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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝をおむすび…、四ツ谷の駅の上にあるおむすび権兵衛でサックリと。

    2cbfd609.jpeg玄米使ったフックラおむすび。
    手づかみするのがためらわれる、ホロッとほぐれるはかなさが、上等な朝の気分を作ってくれる。
    これはこれでオゴチソウ。

    海苔でくるんだモノよりも、具材をタップリ入れてむすんだだけのモノ。
    特に刻んだ具材やひじきをご飯にまぜあわせむすんだモノがココでは大好き。
    ジャコとしそ、それに青菜をタップリまぜた玄米ご飯のおむすびが今一番のオキニイリにて、これを食べようと思った瞬間、パラリと口でほぐれるお米が想像できる。
    白米に比べて格段、情報量が多いのですね。
    散らかり転がり、奥歯に軽く抵抗し、なお噛みしめると香りが滲む。
    じゃこのクシャッと潰れる食感。
    菜っ葉がクシュンとみずみずしくて、ウットリするような朝になります。

    なによりココのおむすびの、1個の大きさ。
    小さなお茶碗、軽く一杯という分量でひとつで十分、お腹にたまる。
    二個で大きなお茶碗一杯。
    三個で堂々、どんぶり飯という具合なのでありましょうか?
    料理というもの、大きさ、重さで印象がかなり変わってくるけれど、ココのおむすびは見た目に大きくけれどフックラ出来上がってる。
    だから思ったよりも軽くお腹におさまっていく。
    なんだかたのしいオゴチソウ…、一緒に豚汁、それから唐揚げもらって一膳。
    5851428e.jpegココの唐揚げは不思議においしい。
    米粉を使って揚げているので、サクッと表面香ばしくバリッと砕ける衣が儚い。
    肉に味をキチンといれて、だからムッチリ、肉がほどけて口に旨みを広げてく…、とは言え油っこさがほとんどなくてここのおむすびと相性バッチリ。
    だから必ずたのんで食べちゃう。
    味噌の風味があざやかな具沢山の豚汁も、大根、ニンジン、ごぼうに里芋。
    野菜たっぷりで味わい深い、お腹もあったか・・・、ありがたい。

    今日も体を動かす仕事をする一日で、それで昼を肉にしました。

    21a6c85f.jpeg秋葉原のトゥッカーノ。
    ステーキをカウンターで食べるという、粋な店。
    夜はシュラスコつまんで酒を飲むバーのようになるんだけれど、昼間は肉でお腹いっぱいになるたのしみのあるお店。
    牛肉、豚肉、鶏、ソーセージといろんな種類の肉が揃っているのだけれど、やっぱりココは牛肉でしょう。
    しかもランプ。
    赤身のおいしいガッシリした肉をどっさり。
    180gから好みのサイズでたのめてそれも注文してから切り分ける。
    分厚く切って鉄板の上に置いてじゅうじゅう焼きつつ食べるという趣向。

    肉は厚切り。
    塩と胡椒をどっさりまぶして焼くのがおいしい。
    レンズを向けて撮るとキラキラ、塩が光って見えるほど。
    ソースやタレをかけずともそのままおいしく食べられる、噛むとガッシリ、歯ごたえたのしく肉の旨味が奥歯を伝って口いっぱいに広がっていく。
    よく焼けた鉄板の上にのせられて、最初は当然レアな肉。
    フォークとナイフで転がしながら、焼き具合を加減しながらレア、ミディアムにウェルダンと肉のいろんな味わいたのしむ。
    ひんやりとしたレアは肉の甘味を感じ、焼けていくに従って肉の匂いが濃密になる。
    クッチャリ歯茎にまとわりつくような生なところもおいしいけれど、焼けるに従い奥歯にしたたか抵抗するような歯ごたえ持つのもオモシロイ。
    abcfd4cf.jpegそれにしても今日の鉄板…、いつも以上に熱く焼けているのでしょうか…。
    放っておくとたちまち肉に熱が入って焼けていく…、だから肉をいんげん豆の上にのっけて避難させほどよき状態をなるべく長く保って味わう。
    今日食べたのは1ポンド…、つまり450gオーバーという分厚く大きな塊で、300g程をそのまま塩と胡椒の味で味わい、残りにタップリ、サルサをのっけて酸味と辛味をくわえて肉の甘みを引き立て味わった。
    ひさびさ顎が疲れるゴチソウ…、仕事をミッチリがんばろう。



