忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 05
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    04 2025/05 06
    S M T W T F S
    1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    午前の打ち合わせのあと、ポールバセットでぼんやりします。
    4e086cdb.jpeg西新宿の新宿野村ビルの地下にあって、サルバトーレとシームレスでつながるとてものびやかで、ゆったりとしたステキな空間。
    最近、渋谷のヒカリエの中にもお店ができたけど、そこのゴチャゴチャとした雰囲気を思えば天国。
    都心にあって、奇跡的なほどのんびりできる素晴らしい店…、オキニイリ。
    サルバトーレが開店前というコトもあり、ソースを仕込むおいしい匂いがやってきて、ランチタイムの準備をしている従業員の姿も凛々しく明るい気分。

    3973b44a.jpegコクリとしたのはマキアート。
    エスプレッソのトロンとポッテリした喉越しに、最小限のミルクの泡。
    トロンと流して、ハートマークをキレイに作る。
    手際見事でウットリします。

    エスプレッソを出すマシンのポッド。
    そこにギシギシ。
    上半身の体重をのっけてコーヒーの粉を押し込める。
    そこのプシュッと圧力をかけ抽出をした、トロンと濃厚なエスプレッソ。
    コーヒーってお店、お店で味の流儀があるのがステキ。
    ココのは酸味が穏やかで、苦味がビリッと際立っている。
    飲み口トロンとなめらかで、ポッテリ喉をおちていく。
    ミルク臭さがほとんどなくて、ミルクの泡はコーヒーの苦味と混じって甘みに変える、おいしい触媒のような役割を果たしているだけ。
    エスプレッソをそのまま飲むより、不思議なほどにエスプレッソらしく感じる。
    大人の飲み物、オゴチソウ。

    そのうち徐々にお店がにぎやかになっていく…、隣のサルバトーレがランチ営業を開始してお腹を空かせたお客様が次々お店にやってくる。
    そろそろボクもランチにしよう…、さてさてどこでと思ってそうだ、近所にロイヤルホストがあるじゃないって思う、それで移動といたします。



    関連ランキング:カフェ | 西新宿駅新宿西口駅都庁前駅



    西新宿の三井ビル…、その一階にある店で今はシズラーになってる場所に昔、伝説のロイヤルホストがあった場所。

    a82aadcf.jpeg朝のパンケーキが有名で、近所にある高級ホテルから外人客がワザワザ食事をしにくるお店で、まさに彼らがずっと狙ってた「街場のホテルのコーヒーショップ」というコンセプト。
    それがいきいき息づいていた。
    今も場所柄というコトもあるのでしょうね、かなり混んでてランチは一杯。
    昨日のリベンジを果たしたかった。
    イタリアンフェアのパスタを食べにとやってくる。

    レストランには忙しいときに実力を発揮するタイプと、ゆったりとした時間帯に真価を発揮するとこがあり、ファミリーレストランという業態はいそがしいときにお店の実力がでる。
    フルスタッフで厨房の中はベストな状態…、であるはずで、しかも今、ファミリーレストランでランチで名声をとらなくちゃお客様の評価が高くなることはない。
    ところでこの店。
    よほどオペレーションに自信があるのか、ピンポンベルがついてない。
    だからといって、客席の様子に気配りできているかというと手を上げ、声を出してもなかなか注文とりにきてくれない。
    人出がたりない様子です多分、ピンポンベルをつけたら逆にピンポンピンポンうるさいからベルを置いていないのか?って思ってしまう。

    90a8940f.jpegボスカイオーラをたのんで待ちます…、おとなしく。
    20分ほど待ちました。
    なるべく15分以内に商品提供はしましょうね…、っていうのがチェーンストアのガイドライン。
    だからギリギリ。

