュジュっといって生醤油を焼く。
    焦げた香り。
    切なくなるような甘い香りが、肉にシッカリまとわりついて、おいしくさせる。
    薄い肉がふくよかになり、凍った肉すらおいしくさせる醤油の力。
    もしアメリカに昔から、醤油があったらどうなっただろう。
    果たして分厚いステーキが、今でも国民食のようになっていたかなぁ?。
    そもそもパンじゃない何かを発明していたかもしれないよね…、って思ったりする、オモシロイ。
    キャベツを刻んだサラダを食べる。
    ドレッシングは薄味で、野菜を食べてるって気持ちにさせてくれていい。
    肉のサイドにスイートコーンともやしがジュウジュウ、肉をあらかた食べ終わりご飯をそこに移して混ぜて、即席チャーハンにして食べる。
    そして仕事といたします。



    関連ランキング:ステーキ | 西新宿駅新宿西口駅都庁前駅

     

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    四谷三丁目の小さな洋食屋さん、「キッチンたか」にやってくる。

    6ff49429.jpg四ツ谷の駅前、新道通りの入り口にある「エリーゼ」という洋食屋さん。
    そこでずっと働いていた人が、今年の夏に独立した店。
    車力門通りという、四ツ谷荒木町のメインストリートのひとつに面した、かつて河豚の専門店があったという場所。
    シェフがたった一人でやっているのでメニューはかなり限定されてる。

    ビーフトマトというエリーゼの名物料理。
    それから分厚い豚肉を使って作るポークジンジャー、ポークソテー。
    それに煮込みハンバーグという、洋食レストランの王道商品。
    プラス、カレーにオムライス。
    本家エリーゼのメニューから揚げ物料理を全部バッサリ切り捨てた、潔さが身の程知ってていい姿勢って、開業とほぼ同時にやってきてそう思った。

    かつてこの車力門通りとそれと並行して走る、杉大門通りは人があふれる通りだった。
    夜も更けるとタクシーがズラッと並んで客待ちするような通りでもあり、そのほとんどが飲食店から出てくる人を目当てにしたモノ。
    次々、お店も増えたけど去年くらいからかなり厳しい淘汰がはじまる。
    古いお店が多かったから経営者の世代交代、新陳代謝が促進されたというコトもあったのかもしれないですネ…、店が随分入れ替わり、こうした新しいお店が最近、増えてきた。
    これもいいコト…、そう前向きにとらえましょ。

    ac7713f4.jpgビーフトマトをたのもうか?って、思ってそれでメニューをみました。
    そしたら他にも、ビーフジンジャーとかビーフバターとかって名前を発見。
    どんな料理なんですか?
    聞いたら、ビーフトマトのトマトを生姜やバターに変えたモノなんです…、って。
    オモシロイ。
    それならビーフバターを下さいな…、って。
    お願いをしてやってきたのが、まさに牛バラ肉のバター炒め。
    甘辛で、ちょっとすき焼きっぽい味がする。
    脂がほどよくのった薄切りの肉で、他の具材は玉ねぎだけ。
    ちょうど牛丼。
    そこにバターをのっけて和えたみたいな感じ。

    ご飯にあう、あう。
    ビーフトマトは洋風の味。
    トマトの酸味がイタリア料理のような感じでご飯よりもパスタとあえて食べたくなるような料理だった。
    これは醤油の味がドッシリ、ご飯向き。
    サイドの食材、あるいは調味料の一部が変わるだけで、こんなに味の印象が変わるのって料理はとってもオモシロイ。
    フンワリ、やさしく盛りつけた千切りキャベツをタレにからめて食べるとそれさえご飯のおかず。
    やさしい味のポテトサラダがシットリとして食感、味とも見事にたのしい口直し。

    c4e78af6.jpgそれからもひとつ、バーグカレー。
    実はエリーゼ時代から、ハンバーグを食べたコトはなかったのです。
    他に食べなきゃいけないモノが沢山あって後へ、後へと先送り。
    それで強、はじめて食べた。

    コロンと分厚いハンバーグ。
    メッシュの細かいひき肉で、こんがり表面だけを焼く。
    それをオーブンの中でジックリ焼いて、だから中にはタップリ肉汁含んだまんま。
    そのハンバーグ。
    提供前に、デミグラスソースの中で温める。
    お皿にご飯。
    こんもり盛ってまずはカレー。
    ビーフカレーでございます。
    辛味よりも酸味とうま味がシッカリとした洋食屋さん的濃厚カレー。
    上にコロンとハンバーグ。
    それからトロンとデミソース。