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    勉強会が終わって家に帰る途中に、晩ご飯。

    008f6dea.jpeg伊勢丹の地下食品売り場の中にある「キッチンステージ」にやってきました。
    オープンキッチンで料理ができてるさまを眺めて食事をたのしむ。
    厨房というステージを前にしたボクらは観客で、しかもガラスの壁で仕切られたお店の中の様子は外から丸見え。
    食品売り場で買い物している人からみれば、食べてるボクらも舞台の一部。
    たしかにココはキッチンステージ。
    オモシロイ。

    テーブルの上にはナイフ・フォークに並んで今日のレシピが置かれる。
    今日の料理は「ドンチョッチョ」。
    イタリア南部、シチリア地方の料理を得意にしているお店。
    予約が取れないので有名だった「ダ・トンマズィーノ」ってお店のシェフがはじめたお店で、ここも予約が取れないお店になった。
    そこの料理が気軽にフラッと食べられる。
    しかもお店は夜の営業しかしていない。
    お酒を飲まず、食堂風においしい料理だけをこうしてたのしめる。
    ディナーだけの店がココでランチタイムの営業をはじめたみたいな感じがとてもうれしくて、早くこなくちゃと思ってた。
    ちなみにボクのMacBookで、ドンチョッチョって入力したら、一番最初に「どんチョッチョリーナ」って変換候補が出てきちゃった、笑っちゃう。

    まずは前菜…、大きなお皿の上に3種の料理が並ぶ。

    d07b442b.jpegシチリアの料理と言えばマグロの料理。
    地中海のマグロが集積した地域で、だから昔からマグロをおいしく食べるレシピをたくさん持ってた。
    グリルに揚げ物。
    マグロの卵巣をからすみにして、パスタやリゾットに使ったりするのもイタリア南部がマグロ文化のまっただ中にあったということの証であります。
    日本のマグロのかなりの部分が、地中海のイタリア周辺の畜養されたモノだったりする。

    今日のマグロはカルパッチョ。
    マグロをオリーブオイルでマリネしてあるのだけれど、オリーブオイルに塩だけじゃなくグラニュー糖を混ぜている。
    かと言ってマグロが甘くなっているかというと決してそんなことはなく、魚の旨味が引き立つコトに貢献していてオモシロイ。
    カルパッチョの上にちらかる野菜の中に小さな小豆。
    枝豆か?って思ってみると、これがそら豆。
    小さなさやに入ったそら豆らしくよく見ると、確かにそら豆独特の爪の形をしてる。

    それから野菜のカポナータとミートソース味のお米にパン粉をつけて揚げたアランチーノがついて一揃え…、アランチーノを揚げ焼きする香ばしい香りがお店に漂ってきてお腹がなるのがなんともウレシイ。

    c7915a3f.jpegメインディッシュは牛肉使ったメニューと魚の2種類あって、そのお魚もカジキマグロでそれにする。
    カジキマグロを分厚く切って、チーズを加えたパン粉で揚げる。
    中はシットリ、外はカサカサ。
    カジキマグロって熱をくわえるとガッシリしてきて、まるで鶏肉みたいな食感がしてくるところがオモシロイ、肉に負けない食べごたえがある。

    それにパスタがサイドに付きます。
    イタリア料理は基本、前菜+パスタ+メインディッシュで完結する。
    そのパスタとメインを一皿にもる、ピアットウニコな感じがステキ。
    指輪のパスタと呼ばれるアネッリ。
    サラミとトマト、チーズで味を整えてオーブンの中で焼き上げる、焦げたチーズがグラタンぽさを醸し出す、本当はこれで赤いワインを飲むんだろうなぁ…。