    ランチメニューが40種類ほど。
    それにフェアーメニューがあって、それだけじゃなくグランドメニューも置かれてて、そりゃ大変だろうと思います。
    しかもランチの目玉にトーストサンドが含まれている。
    手間がかかるモノをたくさん用意して、それで時間がかからぬほうがおかしいですもの。
    こんなにメニューが無くちゃお客様が怒るのか?
    メニューが多くて料理が遅れてしまう方がよほどお客様を怒らせるんじゃないかと思う。
    けれどなんでいつものあれが無いんだ?と叱られるのが怖いから、どんどんメニューが増えてくんでしょ。
    暴動がおこらぬ程度の待ち時間にて、やってきたこれ。

    見事であります。
    パスタは昨日と同じ状態。
    ソースにたよらず鍋の中で味をきめ、仕上げてつくる昔い味。
    それも見事で昨日以上に専門店的ってウットリしました。
    ただこれで1000円ちょっという値段が微妙。
    ファミリーレストランのパスタと思えば880円とかがいいところ。
    ロイヤルホストの名前を捨てて、専門店で売れば多分、1380円の価値がある。
    ちなみにとある理由があって、完食できずにお店を出ました…、その対応はスマートにして真摯で誠実、さすがロイヤルホストと思いはしたけれど、そんなところで褒められる、ロイヤルホストはちょっとさみしい
    、微妙にリベンジかなわぬ今日のランチでござった、また来よう。


     

    関連ランキング:レストラン(その他) | 都庁前駅西新宿駅新宿西口駅

    拍手[5回]

    PR
    先日、食べてハマったパスタ…、ホームズパスタに絶望食べにやってくる。

    c7f0cd0c.jpegここにある、とわかってしまえばわかり易い場所。
    でもここにこんなお店があるなんて、なかなか思えぬ小さなビル。
    シースルーのエレベーターを使って降りるともうお店の中。
    ミッチリ感が漂う空間。
    しかもエレベーターのドアがあいた途端に、トマトソースやニンニクの匂いが漂い、お腹がギュギュっとなるのがたのしい。

    このお店。
    伊勢丹の社員食堂的役割も果たしているのでありましょうか…。
    次々、デパガ女子が2人、3人とつれだってやってくるのもまたオモシロシ。

    絶望という名のスパゲティーをたのんでたべます。
    基本の味はトマトクリーム。
    中にタップリガーリック。
    具材と言えばマッシュルームやシイタケ、刻んだオリーブとシンプルさにて、それらすべてのうま味が溶けこむソースの力でグイグイ味わうタイプ。
    ソースというか、スープというか、真っ赤なソースの中に麺が溺れているかのようなヴィジュアルも力強くて、ボリュームタップリ。
    女子が集まる店なれど、女子っぽいくない男っぷりのよい料理。
    f6ffdbec.jpeg匂いもかなり熱烈で、「お待たせしました」って言われなくてもペペロンチーノな匂いがこちらに向かって一直線にやってくるから、ボクの料理が来たってわかる。
    それほど強烈…、でもその匂いこそがここのパスタのおいしいところ。
    ソース熱々、しかもパスタも熱々で麺を持ち上げヒックリ返すと中からボワッと湯気が噴き出し、それと一緒においしい香りがやってくる。
    クルンとフォークに巻きつけてパクリと食べると、ガツンとトマトと塩の味。
    焦げたニンニク、スキッと鼻から突き抜ける赤唐辛子に、オリーブオイルのコクが混じって、あぁ、おいしい…、スプーンでソースをすくって食べる。

    c02bb21c.jpegスパゲティーをフォークとスプーンで食べるのはアメリカ人的野蛮なコト(笑)。
    けれどココのスパゲティーはソースを残すのがもったいなくて、それでスプーンでゴクリゴクリと口に運んで味わい、たのしむ。
    後で喉が乾くのが、わかっていてもやめられない。

    スパゲティーもかなり頑丈。
    食べ終わるまでずっと熱々、にもかかわらず麺がヘタって伸びない不思議。
    茹で加減もいいのでしょう。
    でも麺そのもの頑丈なモノを使っているからずっとアルデンテ感が残ってくれる。
    イタリアンレストランでは食べることが多分できない、パスタのお店ならではの、メインディッシュ的ゴチソウパスタ。
    やっぱりこれは、オキニイリ。
    力強くて、これでご飯が食べられそうな。
    まるでラーメンみたいなたのしい食べ心地。
    お腹いっぱいにたのしくなってく。
    パンが一切ついてきて、それをタップリ、ソースに浸して食べるとやっぱり、ご飯がほしい(笑)。
    ランチタイムのサービスのアイスコーヒーたのんで飲んだ。
    ココのアイスコーヒーは、砂糖がタップリ入った甘いの。
    氷タップリ、キーンと冷えててソースに焼けた舌や喉をやさしくいたわりリセットさせる…、かなりハマった、また来よう!