    スプーンでザクッとそのハンバーグに切り目をいれる。
    するとジュワーッと夥しいほどの肉汁が、ほとばしりでる。
    それも澄んだキレイなジュース。
    まるでブイヨンスープのよう。
    だからたちまちご飯がスープご飯のようになっていく。
    みずみずしくて、しかもうま味がシッカリしててだからカレーやデミソースのうま味を薄めず、サラッと喉にやさしい感じ。
    しかも細かなひき肉がプチュンと奥歯でほぐれて肉の香りやスパイスの匂いを発してなんとも旨い…、ナツメグ風味がなつかしく、ふふふと思う…、オゴチソウ。

    cd1fb2b3.jpgまだまだ認知が低いようでお店はおだやか。
    それほど忙しくはないみたい。
    けれど一生懸命、鍋振る姿。
    ひとつひとつ丁寧に盛り付け、千切りキャベツをいとおしげにそっとつまんで、やさしくのっける。
    後姿が凛々しくて、がんばって!って応援したくなるお店。

    ところで本家のエリーゼという店。
    実は先日、閉店をした。
    そのあと、そこのオーナーシェフが店はそのまま。
    メニューを変えて再オープン。
    いつも行列ができる店。
    だから効率を揚げるためにと揚げ物だけにメニューを限定。
    カツ専門店になってしまったいうのであります。
    そこでお店を16年間やり続け、新たな未来のためにあえて業態変えてみましたというコトだけど、あまりに唐突。
    かなしむ声がネットの中でも結構多い。
    そこの店主の気持ちはかたくな…、今のままずっと揚げ物専門店でやっていくって言っている。
    だとしたら…。
    かつてのエリーゼの名物のソテや炒め物、ハンバーグ。
    それらを唯一食べるコトができるお店はここのお店になったというコトなのでしょう…、カウンターの上に並んだ調味料や漬物も四ツ谷エリーゼのまんまだったりするこの景色。
    かつての歴史を継承しましょう…、って心意気かもしれないなって、ある意味なんだかスゴイこと。
    ますますがんばれ!って思う夜。



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    昼、ステーキを食べたくってしょうがなく、それというのもある店でジェイソン・ステイサムが主演している映画の連動企画で肉まみれっぽいキャンペーン商品を販売している。
    それでのぞきにいったのだけど、なんと開店早々、そのキャンペーン商品は欠品中というではないの…、なんてこったいと憤慨しつつも場所をかえ肉を食べよう。
    fa40db30.jpg一度頭の中がステーキモードになると容易にそれは変わらない。
    どこかでお値頃ステーキランチをやってはいないか…、と必死にデータベース・イン・マイ・ブレインをフル稼働させ、それで新宿にある「銀座四丁目スエヒロ新宿店」にくる。
    これまた不思議なお店でして、銀座四丁目スエヒロという名前でありつつ、もうその銀座四丁目にはスエヒロはない。
    ただただ銀座四丁目にかつてお店があったというノスタルジーとプライドだけで必死にがんばる…、そんな感じの切ないお店。

    0ac68b8d.jpg普段は銀座四丁目価格の高級ランチで、けれどこの時期、期間限定でUSビーフのお得なランチをやっている。
    リブロース。
    200gで1050円というご奉仕価格。
    さすがに分厚いジューシーステーキは期待できない。
    けれどほどよく油がのって、なにより焼き加減が見事でステキ。
    焼け目こんがり。
    炭の香りがシッカリついて、サクッと歯切れる。
    脂のうま味と香りが口に広がって、あぁ、ステーキだ…、ってウットリできる。
    レモン風味のメンドテールバターにレモン。
    塩と胡椒で十分おいしく、けれどそこに醤油をちょっとたらしてどうぞ…、と。
    ご飯のおかずにこれほどおいしい食べ方はない。

    なによりお店の人の対応が的確で、注文のときに焼き加減を聞いてくれる。
    どんな焼き方がおすすめですか?と聞いてみたらば、ニッコリ、即答。
    「ミディアムレアがなにより一番のおすすめです」と。
    薄いお肉をミディアムレアに仕上げて出すのは至難の業。
    けれどやってきた肉を切ってみたらば、見事に中はロゼ色で、ミディアムレアになっていたのも感心します。
    肉のうま味は若干弱い…、USビーフでありますゆえ、コクにかけるところをバターで風味を足して味わう食べ方、昔ながらの知恵に感心、いたします。

    c59acadf.jpgそれにしてもリブロースの肉。
    上からみるとオーストラリアの形をしてる。
    肉の大陸、オーストラリアはステーキ肉の形をしている…、そう思ったらなんだかニッコリ。
    笑っちゃう。