    ところでこの店、メニューのレシピは数週間の単位で変わる。
    けれどお店のスタッフはいつも同じで、だから自然と顔見知りができてくる。
    中でもホールでサービスを担当している女性スタッフがとてもチャーミングで笑顔がキレイ、しかもサービス的確で、ステキだなぁ…、って思っていたら、ニッコリしながらボクにこういう。
    「今日もキレイな写真に撮っていただけました?」って…、いつものお席と違ったテーブルだから照明の感じが違うってお困りじゃないかしらって思って声をおかけしました。
    そう言いながら、再びニッコリ、恋する気分にウットリします。
    cdd22ca0.jpegサイドのサラダ野菜も見事…、ステキな料理ばかりの中で、中でも見事と感じた料理が、アランチーノとカジキの揚げ焼き。
    どちらもカサッと油っぽさを感じさせず、特にアランチーノの中にギッシリ詰まったお米を味付けているラグーの風味豊かでおいしいコトにウットリ。
    カプッと齧るとフワッと口の中に広がるおいしい蒸気…、肉の香りにチーズの風味、セロリやニンジンなどの香りの強い野菜の香りが口の中に広がっていく。
    とても得した気持ちになって、今日の疲れも見事に取れる。
    スキップしながらボク、帰る。

    ちなみに下の食べログデータはドンチョッチョ本店のモノを貼りました!



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    朝をたのしく弁天庵。
    f018a031.jpegさすがに昨日は良く寝れて、けれどまだまだ寝足りない…、なんだか頭がボンヤリしててまず腹ごしらえと表に出たら空までぼんやり、湿気が多くて蒸し暑く、蒸気が街に漂っている。
    今日明日、空が乱れるようで梅雨をまだまだ前にしてのこの天候不順。
    今はいいけど来週月曜の金環食の日には晴れてネ…、って思ったりする。
    いつもの朝の定食たのんで、お茶を飲みつつボンヤリ待ちます…、5分ほど。

    6a71a818.jpegそば屋さんの出汁巻き玉子。
    今日は若干フックラで、口に含むとジュワッと出汁が流れだす。
    あくび混じりの口がニッコリ。
    出汁の旨味で目を覚ます。

    納豆、それから山芋とろろ。
    ネバネバモノは口に含んだ途端に滋養を感じてうれしい。
    お腹の中にジンワリ染み込む、肉のようなスタミナ食材と違ったやさしい元気をくれる。
    ご飯を食べるの忘れてゴクリと、山芋すすって体の中の疲れをとります。

    そして蕎麦。
    海苔をちぎって風味をくわえ、花巻そば風にして食べる。
    出汁をすった焼き海苔はトロンと粘って蕎麦にからんで口の中へとはいってくる。
    蕎麦の香りに海の匂いが混じって、とてもふくよか。
    そういえば、お盆の上に並んだおかず。
    山芋とろろも、納豆も、そして焼き海苔、どれも蕎麦の具材になります。
    出汁巻き玉子だって蕎麦にのせれば出汁を吸い込みおいしくなってくれたりもする。
    そば屋の料理って効率的で合理的…、考えられて出来てるんだってちょっと勉強…、オモシロイ。

    それから勉強会の準備をします。
    MacBookで作ったレジメを、そうだどこかでプリントアウトしなくっちゃって、一番近所で便利な場所はセブンイレブン…、PDFのファイルにしとけば多機能コピアでプリンできる、しかも1枚10円で…、あまりの便利にニッコリしつつ、書類を持って池袋。

    db39ff3d.jpegランチを「タカセ」にいたします。

    池袋にくるたび、ちょっと寄りたくなるオキニイリ。
    ココを思い出にした人の、その思い出に会いに来る…、そんな気持ちで来たくなる。
    なんてことない店なんですけど。
    駅の前。
    パン屋のビルの上の上。
    ボクの生まれた街にもこうした洋食レストランがかつてあった。
    「洋食」だとか「パン」だとかがそもそも珍しく上等だった時代の贅沢。
    ボクも母に連れられて…。
    大抵、塾の帰りや発表会が終わったご褒美とかに背筋を伸ばしてやってきていた。