    関連ランキング:パスタ | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    ところでまもなく発売される(であろう)iPhone5のニュースがウェブにはあふれていますが、こんなiPhone5があったら買っちゃうかもってフェイクPVがあって笑える。



    よくできてるでしょう…、喋り方や言葉遣いに、ナビゲーターが座る角度に話しかけるスピード、トーンとアップルさまが作る製品紹介に本当に似てる。
    しかも彼が言ってる内容。
    iPhoneを使ってみんなが何をしているかって言うと、ほとんど食べ物をとって投稿しているわけだからそれに特化したiPhoneあってもいいじゃない…、って。
    だから50mmマクロレンズ搭載して、ISO感度は最大6400…、暗いレストランでも見違えるほどにキレイな料理の写真がとれる。
    それにキャプションをつけてFacebookとかピンタレストに投稿すれば友達だって感心するよって…、うーん、上手い。
    ボクの生活を紹介しているみたいな感じなブラックユーモア、かなり好き(笑)。
     

    拍手[6回]

    家に帰る前に頭のエネルギーを補給する午後…、昼下がり。

    stpsc.jpgスタバに来まして、オキニイリのを。
    ポピーシードクリームチーズパウンドなる、たまに思い出すといてもたってもいられなくなるオキニイリ。
    味も好きではあるのだけれど、その食感が癖になる。

    ポピーシード。
    ケシの実の種がタップリ、生地に混じって焼けている。
    淡い黄色の小麦の生地。
    そこにポツポツ、黒く小さな粒粒があり、それがケシの実。
    生地そのものはざっくり、フォークを当てると崩れる儚い質感。
    ところが口に含むとたちまち、トロトロとろけてクリームみたいになっていく。
    その食感をクリームチーズが増幅させて、ついさっきまでパウンドケーキの形をしていて、なのに今、口の中にあるのはまるでムースのようなその不思議さにまずはウットリ。
    そこにプチプチ、ポピーシードがはじけてたのしい。

    ケーキ生地のバニラな香り。
    クリームチーズの酸味がスキッとさわやかで、ポッテリとした濃厚な味わいなのに、後口スッキリ…、だから次々、お腹の中にたのしくおさまる。
    あっという間に食べ終えそうになるのがちょっとさみしくゆっくり、ジンワリ、舌の上にてとろかし味わう。
    テラスの席はまだ夏の日差しに眩しくて、けれど日陰に入ると風が今日はここちよくゆっくりするのが苦痛じゃないのがアリガタイ。
    stpc.jpgそれにしてもこのケーキ…、断面をみるとやっぱりニッコリ笑っているように見えるステキにニッコリします。
    クリームチーズが弓なりになってるところが笑顔の唇。
    細かくあいた気泡のいくつかが、鼻に見えたり目に見えたりと見る角度によってその表情がちょっとづつ変わっていくのもなんだかたのしい。
    お供の飲み物はダブルショットの冷たいソイラテ。
    いつもより濃い目のエスプレッソの風味が、豆乳の持つ青い香りを引き立ててコックリとした喉越しもよく、口がスッキリ、サッパリしてくる。
    頭の疲れもゆっくりほぐれる…、さてさて仕事といたします。