    この店。
    昔ながらに徹底的にこだわり続けているのでしょうネ。
    コーンポタージュを追加でとった。
    小さなカップに上品な量。
    つまりほんの少々、やってくるのだけれど食べるとなんとも、甘くて旨い。
    丁寧に裏ごしをしたとうもろこしの甘みと香りを、しっかりスープのうま味が支える。
    クリーミーで喉に引っかかるモノなどまるでなくってトロリなめらか。
    It's corn potage!って感じの一品。

    ガルニの野菜。
    フライドポテトの切り方、味のととのえ方やクルンと丸くくりぬいたにんじんグラッセの甘やかさ。
    どれをとっても昔ながらで、だからでしょうネ。
    お店に次々やってくるお客様の平均年齢、60前後という成熟度。
    スパッと切れるナイフは上等、ほどよくズッシリしたスプーンやフォークと、テーブルの上がキラキラしているところも贅沢。
    まさに銀座四丁目的?って思ったりした、さてさて移動で、仕事とす。



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    信濃町にてランチを食べる…、カフェシェーキーズというお店。
    47add5c8.jpgアメリカ生まれのピザレストラン、シェイキーズのカフェ版というコト。
    ランチバイキングのさきがけとでもいいますか…、学生の頃には本当にお世話になったレストランで当時はこれぞアメリカっていうスパイシーで香り豊かなガッシリタイプのピザがたのしく味わえた。
    スパイスまぶした輪切りジャガイモを揚げたフライドポテトも独特で、お昼に食べると一日ゲップがシェイキーズ臭がしたものでした。
    今でもバイキングをしているけれど、レシピは随分おとなしくなり、牙を抜かれたライオンみたいなボンヤリとした中身になった。
    そこのカフェ版…、信濃町の駅前の神宮外苑の緑の中に埋もれるような場所に出来てた。

    c5a84a34.jpg開放的な気持ちのよい店。
    ロイヤルグループの経営になってシェイキーズ自体がカントリー風の店作りから都会的な洗練されたムードになった。
    その完成形みたいな感じ。

    「カフェ」って名前についてる通り、リビングルームっぽいソファだったり、ミッドセンチュリーっぽい椅子、テーブルが並んでとても気持ちいい。
    オープンキッチンと客席の距離感がとてもよくって、お店全体においしい空気がただよっている。
    ランチはパスタやピザをメインにしたモノ。
    シェーキーズといえばやっぱりピザでございましょうゆえピザをメインに。

    お店がお洒落になったのと同じように、ピザもオシャレさんになっちゃった。
    インド料理のナンのような形状でフックラ。
    今日のピザはグラタンピザというコトで、ホワイトソースがタップリぬられシメジとエビのむき身がのっかる。
    生地はおいしい。
    サクッと表面の歯切れ感はシッカリしていて、歯ごたえムッチリ。
    生地そのものに塩のうま味がのっかっていてしかも小麦の甘さがキチッとしてる。
    具材、ソースにチーズのバランスも悪くなく、シェイキーズ的ピザではないけどカフェの料理としては十分おいしく感じる。
    カウボーイ的マッチョなアメリカは今の日本じゃ人気がないのでありましょう。
    お店にやってくる人たちも、ほとんど女性でだってそうした店の雰囲気だものねぇ…、ってシミジミ思う。

    d5da0da1.jpgこのメインのピザに、スープにサラダ、飲み物がつく。
    サラダとメインのピザがひとつのプレートにのっかってるとこが、カフェな感じなのでしょう。
    カフェとはレストランから食器を省略したモノである。
    なんでもかでもを大きな四角いプレートに盛りあわせればカフェな料理になるような。
    好きかと言えば、あんまり好きなやり口じゃない。
    けれど気軽な雰囲気が出るのがいい、という人もかなりいるに違いない。

    ジンジャエールは自家製で、生姜の風味がピンッとたってる。
    なかなかのでき。
    にも関わらず、スープは出来合い。
    化学調味料の味がまりにきつくて途中でギブアップする。
    サラダのひとつとして添えられているポテトサラダもどこかの工場でできたもの。
    飲み物やデザートに手間をかける分、料理の手間を極力はしょる…、というのがおそらくロイヤル的なるカフェの料理の解釈なんでしょう。
    まぁ、それはそれ。
    サービスしているスタッフの笑顔がピカピカ。
    厨房の中の人たちの働きぶりも見事なもので、おごちそうさまってお金を払って表に出ると「ありがとうございます」ってお店をあげての元気な声に、気持ちよくなる。
    休日のお昼下がりに気のおけぬ仲間と一緒にくると話がはずむ。
    そんな使い勝手のお店かなぁ…、と思ったりした、そんな午後。