    今となっては普通のお店。
    決して高級というわけじゃなく、けれどなんだか昔の贅沢思い出し、気持ちがやさしくなってくる。
    お店にやってくる人たちも、この店が贅沢だった時代の人たち。
    だからニコニコ、とてもほがらか。
    従業員さんも昭和の雰囲気をもった人たち…、タイムスリップしちゃったような気持ちになります。
    時代物のパイプの椅子。
    小さなサイズのテーブルにビニールクロスがかかってる。
    一昔前のデパート食堂みたいな感じで、気軽でレトロでなつかしく、最近のモダンで豪華な店ばっかりがいい店じゃない…、って実感します。

    9aa28f3c.jpeg何を食べよう…。
    ちょっと軽めにしたくって、ピラフにしようか、それとも昭和なナポリタンにしようかと思ってメニューを見てたら一品。
    「洋風弁当」ってメニューをみつけて、それにする。
    何が入ってやってくるかはわからない。
    けれどそれもまたたのしみで、しばらく待ってやってきたらば、弁当箱の仕切りをはみ出す大柄なエビのフライとサーモンフライ。
    ギッシリ感が際立ちかなりのボリューム感。

    しかもなんと、エビフライをとると下にはロースハム。
    それから野菜サラダがタップリ。
    マスタード風味のちょっと大人な感じのドレッシングが、ピリッとしててキャベツの甘さを引き立てる。
    サーモンフライをどけるとなんと、そこから焼肉、ウィンナさんが顔のぞかせる。
    なんたるビックリ、サプライズ。

    ひとつひとつの料理はシッカリ…、何しろエビはプリプリで鮮度抜群、パン粉衣で太ったモノじゃないのがうれしい。
    サーモンフライの下に隠れた焼肉は牛ばら肉をカリッと炒めた、味はちょっとすき焼き風の甘辛風味がご飯のお供にピッタリしてる。
    これに味噌汁…、田舎風のコッテリとした濃厚味噌にイリコの出汁がポワンとただようご家庭風にて、これまたご飯をおいしくさせる。
    d5049ba6.jpeg缶詰フルーツがデザートがわりにはいっているのがこれまた昭和。
    だって昔、フレッシュフルーツよりも缶詰の方が甘くておいしくて、子供的にはうれしかった…、特に黄桃のムチュンと歯ぎれる食感が子供の頃を思い出させる。
    ほどよくお腹を満たしてさてさて、これからガンバル元気をもらう、ガンバロウ。



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    仕事の途中にセガフレード…、スペシャルグラニータをチュチュっとたのしむ。
    氷と飲み物をブレンダーでジャジャっとやって作るスタバの「フラペチーノ」みたいな飲み物=ココのグラニータで、フラペチーノに比べて甘み控えめ、シャリシャリ氷の粒も大きくて喉を滑り降りるときにひときわ冷たく感じる夏のゴチソウ。
    dfdf3d39.jpegで、今回のこれ…、エスプレッソフレイバーのグラニータにBABBIのウエハスがついてくるのがスペシャルなる所以であります。
    エスプレッソの香り豊かなグラニータ。
    そこにホイップ、それからココアパウダーをタップリふりかけて、ストローでチュルンとすするとビターなコーヒーの香りが一旦、舌の上にのっかり溶けて口いっぱいに広がっていく。
    直接喉の奥へと流れこんでいく、ラテと違って口の中にしばらくとどめおかれる感じが贅沢で、ドルチェを飲んで感じがしてくる。
    ウェハスで生クリームをすくってパキッと噛むと、前歯で砕けて挟んだヘーゼルナッツのクリームがエスプレッソに混じって豊かなコクを生む…、今一番のオキニイリ。