    そして夜…、ピザと食べたいという人がいてそれで四ツ谷のサルバトーレ。
    94dd6fdc.jpeg夜にここに来るのははじめて。
    ホテルの一階、そこのレストランを兼ねているというコトもあるのでしょう…、夏休みに入った都心のレストランにしては賑やか。
    テーブル席は満席で、それでカウンターの席をもらって夜にありつく。
    しかもラッキー、目の前にピザ窯のある一等席がボクらの席で、へらを器用に使ってピザを焼き上げている職人技を間近に見ながらの食事としました。
    8359b572.jpegエビとアボカドのシーザー・サラダをまずは口切り。
    生のニンニクがザクザク入った大人味にて、ドレッシングもかなり濃厚…、ボリューム感にはかけるけれどもひと口ごとにお腹を空かせる良き前菜。
    サラミをタップリ入れたマルゲリータを今日のピザとし、さすがサルバトーレのピザは生地の端までモッチリおいしい。
    目の前で出来上がったできたてを、そのままどうぞと出してもらえるからお皿の上でもグツグツ、チーズが沸騰していておいしさ感が一層際だつ。
    パスタの代わりにリゾットもらい、ホツホツとした米の食感たのしんだ。
    明日は早起きになりそうで、そろそろ寝ます、おやすみなさいまた明日。



    関連ランキング:ピザ | 四ツ谷駅四谷三丁目駅曙橋駅

     

    拍手[6回]

    新宿で始まった日帰り旅が、新宿で終わる今日…、王ろじにくる。
    e2129d9d.jpeg大正創業のとんかつの老舗であります。
    「新宿の路地裏にあって王様の味」を目指して王ろじ…、「昔からある新しい味」っていうのがここのお店の料理のテーマでメニューは全部で10種類ほどしか用意されてない。
    どれもが変わらず昔のままで、けれど他にはないモノばかり。
    特にココの「とん丼」はたまに無性に食べたくなってしまうゴチソウ…、今日がその日でありました。

    4eaa2d30.jpegかなり待ちます。
    カツを揚げるのに15分ほど。
    それにあわせてあれやこれやを準備して、どうでしょう…、30分弱は待ちますか。
    その待ち時間をココの自家製漬物を食べつつ待つのだけれどこれがまずは変わってる。
    大根、ニンジン、そこにピーマンが加わった粕漬けなのです。
    味は和風で、なのにピーマンの香りがどこか洋風で。
    不思議な味わい。

    そしてとん丼。
    丼の中にご飯、カレー、それからとんかつ。
    とんかつの上にはソースがタラリというつまりカツカレーのようであってでもちと違う。
    カレーの量が少なくて、しかもどこか一味足りない。
    辛味、うま味、甘みがそれぞれ穏やかでつまりコレはカレー風味のソースであって、あくまでカツが主役の料理。
    しかもこのカツ。
    ロース肉を叩いてクルンと丸めて芯のようにして、細かなパン粉をギッシリつけてガリッと揚げた、歯ごたえたのしいとんかつで、これまた独特。
    油で揚げているはずなのに、カラッとしていて脂っこくない…、オゴチソウ。

    ココのもう一つ名物が「王ろじ風とん汁」。
    853cc9a2.jpeg丼にタップリの分量で、しかも作り方が変わってる。
    小鍋に玉ねぎ、それからベーコンを入れてこんがり焦がしたところに、甘めの麦味噌を加えて豆腐、それからスープを注いで仕上げてく。
    だから熱々、しかも油の風味がたのしくて玉ねぎから出た甘みがおいしい、こんな作り方をする店を他にボクはしらない…、だからたしかにこれは「王ろじ風」。
    しかもこのとん丼の丼が下皿の上に丼が乗っかってるようにみえるのだけど、実は下皿と丼がつながっている不思議な造形…、どこかハイカラ、かなり好き。



    関連ランキング:とんかつ | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    ところで本日、8月9日は長崎の原爆記念日であると同時に、野球の日であったり、鍼灸マッサージの日であったり薬草の日でもありパクチーの日でもある。
    原爆記念日以外はほとんどが、「8と9」の語呂合わせでできている中にあって実はムーミンの日でもあるそうであります。
    ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンさんの誕生日が8月9日だったから、世界的に今日はムーミンの日…、それを記念して動画を一枚貼っておきます。