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    肉を食べたい…、新宿駅に向かう電車の中で思った。
    駅に電車が近づいていく、ガタンゴトンと車輪の音をかさねるごとにどんどん肉へと気持ちが向かって走る。
    そうだ、あそこに寄り道をして肉を食べよう…、とついて早々移動をし、西口近くの「肉の万世」に気づけばチョコンと座ってた。
    022af374.jpg和牛切り落とし肉の鉄板焼風をメインにたのんで、洋食セットをえらんでたのむ。
    いつもは和食セットにするのです。
    ココの和食のセットについてやってくる、豚汁がとてもおいしくそれでいつもそれなんだけど、今日はなぜだかサラダにスープを食べたくて。
    たのむとそれほど待たずして、サラダとスープがやってくる。
    和食セットだとメインがくるまですべてがおあずけ。
    けれど洋食セットになると、こうしてお腹のスタンバイができるステキによかったと。

    60a66b33.jpgまずはコーンポタージュをコクリと一口。
    ポッテリとした飲み口で、後味スッキリ。
    必要以上においしくさせず、素材の持ち味だけで作った上等な味。
    舌が味を探して目覚め、お腹がポワンとあったかになる。
    それからサラダはシャキンと冷えてる。
    グラスのボウルが霜づくほどにキリッと冷えてて葉っぱも冷え冷え。
    奥歯でパリパリ、小気味いい音をたてて壊れて青い水をタップリ吐き出していく。
    お腹の準備が整う感じ。
    日本の料理は何もかもが一度に揃って、あとはただただ食べるだけ…、ってそんな便利もステキだけれど、西洋料理の手順を踏んで、徐々にクライマックスに向かってくコース的なる食べ方も好き。

    サラダを全部食べ終わる頃、メインがジュウジュウやってくる。
    松阪牛。
    ロースやモモなど脂をあまりもたない赤身。
    ステーキ肉を形成するとき、どんなコトをしても出てしまう半端な肉を薄切りにする。
    塩と胡椒だけふり、それをジャジャっと炒めてそれを野菜炒めの上にのっける。
    かつてはレギュラー、それからジャンボとふたつのサイズがあっただけ。
    今では肉80gのミニサイズと、それからレギュラー。
    そのレギュラーには130g、180gと50g刻みで好きなサイズを選べるようになっている。
    ボクの隣のおばぁさまが、わたしはお肉少なめで…、とミニをたのんで食事をしてた。
    そういう時代なのでありましょう…、ボクは180gをたのんでタップリ、だって肉を食べるというのが今の気持ちでそれでコレ。

    e22842d6.jpgタレが付きます。
    芥子をといた醤油ダレ。
    ココの鉄板焼きは昔から、芥子醤油で食べるならわし。
    今ではこれにカルビ焼肉風の甘辛タレも選べるようになっているけど、やっぱりココはオリジナル。
    芥子多めの辛々にして、そこにトプっと肉を付けるとコホンと咳き込む。
    それほど辛い。
    唐辛子じゃなくマスタード。
    だから辛味がツンと襲って、しかしたちまち消えていく。
    消えたあとにはマスタードらしいスッキリとした香りと甘み。
    それに醤油の風味がくわわり、肉そのもののうま味と味を引き立てる。
    野菜と一緒に食べると甘みが、グーンっと引き立ちムッチリとした肉の食感。
    クシュクシュとした野菜の食感。
    それにご飯のモッチリが混じってとても賑やかでいい。

    ここの洋食セットはパンかご飯が選べる。
    ご飯を選ぶとオモシロいコトに、お皿じゃなくて茶碗にご飯がやってくる。
    これがウレシイ。
    お箸で食べるコトを前提にしたこの商品。
    肉をタレにトプンと浸し、それを持ち上げ口に運んでやる途中。
    タレがたれぬよう自然とご飯の茶碗をそえる。
    ご飯の上にタレがポトンと垂れていき、それがご飯をおいしくさせる。
    タレをタップリつけた肉。
    ご飯にのっけて、ご飯と一緒にワシワシ口にかき込んでやる…、牛丼的なるこの食べ方が薄切り肉をおいしく食べる秘訣なんだな…、って思ったりもした。
    堪能す。

    来るたびココはサービスがよくなっているのに、ニッコリします。
    ニコニコとしたステキな笑顔に、顔や仕草でちょっと合図をしてやると、ササッとこちらにやってくる、その洗練とひとつひとつのサービスの丁寧にして正確なとこ、気持ちが良くってオキニイリ。



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