    昼を、新宿のメトロ街にある「肉の万世」。

    834decee.jpeg万世グリルと一時期呼んでいたような気がするけれど、今では単純に「肉の万世」。
    肉屋さんが経営する洋食屋さん。
    日本全国にそうしたお店は結構ある。
    大阪にいけばなんばの「はり重」。
    名古屋であれば「すぎもと」だとか、どこもがすき焼き、ステーキ、しゃぶしゃぶと肉を贅沢に食べるレストランも併設してて、けれど大衆的なハンバーグとかステーキ重とか気軽に食べるコトができる料理を扱うグリルや食堂を運営してる。
    特に万世。
    一時期、郊外型のファミリーレストランタイプの店を経営してたコトもあるほど、積極的に食堂風のお店を展開している会社。
    だから、大衆的な値段で肉を…、ってウレシイ提案をしてくれる。

    それほど大きくはない店で、客席ホールににもかかわらず4人ほどの従業員がサービス担当でスタンバってる。
    基本動作も確実で、笑顔もキレイ、気持ちいい。
    ココ、オキニイリノ「和牛切り落としの鉄板焼き」を選んでたのむ。
    鉄板の上に野菜と和牛の切り落とし。
    脂をあまりもたぬ赤身を細かくそぎ切りにした薄切りの肉がタップリ、山盛り…、かなりのボリューム感に思わずニッコリ。

    908545c1.jpegボリューム別に三種類あるこの商品の一番肉の多いのたのんだ。
    とは言え肉は200gで、それでこれほどの山盛りになるって不思議。
    それで一番小高くなってるところの肉をつまんで持ち上げたらば…。
    下は野菜炒めでござった。

    これを上げ底ととらえると、気持ちがさみしくなってしまう。
    これは主役の肉を野菜たちが、持ち上げもてなしおいしくしてる…、とそう思ったらとてもたのしい。
    何しろ切り落としとはいえ、和牛であります。
    だからこのくらいの特別扱いをしてくれてもよかろうもの…、とはげしく納得。
    肉に余計に熱が入ってしまうのを、防いでくれる役目もあります。
    それに肉の脂と風味が、下の野菜に行きわたり鉄板の上にあるものがみんなおいしくなる工夫。
    そう思ったら、良し!であります。
    オゴチソウ。
    醤油に芥子をといたタレが小鉢に入ってやってくる。
    これをジャジャっと上からかけて食べてもいいんだけど、それだと全部が同じ味になる。
    しかもタレが流れ落ち、下に敷いた野菜がどんどん辛くなる。
    それでトプッと浸して食べます。
    浸し方次第で素材そのものの味になったり、芥子醤油の味になったりいろんな味がたのしめる。
    それになにより、全部上からかけても味が足りなく感じる…、けれどこうして漬けてたべると食べ終わったときにも半分以上残ってる。
    調味料を食べるのでなく、料理を食べなきゃ…、って思ってそれで。

    e95e8d07.jpegシャキシャキスベスベ、野菜があまくて食感たのしい。
    肉はガッシリ固めで噛めば噛むほどうま味がでてくる。
    顎においしいオゴチソウ。
    ご飯の上に乗っけてワサっと、タレの風味が移ったご飯と一緒に食べると上等牛丼。
    胡椒をかけて味わうと、風味豊かでピリッと辛く、しかも肉の脂と混じりあい甘みすらをも感じるステキ。

    セットでご飯と豚汁がつく。
    ここの豚汁、好きなのです。
    出汁がシッカリきいていて生姜の風味がさわやかにして、そこに豚の脂のうま味とコクが混じって味わい濃厚。
    ニンジン、大根それからごぼう…、ココにジャガイモが入っていればほぼ完璧なボクの中にあるおいしい豚汁。
    味噌の風味がとても独特、香ばしく豚肉の香りをほどよく中和する。
    しばらくそっと置いとくと、味噌がそっと下に沈んですべてのうま味をたたえたオスマシ状のスープが浮き上がってくる。
    それをススッとすすり上げ、徐々に味噌の風味が濃くなりコッテリ味の豚汁を味わうたのしさ…、これ自体が立派なメインディッシュに感じる、満たされる。



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    仕事で新宿…、ひと段落してそのままランチを西新宿で。