    ねぇムーミン♪ではじめるカルピスまんが劇場の「ムーミン」じゃなくて、「楽しいムーミン一家」の主題歌の方。
    このドラマの方がほどよく暗く、原作の中に潜んでいる狂気がちらりほらりと顔をのぞかす大人な感じでボクは好き…、トアエモアの白鳥英美子さんの声も伸びやか。
    カラオケで今度歌ってみようかなぁ…(笑)。
     

    拍手[5回]

    肉の万世にやってきました…、たまに無性にやってきたくなる。
    3084ce3e.jpegいいお店です…、古き良き時代の上等なレストランの雰囲気がいまだに残っているお店にて、来るとシャキッと背筋が伸びる。
    決して大げさな場所にあるわけじゃないのですけど。
    新宿駅の地下街で、お店の雰囲気だって決してゴージャスって感じでもない…、かつてどこにでもあった大衆的なグリルレストランの形をしてる。
    けれどステキなコトにココには、まだ洋食が贅沢だった時代の空気が漂っている。

    ea13dc63.jpeg働いている人がいいのです。
    白くて糊のパリッときいた清潔なシャツ。
    黒いベストに蝶ネクタイ。
    昔、上等なお店はどこでもこうした格好でお客様をもてなしていた。
    ホテルのコーヒーショップだったり、街場のグリル。
    あるいは贅沢な喫茶室。
    テーブルクロスがかかっているところには必ずこうした人たちがいた。
    この店、さすがにテーブルクロスはなく、けれどココロにテーブルクロスを抱いてサービスしているように感じます。
    何しろ40席ほどの小さなお店に、サービススタッフが全部で5人。
    にもかかわらず手持ち無沙汰な人は1人としておらず、みんなキビキビ仕事をしている。

    目当ての料理を選んでたのむ。
    和牛切り落としの鉄板焼き。
    昔からのここの名物。
    小判型の大きな鉄板に野菜を山盛りしいて、そこに焼いた和牛の端材をたっぷりのっけて「さぁ、どうぞ!」という豪快にしてたのしい料理。
    切り落としという端材を使って商品にする…、いまでこそいろんなお店がやっているけどレストランは割りと嫌った。
    だって「端材」を出すのは料理人としてのプライド許さず、しかも大量に肉を売らなきゃ端材もでない。

    62d257e8.jpegだから躊躇するお店が多くて、けれどココ、もともと肉屋が母体ですから端材の確保はお手の物…、レストランの料理じゃなくて肉屋の料理というコトだったに違いない。

    見た目は悪くて不揃いだけど、味わい深くてしかも安い。
    歯ごたえに味。
    あるいは口の中での存在感の不揃いをたのしむことができればこれほどたのしい料理はない。
    しかもカメラを鉄板の反対側に向けて撮ったら、肉の料理じゃなくてまるで野菜の料理に見えるのが、なんともステキ。
    キャベツにニンジン、玉ねぎ、ピーマン、それからモヤシ。
    肉はたっぷり160g。
    野菜はおそらくそれの倍くらいの量があるんじゃないかしら…、かなりのボリューム。
    しかも野菜をたっぷり食べられるというのが、肉を食べてる背徳感に打ち勝つ勇気をくれてとってもアリガタイ。
    8dd5106a.jpegほんの少しの塩と胡椒で下味つけてはいるけれど、ぼぼ素材の味しかないこれをマスタードをたっぷり溶かした醤油のタレにトプンと浸してそして味わう。
    クシュクシュスベスベした野菜。
    赤身がメインで歯ごたえたしか、脂もキレイにほどよくのってて噛む楽しみを味わう肉との相性抜群…、たっぷりタレを染み込ませご飯に乗っけて丼風にたのしむ贅沢。
    セットの豚汁がまたおいしくて、ココの味噌って分けてもらえるならほしいよなぁって思う程にコッテリ、濃厚、肉の脂をひきたてる。
    ご飯はお代わり自由ではある…、けれど今日はそれを我慢し、ほどよき満腹で家に向かいます、ノッタリと。



    関連ランキング:ハンバーグ | 新宿西口駅新宿駅西武新宿駅

     

    拍手[6回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]