    78d76ee1.jpeg肉をがっつり食べてやろうとテキサスに来る。

    ステーキ=カウボーイ。
    そう連想させた時代からずっと続いているお店。
    ステーキがまだまだ高価で、庶民の手が出ぬ商品だった昭和の中盤。
    ハラミだとかキューブロールだとか輸入牛の大衆的な部位を使って気軽な値段で「肉でお腹いっぱいを売り続けていた」お店であります。
    なつかしい。

    野村ビルの地下一階。
    やってきたらばスゴイ混雑、特に女性がズラッと並んで殺気立ってる。
    今日は「29の日」でもあるまいし、どうしたこと…、って思っていたらなんとココ、毎週金曜日は500円で女性に限りステーキランチが食べられるという。

    d1dd992e.jpegうーん、女子は得な日本であります。
    「こんなおじさんでもココロは乙女」って言っても気持ちがられるだけで、特することはないから普通に1100円を払ってハラミのステーキ食べる。

    230gというミディアムサイズ。
    かつてステーキハウスでハラミは苦肉の策の肉でした。
    分類的には内臓で、肉ではないと言えなくもない。
    けれど旨みが強烈で若干、独特の香りもあるけど保存状態、調理次第でおいしくなる肉。
    ココも昔からランチの主力はこのハラミ。
    フランスなんかじゃ昔から、カフェのランチと言えばバベット。
    つまりハラミのステーキで日本もパリな感じになったということかもね(笑)。
    最もハラミが市民権を得た理由は、多分焼肉レストランがおいしいハラミの食べ方を定着させたからでしょう。

    細くてコロンとしたハラミ肉をパカッと開いてステーキ状にして焼いている。
    匂いもおいしく味わい豊か。
    ただコクが若干足りぬ分をバターで風味を足して、ちょっと固くはあるけれど顎を動かし食欲わかす、歯ごたえすらもおいしいゴチソウ。
    fb57c585.jpegココは調味料が豊富に用意されていて、胡椒に塩、にんにくチップに生ニンニク。
    自家製ソースが3種類、他にもあれこれ薬味、調味料が揃ってて、お店の人がステーキを持ってきたとき「自由に味をととのえてたのしんでください」って一言添える。
    自分の味で食べられる…、大衆レストランはこれでいいんだ。
    お店の味をありがたく食べ給え!なんて大げさなレストランではないのがウレシイ。
    醤油にタバスコタップリかけて、甘いスイートコーンと一緒にハフハフ食べてご飯を食べる…、昨日は炭水化物祭のような一日、だからココでは小ライス。
    肉を食らってお腹を満たす…、たのしい昼と相成った。



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    そういえば、野村ビルのこのフロアーに「まるきそば」ってお店があるはず。

    e1667b98.jpegそう思って、覗いてみます。
    半ライスですませたっていう気持ちにちょっと余裕があって、もし空いてたら試食もしようかと思ってきたら、なんと閉店!

    どんな店だったかといいますと、丸亀製麺の日本蕎麦バージョンだったのですね。
    入り口脇にそば打ちコーナー。
    お湯がタップリ湧いている茹で麺場がありそこで茹でた麺をキリッと水でしめ、ざる、もり、かけにして食べる。
    天ぷらだとかおでんがあって、おむすびなどとあわせて満腹をたのしむシステム。
    まさに丸亀製麺で、実は丸亀製麺をやってる会社がやっていた。
    名古屋に一軒、ここに一軒。
    あわよくば全国展開と思っていたに違いないけどあえなく撤退。

    そばとうどんの違いがあって、だってそば。
    うどんに比べてそもそもコストがかかってしまう。
    しかもおいしいそばであればあるほどそれは、そのままザルで味わうコトがふさわしくなる。
    カレーや肉との相性が良い頑丈なうどんに比べて、出汁やタレのバリエーションでたのしむことがむつかしい、だからなかなかビジネスモデルが組めなかったのでありましょう。
    蕎麦=おじさんって言うイメージがありお腹いっぱいというイメージにつながらなかったからかもしれない。
    正直、このお店ができたとき、もしかしたらとボクも思った。
    けれど頭で考えるコトが、そのまま成功するとは限らぬ「食べる産業」はそういう一筋縄ではいかない産業って今朝はしみじみ思い知る。
     

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